昨年2009年読書ベストを書く、と言いながら、2月末になってしまった。
遅くなってスマン。
これ以上遅延すると、具合悪いので、簡単に書いておく。
まず、小説部門。
もろ私の趣味で「RDG」が1位。
まもなく第三弾も出るようで、楽しみ。
「武士道」シリーズもよかった。(これで最終刊なの?)
「テンペスト」は2008年出版だけど、読んだのが昨年なので入れた。
「RDG レッドデータガール」(2)荻原規子(角川書店)
「武士道エイティーン」誉田哲也(文藝春秋)
「床屋さんへちょっと」山本幸久(集英社)
「テンペスト」(上・下)池上永一(角川書店)
「悪いことはしていない」永井するみ(毎日新聞社)
「あぽやん」新野剛志(文藝春秋)
「セレモニー黒真珠」宮木あや子(メディアファクトリー)
「黒百合」多島斗志之(東京創元社)
「オリンピックの身代金」奥田英朗(角川書店)
「神去なあなあ日常」三浦しをん(徳間書店)
「あなたにもできる悪いこと」平安寿子(講談社)
ライトノヴェルでは、ダントツ松田志乃ぶさん。
今野緒雪さんの「私の巣」もよかった。
一般の小説と変わらない、と思う。
(ただし、ロサギガンティアとかスール、ってセリフを除けば)
「恋する後宮」松田志乃ぶ(集英社)
「姫盗賊と黄金の七人」(前編)松田志乃ぶ(集英社)
「姫盗賊と黄金の七人」(後編)松田志乃ぶ(集英社)
「ふたりの東宮妃」松田志乃ぶ(集英社)
「私の巣」今野緒雪(集英社)
海外小説はあまり読まなかったので、省略。
ノンフィクション&エッセイでは、石井光太作品がどれも良かった。
(特に、「神の捨てた裸体」は、すごい)
瀬川正仁作品もよかった。
ぜひ、読んでみて。
「神の棄てた裸体」石井光太(新潮社)
「物乞う仏陀」石井光太(文春文庫)
「老いて男はアジアをめざす」瀬川正仁(バジリコ)
「若者たち」瀬川正仁(バジリコ)
「あの戦争から遠く離れて」城戸久枝(情報センター出版局)
「怖い絵」(3)中野京子(朝日出版社)
「絶対貧困」石井光太(光文社)
「白旗の少女」比嘉富子(講談社)
「米原万里の愛の法則」米原万里(集英社新書)
「ルポ貧困大国アメリカ」堤未果(岩波新書)
さて、問題はマンガ部門。
あまりにいろいろありすぎて、選びにくい。
迷う、迷う。
無理に選んで、下記のとおり。
(「海街」(2)は、2008年秋、出版と同時に読んだので、入れてない)
「テレプシコーラ・第二部」(2)(3)山岸凉子(メディアファクトリー)
「この世界の片隅に」(上・中・下)こうの史代(双葉社)
「リアル」(9)井上雄彦(集英社)
「チャンネルはそのまま!」(1)佐々木倫子(小学館)
「3月のライオン」(3)羽海野チカ(白泉社)
「女の子の食卓」(5)志村志保子(集英社)
「ニッポン昔話」(上・下)花輪和一(小学館)
「千年の夢 文人たちの愛と死」(上・下)齋藤なずな(小学館)
「乙嫁語り」(1)森薫
「彼らの犯罪」樹村みのり(朝日新聞社)
「エマ」(全10冊)森薫
「そこをなんとか」(2)(3)麻生みこと(白泉社)
「きのう何食べた?」(3)よしながふみ(講談社)
「野田ともうします。」柘植文(講談社)
「町でうわさの天狗の子」(3)(4)岩本ナオ(小学館)
「鈴木先生」(7)武富健治(双葉社)
「石の花」(全5巻)坂口尚(講談社)
「ウランバナ」勝田文(集英社)
「ちくたくぼんぼん」勝田文(集英社)