【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

トレッキングパンツ・軽アイゼン購入

2014年12月31日 09時38分53秒 | クライミングギア&登山装備

先日、トレッキングパンツ・軽アイゼンを購入した。
冬ハイキングに備えている。

最近の山行はアプローチの近い低山ばかり。
それでも、冬のハイキングは、降雪があると凍結して足下が滑る。
プラブーツ+12本爪アイゼンは、低山に使用するには、あまりに大層である。
前回の冬は、トレッキングシューズにスパイクを装着して歩いていた。
今回、(予備の)スパイクと軽アイゼンとを購入した。
さらに、、トレッキングパンツも買った。
内容は次のとおり。

①トレッキングパンツ(3シーズン用)¥10,500
②トレッキングパンツ(冬用)¥13,800
③軽アイゼン¥2,900
④スパイク¥1,100
⑤ホイッスル¥560
⑥鈴¥500

【自分の為の覚書】
①Marmot Trek Comfo Pant MJP-S4018/DBNI
   Sサイズ、ウエスト66~74 撥水+ストレッチ
②Marmot Trek Warm Pant MJP-F4037/DBGE
   Sサイズ、ウエスト66~74 耐久撥水+ストレッチ+速乾(腰裏メッシュ部)
③Mt.dax HG-121
①と②に関して・・・ウエスト66~74であるが、バンド付きなので軽く締めている。
伸縮性がすごくよく、気に入った。
何年か前、モンベル専門店で、何種類かトレッキングパンツを試着したが、どれも気に入らず。
(それ以来、トレッキングパンツ購入を諦めていたが、今回久しぶりに購買意欲がわいたのだ)
Marmotのトレッキングパンツは、ストレッチ性が高く、軽い。
アレーのクライミングパンツを持っているが、それに匹敵するか、それ以上かと思う。
(但し、摩耗や、耐久性については未知数、②に関しては、布のこすれる音が少し気になる)
以上、冬山セールのロッジで購入、覚書として、書いておく。 

左から、前回使用のスパイク、今回購入のスパイク、一番右端は軽アイゼン

こちら12本爪アイゼン、プラブーツとの組み合わせワンタッチタイプ
使用頻度が低いので、綺麗なまま、である

昔使っていた12本爪アイゼン、紐部分は買い直して付け替えた記憶がある
底に雪が付着して盛り上がるので、何度もピッケルでこんこんと叩いて落としたのを思いだす


ポンポン山▲678.9m

2014年12月30日 08時58分49秒 | 登山&アウトドア(関西)

ポンポン山に登ってきた。
おそらく今年最後か。
静かな山を楽しむことが出来た。

杉の古木

縦走路より

山頂から愛宕山方面

本山寺

神峰山寺


「迷子の自由」星野博美

2014年12月28日 21時10分17秒 | 読書(写真エッセイ)

迷子の自由 
「迷子の自由」星野博美

星野博美さんの写真エッセイ。
写真家だからなのか、一瞬の風景を切り取るのが巧みである。
その現在の風景から、過去や未来も想起させる文章。
ホント、見事である。

P47
なぜ香港にこれほどインド系の人々が多いかというと、一言でいえば阿片戦争が原因だ。インドの植民地化に成功した英国は、次に中国を狙って阿片戦争をしかけた。そしてその際植民地として得た香港には、警察や軍隊要員としてインド人を大量に送り込んだ。その末裔たちが、いまでも香港には多く暮らしているのである。

P150-151
反日感情について書かれている
1937年の盧溝橋事件の後、蒋介石は重慶に臨時政府をおいた。
そのため、1939-41年まで、日本軍の空爆にさらされた。
あちこちに防空壕が残されている。
著者は、そんな重慶に反日運動が高まっている時に訪問している。
ところが、住民の方に親切にされている。
これはどうしたことだろう?

この反日気運は、旧来の単純なナショナリズムだけでは説明しきれない、何か別の不満感情が複雑にからみあって生まれたものではないだろうか。重慶にいたからこそ、私はそう感じた。


[目次]
東京(引っ越しの朝
ブロッコリー ほか)
インド(インドへの道
夢 ほか)
東京(そっぽのアンテナ
サクラチル ほか)
重慶(チュンキン
ルーシーの夢 ほか)
東京(記憶喪失の予定
私は機械になりたい ほか)
[出版社商品紹介]
今日は迷おう。知らない道を歩いてみよう。迷子になることで何が見えてくるのだろう。著者の写真×エッセイ集。


「死を想う われらも終には仏なり」石牟礼道子/伊藤比呂美

2014年12月25日 23時43分53秒 | 読書(介護/終活)


「死を想う われらも終には仏なり」石牟礼道子/伊藤比呂美

石牟礼道子さんと伊藤比呂美さんの対談。
それだけで、(このテーマにもかかわらず)わくわくする。
どうして、このような対談をされたのだろうか?
あとがきに、次のように記されている。

P207
親が年老いて、死というものについて考えはじめたのが2年前、今、要介護五の母は入院して寝たきり、要介護一の父は家で独居、身の回りの世話は毎日1時間ずつのヘルパーさんに頼っている。わたしはほとんど1月おきに、カリフォルニアの家族と熊本の両親の間を行ったり来たりしている。

このような状況から、伊藤比呂美さんは「死とはどういうものか」と考えるようになった。
いったい誰に聞いたら、あけすけに語ってくださるだろう?
石牟礼道子さんなら、どうだろう?
そんな訳で、この対談が企画された。

P87
南無阿弥陀仏とは・・・
伊藤 それは、お経じゃない、なんて言うんですか。
石牟礼 「六字の名号(みょうごう)」と言いますね。

P110
「流流草花」(るーるーそーげ)と言う言葉は石牟礼道子さんの創作、とのこと。
そうだったのか!
山岸凉子作品に、同名の「流流草花」があるが、石牟礼道子さんの作品から拝借していた、という事が判明した。
即ち、山岸凉子さんは「あやとりの記」(1983)を読んで、自伝マンガ作品「流流草花」をASUKA1986年7月号に描かれた、と。

P114
石牟礼 お経を集団で詠むことを「声明」(しょうみょう)って言いますね。天台宗の声明が一番いいと言われているけれど、それで宗派によって、同じ『正信偈』(しょうしんげ)でも、ちょっと節が違うんです。

P136
この辺りから、本来のテーマから逸れて、「梁塵秘抄」や後白河院の話が中心になり、
どの歌が好きか、とか趣味の話に移行していく。(それはそれで面白いんだけど)

P188
石牟礼さんが子どもの頃のエピソードが語られる。
すぐ近くに末広という女郎屋があったそうだ。
七夕の日には大きな七夕さんが立ったそうだ。
石牟礼道子さんは母に、次のように尋ねたそうだ。

石牟礼 「末広の姉様たちは、なんば書きなはったやろか」って・・・・・・。
「良か夢なりとも、くださりませ」と書きなはるに違いないと母が言ってました。現世では良かことは来ないわけですから、夢でなりと、良か夢が来ますようにと、書きなはっとじゃなかろうかと。
伊藤 石牟礼さんも、そこに書かせてもらいました?
石牟礼 書きよりましたよ、一生懸命。
伊藤 なんて書きました?

・・・なんて書いたと思いますか?
小さな女の子なら、普通、夢のあることを書く、と思われる。
ところが石牟礼さん、想像を絶することを書かれている。
・・・「我に七難八苦を与えたまえ」、と。(山中鹿之助か!!)

【梁塵秘抄より】

「暁静かに寝覚めして、思えば涙ぞ抑え敢へぬ、儚く此の世を過しえは 何時かは浄土へ参るべき」

「をかしく舞うものは、 巫(かうなぎ)小楢葉(こならは)車の筒(どう)とかや、平等院なる水車、囃せば舞ほ出づる蟷螂、蝸牛」

【参考リンク】
本作品は、先日紹介した「「先生!どうやって死んだらいいですか?」の姉妹編。
対で読むと良いでしょう。
「先生!どうやって死んだらいいですか?」山折哲雄/伊藤比呂美
・・・おおざっぱに言って、こちらは、自分自身どう死ぬか、どう向き合うか、がテーマ。
本作品「死を想う」は、死に逝くものをどう送るか、死とは何か、が語られる。

【ネット上の紹介】
寝たきりの母を持つ詩人は、死とはどういうものか知りたかった。他の人にあけすけに聞けない、「でも石牟礼さんなら」。これまで多くの苦しみと死を見つめてきた作家は、切実なことをぐさりと言われたような気がした。こうして十二月の穏やかな日、二人は語りはじめた。老いと病、介護・看護、家族の死、さらには『梁塵秘抄』。そして「いつかは浄土へ」という祈りに至る安らぎの対話。

[目次]

第1章 飢えと空襲の中で見たもの(パーキンソン症候群―読めなくなる、書けなくなる
声が出なくなるかもしれない ほか)
第2章 印象に残っている死とは(祖母の死
あの世は「良か所」 ほか)
第3章 それぞれの「願い」(『あやとりの記』―流々草花
お経はどこで習いましたか ほか)
第4章 いつかは浄土へ参るべき(『梁塵秘抄』を飛び飛びに読む
「我等も終には仏なり」 ほか)

 


甘酒

2014年12月24日 21時08分45秒 | 登山&アウトドア(関西)

先日ポンポン山に登ったが、この登山口の横で、甘酒とどぶろくが販売されている。

ここを登っていくと、15分くらいで神峰山寺に到着する。

とりあえず、甘酒でも買っておこうか、と。(850円)
他には、(正月に向けて)何の準備もしていない。
困ったものだ。
くわい、棒だら、蓮根、里芋くらいは用意したい。
高価な数の子は、購入するかどうか検討中。


ポンポン山▲678.9m

2014年12月23日 21時35分00秒 | 登山&アウトドア(関西)

ポンポン山に登ってきた。

いつもの山頂、天気が良い

下山後の風景・・・のどかな山村といった風情

勧請掛(かんじょうかけ・がけ)が新しくなっていた
・・・縄に樒(しきみ)を結びつけたもので聖地との境界を意味している。
・・・大阪商人は、縄の高低長短(垂れ具合)などで株価や米価を占ったという。
【参考リンク】
38.神峯山寺/高槻市ホームページ

年末の勧請掛け掛けかえ - 神峯山寺


「女子校育ち」辛酸なめ子

2014年12月22日 22時41分54秒 | 読書(写真エッセイ)

先日、「下剋上受験」を紹介した。
これを読んでいて、辛酸なめ子さんの「女子校育ち」を再チェックしたくなった。
気になったのは、次のページ。

これを見ると、桜蔭と雙葉が全く異なる校風であることが分かる。
(それがどーした、と言われそう・・・実際、私に何の関わりもない事だ)

【参考】・・・「女子校育ち」辛酸なめ子


「機龍警察未亡旅団」月村了衛

2014年12月21日 08時45分24秒 | 読書(小説/日本)


「機龍警察未亡旅団」月村了衛

近未来を想定したSF小説。
内容は、チェチェン紛争で家族を失った女だけのテロ組織『黒い未亡人』が日本に潜入。
このテロ組織に、日本の公安部と特捜部が対峙する。
いったい、テロを防げるのか?どう防ぐのか?
登場人物の生活も感じられる 非常にリアルな描写である。

P118
かつて、戦争とは高価で複雑なシステムを必要とするものだった。今は違う。兵器がとめどなく拡散し、小麦粉や石鹸のように僻地の村々にまで流通している。武器が目の前にあると、弱い人、怒りや悲しみの虜となった人は抵抗なく手に取ってしまう。紛争の敷居は際限なく低くなり、歯止めはかかりにくくなる一方だ。この流れは不可逆で、社会は緩慢に、そして確実に破滅へ向かっている。
 
思った以上に、面白かった。
SF的な箇所は、ガンダムやエヴァンゲリオンような搭乗タイプの“龍機兵”が出てくること。
戦闘シーンも臨場感あふれる。 

攻殻機動隊のような設定なので、押井守監督にアニメ化して欲しいような作品だ。

【参考文献】

【ネット上の紹介】
チェチェン紛争で家族を失った女だけのテロ組織『黒い未亡人』が日本に潜入した。公安部と合同で捜査に当たる特捜部は、未成年による自爆テロをも辞さぬ彼女達の戦法に翻弄される。一方、特捜部の城木理事官は実の兄・宗方亮太郎議員にある疑念を抱くが、それは政界と警察全体を揺るがす悪夢につながっていた―世界のエンタテインメントに新たな地平を拓く“至近未来”警察小説、衝撃と愛憎の第4弾。


「下剋上受験 両親は中卒それでも娘は最難関中学を目指した!」桜井信一

2014年12月18日 21時51分07秒 | 読書(エッセイ&コラム)


「下剋上受験 両親は中卒それでも娘は最難関中学を目指した!」桜井信一

受験生の子どもを持つ親が読むような作品。
私のような者が読んでどーする、と言われそう。
まぁ、いいじゃないですか。
世俗の知識を仕入れた、だけ。

娘を偏差値の高い私立中学・桜蔭に入れようとする実話。
著者は中卒、ってのがミソ。(繰り返し語られる)
その割に、文章はしっかりしているし、良く書けている、と思う。

P46
妻との会話はいつのまにかキャッチボールがドッジボールになる。投げる目的が、受けとってもらうためでなく、ぶつけるためになってしまうのだ。

それでは、いくつか雑学ポイントを書いておく。

サンデーショック、とは?
P38
東京都・神奈川県の私立協会が定めた入試解禁日が2月1日。この日一斉に桜陰・女子学園・雙葉・フェリスなどの入学試験が行われるためいずれか1校しか受験できない。但し、この日が日曜日になった場合はこの限りではなく「サンデーショック」という現象が起きる。

マーチ大、とは?
P65
明治、青山学院、立教、中央、法政の英字表記の頭文字(MARCH)。

「負け知らず」とは?
P115
小学校から大学まですべて国公立の場合「負け知らず」と呼ぶ。

御三家、とは?
P122
中学受験界では東京男子御三家として開成・麻布・武蔵が、女子御三家として桜陰・女子学園・雙葉がそう呼ばれている。

以上、私の知らないことばかり。
とても、勉強になった。
(でも、精読する必要を感じなかったので、約1時間の斜め読み)

【ネット上の紹介】
目指せ桜蔭!昼はガテン系仕事、夜は娘と猛勉強、そして朝まで娘のための予習…わが子に全てを捧げた父親の壮絶記録。中学受験ブログ人気NO.1著者の書き下ろし。

[目次]
序章 絶望と猛追
第1章 こんな場所にいてはいけない
第2章 中学受験というギャンブル
第3章 異常な水準の世界
第4章 本当の馬鹿を理解して欲しい
第5章 父さんは人柱になる
第6章 受験前夜
第7章 「最難関」の本当の意味


阿武山

2014年12月16日 22時02分41秒 | 登山&アウトドア(関西)

週末はとても良い天気だった。
室内にいるのはもったい。
約2時間の間隙を縫って、久しぶりに阿武山に登ってきた。

稜線上からの風景

正面が阿武山・・・安威川堤防より(良い天気で気持ちいい)


ラバー修理完了

2014年12月15日 22時57分45秒 | クライミング(一般)

クライミングシューズ(スーパーモック)が、修理から返ってきた。
ラバー部が剥がれていたのが直った。
穴があいているのは直らなかった。


↑ 修理前のシューズ
↓ 修理後のシューズ

ラバー部がしっかり接合されている

穴は直らなかった・・・残念。
・・・以上1800円也。


「0.5ミリ」安藤モモ子

2014年12月13日 22時06分48秒 | 読書(小説/日本)

0.5ミリ 
「0.5ミリ」安藤モモ子

味わい深い作品である。
思った以上におもしろかった。
介護ヘルパー・サワが主人公。
事情により、家と仕事を失ったサワ。

ワケありの老人を見つけて、家に押しかけ、介護をする。
孤独な老人を見つけて、表沙汰に出来ないようなアルバイトをする。
現代社会の裏面、笑いと涙の紙一重のシーンを切り取っている。
それが絶妙、である。

PS
映画化もされて、なかなかの評判の様子。
どの役者も一癖あり、いい感じだ。
機会があれば観てみたい。
坂田師匠も出演しているし。
映画『0.5ミリ』・公式ページ
 

キャスト
【ネット上の紹介】
肉親もなく、流産をし、一生子供を産めなくなったサワは、介護ヘルパーとして老人とかかわることで、孤独を埋めようとしていた。「おじいちゃんと一緒に寝てあげて欲しいの」。派遣先の家族からの頼みごとを断れず、老人と添い寝をすることになったサワは、その夜思いがけない事件に巻き込まれ、職を失う。無一文になった彼女が日々の生活を営むために取った行動。それは、町で見知らぬ老人に声をかけ、無理やり世話をし、同居することだった。


「3・11行方不明 その後を生きる家族たち」石村博子

2014年12月12日 23時03分00秒 | 読書(ノンフィクション)


「3・11行方不明 その後を生きる家族たち」石村博子

家族が行方不明、という問題がテーマ。
3.11では、多くの方が行方不明となった。
いったい、心の中で、どう折り合いをつけたらいいのか?
死者として発見されたら、家族は歩き出すことが出来るかもしれない。
しかし、「行方不明」だと、「どこかで生きているんじゃないか」と考えてしまう。
深刻で微妙なテーマを、丁寧に取材されている。

P180
七月半ば、麻野さんは意を決して、死亡届提出のため市役所を訪れる。だが、いざ用紙に記入しようとしても、書き始めることがなかなかできない。提出したらそれきり社会的に存在しないことになる、それでいいのかと用紙の前で固まったようになっていると、年配の女性担当者が近づいてきて、声をかけてきた。
「もし、無事なことが分かったら、裁判所に申し立てれば、いつでも死亡を取り消せますよ」
それは、戸籍法第五章にある、戸籍の訂正のことである。

P181
死亡届の提出は、気持ちの区切りだけでなく、現実的な問題も大きな影響を及ぼしている。死亡認定がされると、生計を維持していた人の場合は500万円、それ以外の人の場合は250万円の災害弔慰金が支給される。一方、行方不明のままでいると、生命保険も下りないし、借入金があった場合は一定猶予期間以降、延滞金として利息がついてしまう。

【ネット上の紹介】
行方不明者の家族は遺族と呼んでいいのだろうか?東日本大震災から二年。いまだ行方不明者約二千七百人。娘を捜し続ける父、妻の勤務先に説明を求め続ける夫、親子二代で地域復興に頑張る経営者…行方不明者と共に生きようとする家族たちの想いを描いたヒューマンドキュメント。

[目次]
第1章 自分で捜せない、大熊町の苦難
第2章 犠牲を無駄にしないため闘う
第3章 捜す人々
第4章 海に嫁いだ娘
第5章 家も家族もみんな消えた
第6章 子どもたちとここで生きていく
第7章 津波との因縁、親子二代の地域復興


JFA会費支払い

2014年12月10日 22時53分09秒 | クライミング(一般)

先日、来年2015年分JFA会費を支払った。(¥3000)
また、ジム会費も支払った。 
覚書として書いておく。 


「シロガラス」(1)(2)(3)佐藤多佳子

2014年12月08日 21時58分35秒 | 読書(小説/日本)


「シロガラス」(1)(2)(3)佐藤多佳子

小学5年の少年少女たちが活躍する作品。
藤堂千里は古武術の天才少女。
家が神社、って設定。
この神社に不思議なパワーストーンが在る。
謎の青い光にうたれて、不思議な能力に目覚める。

対象読者が小学校・高学年あたりからを設定している。
だから、少し物足りなさを感じるかもしれない。
それでも、著者は佐藤多佳子さんである。
つまらない作品を書くわけが無い。
3冊一気読みの面白さ、である。
今のところ、3冊しか出ていない。
まだまだ面白くなりそうだ。

【ネット上の紹介】
パワー・スポットとして、ひそかな人気の白烏神社。そこにくらす藤堂千里は、古武術の天才少女だ。祭の夜、子ども神楽の剣士をつとめたあと、うたげの席によばれた千里は、そこに、いるはずのないクラスメートたちの顔を見ておどろく。仲よしばかりではない。「敵」もいる。ぶつかりあい、まよいながら生まれる新しい関係。やがて六人は、とんでもない事件に巻きこまれていく。小学校高学年以上。 

【他の佐藤多佳子作品】
新潮文庫<br> 神様がくれた指 一瞬の風になれ〈第1部〉イチニツイテ 新潮文庫<br> しゃべれどもしゃべれども
新潮文庫<br> 黄色い目の魚 中公文庫<br> イグアナくんのおじゃまな毎日 新潮文庫<br> サマータイム 
一番取っつきやすくて面白いのは「しゃべれどもしゃべれども」
「一瞬の風になれ」は全3巻、高校陸上部が舞台
「神様がくれた指」「黄色い目の魚」は味わい深い