【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

ポンポン山▲678.9m

2015年04月30日 21時40分20秒 | 登山&アウトドア(関西)

ポンポン山に登ってきた。
ハイキングシーズンなので、混雑していた。



昭和を振り返る

2015年04月28日 21時23分21秒 | 読書(昭和史/平成史)


2015年4月4日朝日新聞
先日読んだ「戦後史をよみなおす」も紹介されている


「戦後史をよみなおす」福井紳一

2015年04月27日 22時26分22秒 | 読書(昭和史/平成史)


「戦後史をよみなおす 駿台予備学校「戦後日本史」講義録」福井紳一

半藤一利さんの「昭和史」も良かったが、こちらも引けをとらない。
昭和史の出来事を、分かりやすく説明してくれている。

「系列」について・・・例えば、三菱系の食品分野にキリンビールがある
P54-55
三菱系企業の部長さんを接待するため、わざわざ高級クラブなどへ行き、キレイなホステスさんを呼んで「さあ、部長さんにお注ぎして」といって、間違ってサッポロビールでも注ごうものなら、次回から取引はまず無くなるでしょう。

東京裁判に意義があったのか?
P82
この意義はもう賞味期限切れだろうと思います。というのは、ありもしない大量破壊兵器があると主張して主権国家を破壊したブッシュ米大統領に対して、国際社会はなんら罪を問うことができなかった事実が、厳然としてあるからです。

日韓基本条約が1965年佐藤栄作と朴正煕(パクチョンヒ)大統領の時代に結ばれた
P210-211
ベトナム戦争中のアメリカは、日韓米でベトナムを包囲したい目論見があり、また米軍基地がある日韓両国が国交を持てないと不都合だったのです。(中略)
アメリカは1945年~48年、東西冷戦が始まる非常に緊迫した空気のなかで、韓国を占領していました。
そのときアメリカは、本来なら独立運動を担い戦後の新しい韓国を築いたであろう民族主義者や共産主義者を弾圧し、逆に本来糾弾されるはずの立場だった、日本の植民地支配に協力した朝鮮人を使って韓国を占領しました。朴正煕の出身は日本の陸軍士官学校ですし、政府スタッフも多くは日本陸軍士官学校での同期でしたから、アメリカの圧力に屈しやすいわけです。
(中略)
日本は韓国に賠償請求を放棄させ、同時に無償3億ドル・有償2億ドルの経済援助をする約束をしました。つまり、日本は韓国に「カネはいくらでも出すが、賠償はイヤだ」といってるわけです。どういうことかというと、罪を認める償いはしたくない。しかし、援助という形で大量の資金が韓国に渡れば、日本企業が韓国に進出できるからよしとする、ということです。

P213
1944年から45年にかけ、ベトナムは凶作や洪水で非常に厳しい飢饉となります。そのように飢えた占領地ベトナムから、日本は徹底的に食糧を奪います。このときの日本の収奪による、虐殺に等しい餓死者の数は約200万人で、原爆を一度に10発落としたくらいの死者数になります。日本とベトナムとの関係を考えるとき、この歴史的事実を忘れてはいけません。

【ネット上の紹介】
東大・早慶大を目指す受験生五万人に圧倒的な支持を受けた伝説の白熱教室。占領、一億総懺悔、五五年体制、安保条約……学校では教えられない生きた歴史。
【目次】
序 なぜ、戦後史を学ぶのか
第1部 占領された日本(占領と戦後改革
敗戦後の日本経済と社会
占領政策の転換
朝鮮戦争と講和)
第2部 占領終結後の日本(冷戦体制と主権回復後の日本
日米新安保体制
ベトナム戦争と七〇年安保闘争
高度経済成長と「経済大国」)
第3部 現代の世界と日本(高度経済成長の終焉と日本の政治・経済
ポスト冷戦と五五年体制の崩壊)
「むすび」にかえて―九・一一以降の世界と三・一一以降の日本


『山の遭難 条例で防げるか』

2015年04月22日 21時39分06秒 | 読書(山関係)


『山の遭難 条例で防げるか』朝日新聞2015.4.18
ある山小屋の受付で、従業員が登山者に「どこに行くのですか?」と聞いたら、
「ガイドさんに聞いてください」と答えた例があったそうです。


上野千鶴子『私の半生』

2015年04月21日 22時36分40秒 | 読書(エッセイ&コラム)


上野千鶴子さんが半生を語る・・・
思春期の娘は母の最大の批判者です。

「夫選びを間違った」という母に対して、「夫を代えてもあなたの不幸はなくならない、なぜならそれは構造の問題だから」と思ったのが、私の原点ね。


修学院から雲母坂、比叡山

2015年04月18日 21時36分32秒 | 登山&アウトドア(関西)

前日まで、クライミング練習をするか、ハイキングに行くか迷っていた。
ゴミ置き場の掃除当番だし・・・あまり遠出するのは、どうだろう、と。
でも、あまりの好天に、お出かけに決定。
比叡山を京都側から登ることにする。
コースは、修学院から雲母坂。

音羽川をさかのぼる

やっと標識が出てきた

雲母橋(きららはし)を渡る

ここが登山口

上の電線は、ロープウェイ

山頂が近づくと登山道も明るく広くなってきた

ツツジが激しく咲いていた

中央の盆地が大原(寂光院と三千院があるところ)左の山は金比羅

石仏のある休憩所

やっと到着、一等三角点・・・前回苦労して見つけておいたので、今回はすんなり分かった
初見だと難しい、と思う。(山頂駐車場の隅から登って右のトレースに入ってすぐ)

無事下山して雲母橋に戻った

*山頂に近づくほど、観光コースや、他のトレイルが交錯したり合流したりで、判断が困難。
登山者用の標識はほとんどない。
分かる人には分かる、って感じ。
他府県だと、初めての登山者にも分かるように標識を設置するかもしれない。
しかし、ここは京都である。
積極的に親切を押し売りしないのが京都人。
それを他県の人は、「冷たい」あるいは「いけず」と受けとるのかもしれない。

【覚書】
修学院出発:11:00過ぎ
三角点登頂:13:15頃
修学院帰着:15:00頃
*時間に余裕があれば「ガーデンミュージアム」に立ち寄りたかった。

ガーデンミュージアム比叡


「井田真木子著作撰修」井田真木子

2015年04月17日 22時33分48秒 | 読書(ノンフィクション)

井田真木子 著作撰集
「井田真木子著作撰修」井田真木子

以前、「小蓮(シャオリェン)の恋人」を読んで、良いノンフィクション作家がいるな、と思った。
ところが、井田真木子さんは44歳で急逝された。
現在、全作品が絶版となり、入手困難となっている。
「困ったものだ」と思っていたら、里山社から本作が上梓された。
ありがたくも喜ばしいことだ。
とりあえず、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した「プロレス少女伝説」を読んだ。

神取しのぶとジャッキー佐藤の試合について、神取さんのコメント
P153-154
「あの試合のとき、考えていたことは勝つことじゃないもん。相手の心を折ることだったもん。骨でも、肉でもない、心を折ることを考えていた。ただ、それだけを考えていたんで、相手をいためつけようとは思っていなかった。(中略)」
「腕をアームロックにきめたのよ。まず、そこで痛みがあるじゃん。でも、人間って、痛みだけじゃ降参しないよ。痛みはある程度以上、感じることはできないから、それだけじゃ、人間って参らないの。
だから、次に、うしろに回した佐藤さんの腕に足を入れて、膝で首の関節をきめたの。これで、彼女は、首が固定されて、自分がどうなっているか見ることができなくなったわけよ。見ることができないって、人間ってすごく怖いものなのよ。自由がなくなったってことじゃん。自分が、これから何をされるのか、見ることもできないってことになったら、人間って、かなり参るんだよ。
それで、最後に上半身全体を、佐藤さんの肋骨に乗せた。つまり、肺を圧迫したわけよ。これで、彼女は呼吸ができなくなった。息ができないってことは、やっぱ、人間にとって一番の恐怖じゃん。
だから、ここで、彼女の心が折れたのよ。
苦痛と、見る自由を奪われること、息ができない恐怖と、この三つがそろって、初めて、心が折れるのよ。(後略)」

関川夏央さんのコメント
井田真木子さんはしばしば文字通り「寝食を忘れて」仕事をして、「栄養失調」で搬送されたりした。生まれつき「サーモスタット」が欠落していたらしい彼女は、自分の体を燃やしながら回転するエンジンに似ていた。そうやって彼女が発した高い輻射熱は、ときに周囲を焼いた。

 『食べる物も食べず、自宅でひとり衰弱しきって亡くなったという井田さんの死も、ほとんど緩慢な自殺といっていい』、と言われている。
我々読者は、残された作品を読んで、心の中で合掌するのみ、である。

【参考リンク】
 「心が折れる」、起源は女子プロレスの伝説の試合

『井田真木子 著作撰集』(井田真木子 著、里山社)

【おまけ】
立派な装丁の本であるが、「プロレス少女伝説」だけで、誤植を3箇所見つけた。
よほど大慌てで作ったのだろうか?
しっかり校正をして欲しかった。残念である。

【ネット上の紹介】
あぶれ者の女子プロレスラー、中国残留孤児2世、同性愛者、援助交際をする少女など、社会の「周縁」に居た人々の人生を圧倒的なリアリティを持って描き出した井田真木子。その筆致は第三者の「取材」の域を越えた切実さを持つ。井田真木子の取材方法は、被取材者の人生に介入し、運命を変えていくという強引かつ大胆なやり方だった。だがおそらく取材される側との間には、「魂の契約」とも言うべき結びつきがあった。なぜなら井田にとって「書くこと」は「生きること」であり、人生に苦闘する被取材者同様、切実な行為だったのだ。


「短歌で読む昭和感情史 日本人は戦争をどう生きたのか」菅野匡夫

2015年04月14日 21時39分51秒 | 読書(昭和史/平成史)


「短歌で読む昭和感情史 日本人は戦争をどう生きたのか」菅野匡夫


激動の昭和をどう生きたのか?
短歌から読み解こうという試みである。
思った以上に良かった。
その時のリアルな感情がこぼれ落ちてくる。
それは、「生々しい」と表現してもいい。

P68-69
 時来なば戦死と決めし我が部署は水準線下二・八米(メートル)

「蒼龍」の佐藤特務大尉が、真珠湾出撃の直前に投稿した短歌である。
(中略)
半年後の6月5日、ミッドウェー海戦において航空母艦「蒼龍」が爆撃を受けて沈没し、佐藤特務大尉も自分の部署で運命をともにした。行年46歳、4人の子どもが残された。遺児の1人は、童話作家の佐藤さとる氏(当時14歳)である。

P89
大正15年12月25日午前1時25分、大正天皇が亡くなり、裕仁親王がただちに新しい天皇になられた。元号は「昭和」と改まった。
中国古典「書経」の「百姓昭明、協和萬邦」(人々は聡明であり、国々は仲がよい)からとられた「昭和」には、大正時代がはぐくんだ民主化の流れと国際平和協調を発展させるとともに、近代化による新時代の「明るく豊かな生活」への願いがこめられていた。

 山山の色はあらたにみゆれども わがまつりごと いかにかあるらむ 昭和天皇

P95
8年12月23日午前6時39分、皇太子(いまの天皇)が誕生した。
(中略)
鈴木貫太郎侍従長(終戦時の総理大臣)から親王誕生の報告をうけた天皇は「まちがいないな」と念を押し、鈴木は「男子の御印(みしるし)を見てまいりました」と答えたという。

【兵隊となる日】・・・夫婦愛を歌った作品

夫(つま)とのる最後とならん夜の汽車に 温かき牛乳わけてのみたり 神戸照子

この弾にあたりて死なば楽ならむと思ふとき ふと妻の顔顕つ 松本富治

ここまでは人目なければ森かげの道に入りきて君によりそふ 作者不明

幸と言ふは かかる幽(かそ)けさ 夫(つま)と居て 雨夜は雨の音を聞くのみ 山本輔子

【東京大空襲】
悲しくも 火に囲まれし人人や 駆け来 駆け行く 駆け駆け回る 都筑省吾

炎去り よろめき立てば 焼け死にし人ころがれり うしろに かたへに 都筑省吾

布団かむり ゆらゆら来る女あり あはれ一夜に気やふれたるか 平崎三郎

頭髪のやけうせしむくろが みどりごをいだきてころぶ 日の照る道に 天久卓夫

【広島・原爆直後】
背負はれて急設治療所に来てみれば 水水と死骸の側にひとりの子の臨終 正田篠枝

まだ息をして命はあれど 傷口に蛆虫わきて這ひまはりをる 正田篠枝

黒焦げで吾子の相(かお)と分からねど バンドの名前で親は飛びつき 正田篠枝


【ネット上の紹介】
あの戦争の時代は、短歌の時代でもあった。夫を戦地へ送る“せつなさ”、故郷の妻や子への“いとおしさ”、戦局や生活のなかでの“よろこび”、そして“いかり”―。多くの人々が、心のつぶやきを、叫びを、短歌に託し、現代の私たちに残してくれた。歴史からこぼれ落ちた「感情」が、短歌とともに鮮やかに甦る。

[目次]
序章 短歌の時代
第1章 一九四一年十二月八日―日本、世界と戦う
第2章 真珠湾空爆とマレー進攻―一九四一年~
第3章 憂鬱なる時代の幕開き―一九二六~四一年
第4章 戦場と銃後の生活―一九四二年~
第5章 玉砕と大空襲―一九四四年~
第6章 原子爆弾と御前会議―一九四五年
第7章 一九四五年八月十五日―日本、敗れたり


2015年の本屋大賞

2015年04月13日 21時02分04秒 | 読書(小説/日本)

4/7、2015年本屋大賞受賞作品が発表された。
「鹿の王 上・下」上橋菜穂子
鹿の王〈上〉生き残った者 鹿の王〈下〉還って行く者 
私は、あまり上橋菜穂子作品と相性がよくないので、
今のところ、読む予定はなし。
(さらに言うと西加奈子作品とも合わない)
そのうち、気が変わったら読むかもしれない。

本屋大賞

本屋大賞】歴代1位 2015(第12回)-2004(第1回) - NAVER まとめ


川久保尾根~川久保渓谷

2015年04月12日 09時06分03秒 | 登山&アウトドア(関西)

ポンポン山の麓を周遊してきた。
神峰山寺~川久保尾根~川久保渓谷~神峰山寺
10:00am出発~2:00pm下山

出発地点

周遊中


「のりたまと煙突」星野博美

2015年04月09日 22時29分32秒 | 読書(エッセイ&コラム)


「のりたまと煙突」星野博美

星野博美さんのエッセイ。
もともと写真家であるが、文筆業のほうが有名になった。
それもそのはず、味わい深い文章だから。

日常の出来事を書いるのだが、小説を読んでいるようなドラマを感じる。
心理的な葛藤があったり、状況が劇的に変化したり。
これだけの出来事に出会って、それを表現する技術がある。
それが才能であり実力、と言うものなんでしょう。
もっと評価されても良い、と思う。

P162
私はどうしても猫を室内に閉じこめることができない。自由を好む猫を閉じこめなければならないくらいなら、飼わないほうがいいとさえ思っている。しかし自由にするとは、リスクを負うことだ。自由にしたために、しろは交通事故で左の後ろ足をつぶされ、ゆきは誰かにいたずらされて尻尾を折られた。
そして猫を自由にさせることの最大の皮肉は、飼い主を捨てる自由を与えるということだった。

【おまけ】
それぞれの小篇にどうしようもなく死の匂いがつきまとうのはどうしてなんだろう。
表紙の白猫が「しろ」、と思われる。
このエッセイの終わり頃から、著者は精神的に追い詰められ、
「島に免許を取り」に行き、実家の「戸越銀座」に戻ることになる、のでしょう。
そう思うと、文章の印象が変わってくる。 

【ネット上の紹介】
すべてを忘れて、私たちは幸せに近づいたのだろうか…。吉祥寺と、戸越銀座。著者はさまざまな猫たちとの出会いと別れを経験し、生と死、そして忘れえぬ過去の記憶へと思いをめぐらせていく。さりげない日常からつむぎ出される短篇小説のようなエッセイのひとつひとつに、現代への警鐘と内省がにじむ。

[目次]
第1章 木春菊
第2章 梅
第3章 桜
第4章 百合
第5章 萩
第6章 芒
第7章 彼岸花
第8章 柳
第9章 柊
第10章 松
第11章 雪柳
第12章 躑躅


「号泣」松田志乃ぶ

2015年04月08日 21時56分49秒 | 読書(小説/日本)

集英社オレンジ文庫<br> 号泣
「号泣」松田志乃ぶ

体裁はライトノベルだけど、内容は暗く重い。
高校を舞台にしたミステリ。
多数の登場人物が(比喩としての)毒針を持っており、
お互い満身創痍の学園生活が描かれる。

真梨幸子作品のように、もろ性格の悪い人物が登場する訳じゃない。
普通の女子高生が登場する。
ところが、お互いの相性によって最悪になる。
悪意マックスとなる。
そこに至る過程と状況を描くのが巧い。

P108
「(前略)日本の女子高生の性病罹患率って世界一なんだぜ」
(中略)
「淋病、梅毒、クラミジア、毛ジラミ。正確な数字は忘れたけど、6人に1人くらいの女子高生がなんらかの性病にかかってるって話だったかな」
(中略)
「女って、同じレベルの女と群れたがるだろ。容姿とか成績とか生活レベルとか。高校生くらいだと特に。性病もってる女子高生が1人いたら、そのグループ内の他の子も同じく病気もってる可能性が高いんだってさ。世界もせまくて、友人の元カレとか元カノとか、異性関係も重なってることが多いからな」

【希望】
松田志乃ぶ作品なので、とりあえず読んでおいた。
でも次回は、明るい話をお願いしたい。
松田志乃ぶさんには、イヤミスよりラブコメが似合う。
(今回は、冬姫の存在が唯一の救い、である)

【蛇足】
読んでいて、湊かなえさんの「告白」を思い出した。


【ネット上の紹介】
進学校として知られる天智高校。春休みのある日、人気者だった春日井奈々が校舎から転落死する。自殺と思われたが、転落前、彼女の背後に人影を見たという証言もあり…。奈々が所属していた部活は、部員の名前に偶然、春・夏・秋・冬の文字があることから「四季の会」と呼ばれ、憧れる生徒も多い。だが、奈々の死後、部員たちに異変が起きて…。危うく儚い青春ミステリー。


「いちえふ」(2)竜田一人

2015年04月07日 21時33分50秒 | 読書(マンガ/アニメ)

モーニングKC<br> いちえふ福島第一原子力発電所労働記 〈2〉
「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」(2)竜田一人

「いちえふ」第2弾。
原発作業員として、著者が実際に働いた記録作品。

放射線の数値が生々しい


【参考リンク】

「いちえふ」(1)竜田一人
「いちえふ(=1F)」とは福島第一原子力発電所の通称。
「F」は福島。「1」は第一。

【ネット上の紹介】
2012年秋、竜田は6次下請け企業からの脱出を図り、念願の建屋内作業の職に就く。2012年末、一旦首都圏に戻り覆面漫画家としての活動を始めた竜田だったが、実は彼は2014年夏、ふたたび作業員として1Fで働いていた。作者が見てきた「福島の現実」に賞賛、反響続々!! NHK「クローズアップ現代」や朝日新聞「プロメテウスの罠」などで特集され、今も世界中から取材依頼が殺到する話題作です!


「千年の翼、百年の夢」谷口ジロー

2015年04月06日 22時28分15秒 | 読書(マンガ/アニメ)


「千年の翼、百年の夢」谷口ジロー

海外での評価の高い谷口ジロー氏。
ルーヴル美術館&オリジナル誌の共同企画。
現実との境目のような状態で、過去の巨匠たちと出会う。
谷口ジローさんのファンなら押さえておきたい作品。

パリから北西20マイルのオーヴェル・シュル・オワーズ

ゴッホに出会う

【リンク】
立ち読み
【ネット上の紹介】
ルーヴルには守り人が棲んでいる 芸術家たちの魂が集う、美の迷宮ルーヴル美術館を訪れた作家は、ルーヴルの守り人に導かれ、美術史の旅に出る。ゴッホ、コロー、など巨匠たちと出会い、言葉を交わした作家が、最後に出会う人とは…!? ※通常版と豪華版の内容は同じです。 

竜王山

2015年04月05日 08時41分45秒 | 登山&アウトドア(関西)

久しぶりに竜王山に登ってきた。

忍頂寺の登山口

山頂の展望台

展望台より

無事下山

【参考タイム】
忍頂寺スポーツ公園駐車場の記録
入庫:11:06
出庫:11:07