昨日、ノーマルからスタッドレスに切替。
ついでに洗車もしてもらった。
タイヤ保管料=23,100円
「愛がなくても喰ってゆけます。」よしながふみ
読み返し・・・たまたま読み返しただけ、特に意味はない。
合コンというのは合コン自体が楽しい訳ではない。
そこに行けば何か楽しい事が見つかるかもと思って参加する
それが合コンである
「あたしって何才だ~~!?」
「・・・何才なんですか?」
「え――いくつに見えますう~~!?」
「知るかよ!!」
「バカな女は嫌いだ まあそれで後はしっかり者でやさしくて可愛い女なら誰でもいいよ」
「や T井さん絶対いないから!」
「何よ?」
「それはですね・・・いつまでも少年のような部分もありつつ基本的にはちゃんと大人で いざという時には頼りがいがあって ちょっとワイルドだけど普段はあたしのわがままもしょーがないなあって聞いてくれるよーな ナルシストじゃないのに己の身なりに気を遣える男くらい難しいっすよ・・・
だから可愛い女はバカだし! しっかりした女はガンコでこっちの思う通りにはなりゃしませんって!」
【参考リンク】
もし、よしながふみ作品未体験なら、次の作品からどうぞ。
「フラワーオブライフ」「愛すべき娘たち」
【ネット上の紹介】
こんなに食べてすいません…!! 美味しい料理に群がる、ちょっとヘンテコな愛すべき面々の煩悩全開食欲全開ライフを描いた、よしながふみ待望のグルメマンガ!描きおろし2話収録の他、オススメうまい店ガイド&MAPつき!
「3月のライオン」(16)羽海野チカ
新刊を見逃していて、読むのが遅くなってしまった。
シングルマザーのたまちゃんが登場した。(私の注目ポイント)
・・・今後の動向が気になる。
私思うんだ きっとこんな風にね しつこくあきらめきれない気持ちを
「向いてる」って言うんじゃないかなって
そのひとがさみしいと 自分まで苦しくなるっていうのは
――なんて重たくて 胸が痛む程に嬉しいのだろう
私は作品って ビンに詰めて流した手紙のようなものだと思っています
受け取って下さったあなたに 心からの感謝を
【ネット上の紹介】
12月。年末に向けて、冬が本気を出して来る季節。クリスマス。そして年越し。川本家で過ごす3年目のお正月は、ジグソーパズルを皆で囲んで。時に惑いながらも、あたたかな幸せをかみしめてゆく。零と三姉妹の日々はゆっくりと、着実に進んでゆく。一緒に、考えよう。一緒に歩いて行こう。一方、白熱する獅子王戦・決勝トーナメント。零、二海堂、重田…互いに高め合い、切磋琢磨を繰り返して来た島田研の弟分たちが、盤上で熱い火花を散らす。見据える先は、師との公式戦という舞台。長い時間を共に歩んで来た同士が、その日々に見つけた答えとは――。
TCNet事務局からメールをいただいた。
次の通り。
9月下旬より平日は工事中のため立ち入り禁止だった帝釈の岩谷ですが、
工事がほぼ終了し重機も居なくなった事から、徒歩で入る事を工事関係の方に
了承して頂きました。
工事期間は令和4年3月31日までの予定で、完了した訳ではありませんので、
充分注意して通過する様お願いします。
https://takahashigawa-climb.net/iwaba-info/taishaku/216503/
「後列のひと 無名人の戦後史」清武英利
歴史の波に翻弄され、埋もれた人を発掘しよう、って企画。
「後列」の目立たない人々の戦後史。
P207
山一證券は24年前に約2,600億円の簿外債務が発覚して自主廃業に追い込まれている。その直後に米紙ワシントン・ポイントは、山一證券の社長・野澤正平が泣きながら頭を下げる写真を添えて、〈Goodbye, Japan Inc.(さようなら日本株式会社)〉という見出しの社説を掲載した。終身雇用と年功序列が常識だった「日本株式会社」は終わりを告げたのである。
P232
これはミサワホーム社長だった三澤千代治に教えてもらった言葉だが、経済を動かすのはGNPであっても、日本人を動かすのはGNNなのだ。つまり、義理と人情と浪花節である。
P259
住専が破綻したときに、住専の損失のうち6,850億円が国民の税金から補填された。(中略)中坊は「住専破綻とはしょせん旧住専7社の倒産であり、責めを負うべきは、7社の経営者、7社を設立し経営者を送り出していた金融機関、さらにこれを指導、監督してきた大蔵省である。国民は非がないのに罰されたようなものだ」と指摘した。
【ネット上の紹介】
最前列ではなく、後ろの列の目立たぬところで、人や組織を支える人々がいる。役所の講堂や会社の大会議室に集められたとき、たいてい後列に位置を占める人たちである。威張って壇上からモノを言う人間を、後ろの方から凝視している群衆でもある。彼らは、大きな何かを成し遂げたわけではなく、出世を遂げたというほどでもない。多くの見返りを求めないで、言葉少なに佇んでいる。人は誰しもこの世界に生存の爪痕を残したいと思うときがある。しかし、生き急ぐ必要はない。良く生きた人生の底には、その人だけの非凡な歴史が残るものだということを、十八編の人生は物語っている。
第1章 君死に給う
第2章 新しき明日の来るを信ず
第3章 ススメ ススメ コクミン ススメ
第4章 おごりの春の片隅で
第5章 さよなら「日本株式会社」
第6章 身捨つるほどの祖国はありや
TCNet事務局からのメール。
次の通り。
帝釈ダム付近で落石があり、現在、遊歩道が入口(看板とトイレの所)から通行止めになっているようです。
花子岩、第二道場には行けません。
詳しい事が分かり次第またお知らせ致します。
シェア、周知、お願い致します。
freefan#084号が送られてきた。
今回の特集は「軽さ」。
軽さを追求したギアの歴史と紹介。
また、クライマーの摂食障害映画も紹介されている。
日本語字幕対応完全版をYouTubeで見ることが出来る。
LIGHT - the documentary film - YouTube
備中での活動も報告されている。
・備中清掃活動報告
・備中羽山リボルト作業報告
・羽山エリアでの注意事項
https://takahashigawa-climb.net/information/173226/
11月15日〜3月31日まで備中町から権現へ向かう道路で道路改修工事の為、通行止め。
次のように書かれている。
芋原からは行けるようですので、権現谷へ登りに行かれる際迂回をお願い致します。
https://takahashigawa-climb.net/iwaba-info/173164/
【覚書】
来年分JFA会費¥3,300円も振り込んだ。11/15
「中国「反日」の源流」岡本隆司
P41
いまも残る壮大な万里の長城ができたのは、明朝のときである。さらにこの時代は、海外からの船舶で来航することはもとより、中国から出航することもほとんどできない厳重な海禁が布かれていた。いわば長城と海岸線が、中国と外国の往来をはばむ障壁をなし、その内側を「華」として重んじ、外側を「夷」として軽んずる。
P51
1583年、わずか百名の勢力で挙兵したヌルハチは、およそ30年かけてジュシェンを統一し、自らの集団をマンチュ(満洲)とよび、1616年にハンの位についた。のちの清朝がここで成立する。
P52
ヌルハチはもとより、ムスコのホンタイジが1636年、皇帝に即位してからも、この論理にしたがって勢力の拡大をはたしている。清朝ははじめから、満州人を中核として、漢人・モンゴル人を包含する多種族の混成政権を志向していた。(中略)
このころ満州人の総人口は、いかに多く見積もっても、50万ほどでしかない。かたや長城以南の明朝中国は、1億を下らない。それだけで、たがいの勢力がいかに隔絶していたか、明らかである。明朝が流賊・内乱で自滅するという事態がなければ、清朝が長城を越え、北京に乗りこんで、中国に君臨することは、とても不可能だった。しかし1664年、明清の交代という、いわば奇跡が実現しえたことは、やはり偶然ではない。明朝のアンチテーゼともいうべき清朝政権の体質が、より時代の趨勢にふさわしかったといえよう。
P92
19世紀の中国では、ほぼ50年ごとに、3つの大乱が起こった。1800年前後の白蓮教徒の反乱、19世紀半ばの太平天国、1900年の義和団事変で、ここでいう秘密結社が、その中核となっていた点で共通する。
P112
イギリスとの貿易こそが、18世紀後半の中国の好景気拡大、乾隆の盛世を支えた原動力だといっても過言ではない。
P121
イギリスの売りつけにも劣らないほどに強力な、受け入れ体制が中国にある。さもなくば、あれほどアヘンは蔓延しなかったであろう。
P136
客家とは新米の居住民であって、言語・風俗・習慣が在来の土着民とは異なる。広東省・広西省でも、18世紀に移民の入植・開発が進行しており、客家はその過程で、先住民と激しく対立し、当局から弾圧の対象とされたことも少なくなかった。こうした人々に上帝教が浸透し、純粋な信仰のみならず、自分たちの「天国」を地上に建設しようという動きをはじめる。それにともなって、上帝会もしだいに反権力的な色彩を強めるようになり、それがまた、官憲の猜疑と弾圧をかきたてた。上帝会もついに、清朝を打倒して「太平天国」を建てると宣言し、武装蜂起にふみきったのである。
P198・・・李鴻章の言葉
日本はすぐそばでわが虚実をうかがっており、まことに中国永遠の大患なのである。
P227
1931年の満州事変・翌年の「満州国」建国であり、15年にわたるいわゆる「抗日戦争」の勃発である。そこで決定的・全面的に、日本こそが中国の「主権」の侵奪者、民族主義の主敵と化した。愛国がとりもなおさず、反日を意味するようになったのである。現代までつづく日中関係は、したがって1905年が事実上の出発点である、といわねばならない。
P230
現代のわれわれが最も気になるのは、中国の「反日」である。だから、中国はなぜ「反日」になったか、という問いも発せられる。しかしこれは、問い自体がおかしい。「反日」を文字どおりに解するなら、中国は史上ずっと反日であって、何かのきっかけで、あらためて「なった」わけではないからである。遅くとも明代、日本を「倭寇」とみなしてからは、そうである。
【参考リンク】
「近代中国史」岡本隆司
「目撃天安門事件 歴史的民主化運動の真相」加藤青延
「紅茶スパイ 英国人プラントハンター中国をゆく」サラ・ローズ
【ネット上の紹介】
たんに「愛国」ということなら、日本人の多くも異存はない。日本にもナショナリズムはある。いわばおたがいさまのものである。自尊の意識なのだから、それがある程度の排外をともなうのも、常識の範囲内であろう。しかし中国の場合、現代日本人がわからないのは、まず日本がその排外の対象となり、それがいっこうに改まらないことにある。「愛国」が「反日」とイコールでむすびつき続ける中国人の心情と思考が、不可解かつ不気味なのである。倭寇の時代から現代まで歴史が明かす「反日」の本質。
第1部 「近世」の日本と中国(東アジアの一八世紀
統治のしくみ
明から清へ
マクロな動向)
第2部 「近代」の幕開け(一九世紀をむかえて
西洋近代との邂逅
開港と開国
動乱の時代)
第3部 近代日中の相剋(近代日清関係の始動
日清対立の深化
「洋務」の時代
愛国反日の出発)
【ネット上の紹介】
エドガーは目覚めたアランを連れてアーサーの館を離れ、アーサーはますます病重く死を迎えようとしていた。そんなおり父と再婚相手との娘・セスが現れアーサーの看病をすることに・・・?アーサーの過去、パトリシアとの秘めた初恋の行方、そして目覚めたアラン。全てが絡み合い運命が1つの結末をつむぐ。「秘密の花園」の章、完結巻
「さらば、わが愛 覇王別姫」
1993年作品、香港映画、京劇がテーマ。
【ネット上の紹介】
1925年の北京。孤児や貧民の子が集まる京劇の養成所に入った少年・小豆子。いじめられる彼をかばったのは、兄のような存在である石頭だけだった。成長した2人は、小豆子は女役、石頭は男役として「覇王別姫」で共演。スターへと上りつめるが…。
【感想】
日中戦争から国民党政権、共産党への移行、文化大革命の嵐を描いている。
主人公2人と京劇を中心に時代の流れを描いた作品。
良く出来ている。押さえておきたい名作と思う。
【備考】
「覇王別姫」とは、四面楚歌で有名な項羽と虞美人とを描いた京劇作品
by Wikipedia
「ザ・ファブルThe second contact」(1)
「ザ・ファブル」第2部始動!
クロちゃん、抗争相手のヤクザにぼこぼこにされているところにヨウコ姉さん登場
泣いて喜ぶクロちゃん
ヤクザのクロちゃんをアゴで使うヨウコ姉さん
【ネット上の紹介】
2019年、第1部が大団円を迎えた「ザ・ファブル」が、さらに風変り味を増して、堂々の大帰還でございます――。我らがアキラ兄さん、ヨウコ姉さん他、アザミにユーカリ、クロちゃんらも元気に大復活――。そして第1部で兄さんと結ばれたミサキちゃんやタコ社長の現在は如何に・・・・。無敵の殺し屋引退伝説、未曾有の第二接触が、ここに完全リスタート! 知恵と工夫のプロとして――♪
「家族じまい」桜木紫乃
2020年 第15回 中央公論文芸賞受賞。
老いと家族がテーマ。
レベルが高く、面白かった。
今年のフィクション・ベストの1冊、と思う。
P69
残った行き先はあの世だけという冗談が、大きく外れていない世代だ。
P140
そうそう自分を変えることなど出来ないことは、40も半ばとなった今ならわかる。ただ、考え方の角度を変えることは出来るのだった。
P216
「50を過ぎると、男も女も少し焦るんだ。やり残したことはたくさんあるのに、やり直しのきかないところに来てしまったことに気づく。(後略)」
P223
生きるために働いてきて、結局死ぬ準備にいちばんお金がかかると知ってうんざりした70代も過ぎた。周りを見ればそれすらかなわぬ者がわんさといる。(中略)
80を過ぎれば便りのないのは死んだという知らせだろうか。(中略)
最近は、連絡が来たときに静かに手を合わせに行けば良いと思うようになった。
P229
「(前略)縁なんて、自然に切れるもんなんだよ。切る切る言ってるやつと縁が切れたためしはないんだ。死ぬ死ぬ言ってる人間がなかなか死なないのと一緒だよ」
P231
10歳も年下の男と生き直すには、やはりレースのハンカチみたいなひらひらパンツのひとつも必要なのだろう。薄いパンツ1枚で女が勝負をかけられるのも、考えてみればあと5年、長くて10年だ。70を過ぎれば尿漏れを心配しなけりゃいけない。
【ネット上の紹介】
認知症の母と、齢を重ねても横暴な父。両親の老いに姉妹は戸惑い、それぞれ夫との仲も揺れて…。別れの手前にある、かすかな光を描く長編小説。
老朽化したエアコンを新しくした。
1階和室。
いつもパナソニックだが、今回はダイキンAN28YRBKS-W。(コジマ)
なぜなら、加湿機能がついているから。(加湿機能はダイキンのみ)
これで、一通りエアコンを一新したことになる。
今年のリフォームは、これにて終了。
本体220,000円+追加工事代24,200円(3人×2時間半)
【過去のエアコン経緯】
2021年3月
1階応接間と、2階洋間。
1台は15、16年前、もう1台は20年以上前のもの。
274,639円+34,870円(カバー等追加工事代)+5,280円(リサイクル)=314,789円(ヤマダ電機)
2020年8月
1階居間
パナソニックCSX560D2(ジョーシン)
2013年12月
2階寝室。
PanasonicCS-283CXR(8-10畳用)(ジョーシン)
本体+リサイクル費用等¥140,000円
「女三人のシベリア鉄道」森まゆみ
明治から昭和、シベリア鉄道で旅をした作家たちがいた。
与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子。
彼女たちの足跡をたどる旅。
紀行+評伝作品・・・味わい深く濃い内容だ。
P9
当時、晶子は33歳で7人の子の母であった。下の二人は養女に出し、上の五人を夫寛(鉄幹)の妹静子に預けて、たった1人、シベリア鉄道に乗ったのである。(中略)
「かにかくシベリアの汽車にして1人旅をいたさんとするにて候へば暴挙に近きことゝは自らおもひ居り申候」
P11
与謝野鉄幹は表立って金を稼がない人であったから、収入を得るのも、家事も、育児もすべて晶子の肩にかかっていた。その苦労を傍で見ていた啄木は「姉と話しているような気がする」と慕っていた。
P34
晶子はまだ多産多死の、医療技術も整わぬ中で13人も産んだ。あるお産の前に有島生馬邸を訪ね「私は難産なので、今度は死ぬかもしれませんからご挨拶に伺いました」といったそうである。
P184
両者(ゴーリキーとその息子)ともスターリンによる毒殺だという説はいまもって根強い。
P192
「宗教はアヘンである」というレーニンの言葉に従い、革命後、教会は弾圧され、(中略)スターリンの命令で爆破された。(私は「イデオロギーもアヘン」と思う)
P224
「あと五(ウー)は福(フー)に通じるから、六(リュウ)は利(リー)に通じるから中国人は好きです」
P226
「走れ!走れ!汽車よ、泪せきあえずです」(林芙美子「巴里まで晴天」)
P344
「ロシアは驚木桃の木さんしょの木だ。レーニンをケイベツしましたよ」労働者であった芙美子にはこの革命が人民の名をかたりながら人民のものになっていない、ということが見えたのであろう。
【ネット上の紹介】
与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子。明治末から昭和初めの動乱期に、シベリア鉄道で大陸を横断した逞しい女性作家たちの足跡を辿り、著者もウラジオストクから鉄道で旅に出た。愛と理想に生きた三人に思いを馳せながら、パリを目指す。車中での食事、乗客とのふれあい、歴史の爪跡が残る街…世界で最も長い鉄道旅をめぐるエピソードの数々。三人と著者の旅が、時を超えて交錯する評伝紀行。
第1章 ウラジオストクへ
第2章 バイカルの畔にて
第3章 エカテリンブルクのダーチャ
第4章 「道標」のモスクワ
第5章 東清鉄道を追って
第6章 夜汽車でワルシャワ、ベルリンへ
第7章 パリ終着の三人
あとがき―旅を終えてから