「日本人の9割が知らない英語の常識181」キャサリン A.クラフト
P24
hobbyは「向上心をもちながら、ひとりで長期にわたって打ちこんできた活動」といったニュアンスもあります。というわけで、読書、映画鑑賞、スポーツなどは“hobby"に含まれないのです。
×What's your hobby?
○What do you like to do in your free time?
P57
うまくいくように願っているよ。
I'll keep my fingers crossed.
(そう言えば、米ドラマを見ると、登場人物が指をクロスしているシーンがある)
P78
お支払いはどういたしますか?
How will you be paying?
未来進行形は「自然の成り行きや決められた予定を述べる控えめな丁寧表現」もある。
P81
ヒロシマの悲劇を二度と繰り返すな!
No more Hiroshimas!
(複数形になっているのに注目。「2つめのヒロシマをつくってはいけない」わけだから)
もうこれ以上、核兵器はいらない
No more nuclear weapons!(やはり複数形にする)
P98
by the time 「~するときまでには」という〈期限〉をあらわす接続詞
until(~までずっと)は〈継続〉をあらわす
小田原に着くまで、カレンは眠っているだろう。
Until(the time) we get to Odawara, Karen will be sleeping.
P110
そこまで手がまわらなかった。
I didn't get around to it.
P132
take は「かかる」ですが、時間や労力が「かかる」
costは、費用が「かかる」。
This jacket cost 70,000 yen.
P135
travel(旅行する)は動詞で使いtrip(旅行)は名詞で使うというのが、ネイティブの「常識」です。
P140
settle an issue 議論・論争を解決する
problemは「対処や理解が困難な事柄」ですが、しばしば否定的に響くので、とくに義論の対象となるような「問題」はissueと呼ぶ傾向があります。
ネイティブ・スピーカーの頭にはコロケーション(連語関係)がある。
solve a problem
answer a question
P172
相づちについて
Gosh, it's cold.
I know.(そうね)
P176
トイレの呼び方
bathroom 家庭
restroom ホテルやレストランなどの公共の場所
lavatory 飛行機や列車
toiletは「便器」そのものを意味するので、下品(vulgar)に聞こえる。
【ネット上の紹介】
本書は、日本人の9割が知らないと思われる「英語の常識」について考察したものです。現代日本には英語があふれていますが、英語のネイティブ・スピーカーなら誰でも知っているのに、日本人にはほとんど知られていない「常識」もまた数多く存在します。知っていると役に立つ、嬉しくなる知識が満載!
第1章 日本語と英語の発想の違い(ここはどこですか?「ここはどこ?」の「ここ」をどう表現する?
彼のどこが好きなの?「どこ?」と「なに?」 ほか)
第2章 文法の誤解(シャツに卵がついているよ。冠詞のつかない“egg”
彼女はブロンドの髪をしている。毛髪を数える? ほか)
第3章 語法の勘違い(そこまで手がまわらなかった。“get around to A”という口語表現
家まで送ろうかと彼は言ってくれた。“offer”の使い方 ほか)
第4章 マナーの非常識(“玄関先で”どうぞ。“Please.”のその先は?
ジョンさん、ちょっとよろしいですか?ファーストネームに“Mr.”はつけない ほか)
第5章 カタカナ語の不思議(あとでラインするね。「ラインする」や「ググる」を英語で
そこはパワースポットだと言われている。“power spot”とは? ほか)