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シリーズ第4弾。
思った以上に面白かった、楽しめた。
表紙には『隠蔽捜査#3.5』、となっている。
なぜ、シリーズ#4、としなかったか?
本流じゃないストーリー展開、竜崎でなく、伊丹の視点で物語が展開するから。
でも、内容は充実していて、完成度が高い。
短編集で1話、1話が短いけど、薄味ではない。
警察機構と、そこに働く人間がよく描かれている。
警察小説好きや、ミステリファンだけでなく、一般の小説愛好家が読んでも、楽しめる。
【ネット上の紹介】
警視庁刑事部長・伊丹俊太郎と大森署署長・竜崎伸也。幼馴染にして立場の違う同期のキャリア。組織の壁に悩む伊丹の苦境を竜崎の信念が救う―。 「隠蔽捜査」シリーズの舞台裏が楽しめる短編8話。