【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

京都御所、二条城

2024年11月27日 18時04分48秒 | お出かけ

京都御所、「小御所」では、明治維新の際、将軍に対する処置を決めた。

禁門の変の激戦地、蛤御門

二条城・・・二の丸御殿大広間で重臣を集めて会議を聞き、翌々日、大政奉還が成立



来年はへび年


オーストラリアガマグチヨタカ

2024年11月25日 07時39分58秒 | お出かけ

オーストラリアガマグチヨタカ

レッサーパンダ
ワオキツネザル

ハシビロコウ

ペリカン

オーストラリアガマグチヨタカ


史跡巡り

2024年11月20日 20時36分52秒 | お出かけ

幕末維新ミュージアム霊山歴史館
土方歳三の刀

近藤勇の刀

龍馬を斬った刀

寺田屋

入浴していたお龍は、二階に駆け上がり龍馬に知らせた、と言われている

右写真は、寺田屋のお登勢さん
左写真が、お龍さん

お龍さんの入浴していた一階のお風呂

龍馬の部屋
刀痕跡

一階

御香宮神社・・・鳥羽伏見の戦いでは官軍の本営となった

鳥羽伏見の戦いでは、会津藩200余名が宿陣とした伏見御堂の前に「会津藩駐屯地跡」の碑が立てられた。

伏見奉行跡・・・幕軍が陣を敷き、御香宮神社の官軍と戦った

*JTB『詳細京都地図』を参考に歩いた。

【おまけ】
対岸が月桂冠大倉記念館

月桂冠大倉記念館で試飲

黄桜レストランで試飲


史跡巡りは、その後、池田屋跡、蛤御門=禁門の変跡も訪ねる予定だった。
しかし、黄桜と月桂冠により、断念した。

*寺田屋騒動については、『幕末史』P236~P240を参照されたい。
著者の半藤一利さんは、おりょうさんのエピソード=『素っ裸で龍馬に危急を知らせた』、に関して次のように2回も否定的見解を述べている。
『どうもインチキくさいですがね』P237
『ちょっと眉唾かなと・・・』P238
しかしながら私は、『幕末史の彩りでもある』ので、信じたい気持ちもある。
(たしか司馬遼太郎さんも、このシーンを描いていた、と記憶している。司馬さんも、彩りがほしかったのかもね)

【参考リンク】
幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」

寺田屋|【京都市公式】京都観光Navi


「幕末史」半藤一利

2024年11月18日 18時41分11秒 | 読書(幕末/明治)

「幕末史」半藤一利

読み返し。

P224・・・40年説
日本は慶応元年(1865年)からはじまり、明治38年(1905年)に日露戦争が終わって日本が世界の強国の一つになるまで40年、その大日本帝国を滅ぼしてしまうのがまた40年後の昭和20年(1945年)でした。もう一つ言えば、占領下の6年半を経て、戦後日本が昭和27年(1952年)から新しい国づくりをスタートさせ、平成元年(1089年)から翌年に絶頂期を迎えたバブルがはじけたのが平成4年(1992年)ですから、これも40年かかったのです。つまり国をつくるのに40年、国を滅ぼすのにも40年。
 
P375
それにつけても、戊辰戦争とは、いってみれば幕末の“関ヶ原の戦い”であったな、と考えています。
 
版籍奉還
P399
版とは版図すなわち領地。籍とは戸籍すなわち人民。これを新政府に献上する。
 
P493
国策が開国と一致したのに、あえて戦争に持ち込んで国を混乱させ、多くの人の命を奪い、権力を奪取したのです。「維新」とカッコよく呼ばれていますが、革命であることは間違いのないところです。将軍を倒し、廃藩置県によって自分の属している藩の殿様を乗り超え、下級武士であるものが、一斉に頂点に立つ。では、つぎにどんな国を建設するのか、という青写真もヴィジョンもほとんどなく、なんです。
 
P494
つまり戊辰戦争のつづきといえるこの明治の権力をめぐってガタガタした十年間は、古代日本人的な道義主義者の西郷と、近代を代表する超合理主義の建設と秩序の政治家大久保との、やむにやまざる「私闘」であったといえそうです。

【ネット上の紹介】
嘉永六年(一八五三)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。役人たちは周章狼狽する。やがて京の都はテロに震えだし、坂本龍馬も非業の死を遂げる。将軍慶喜は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こる。新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没す―。波乱に満ち溢れた二十五年間と歴史を動かした様々な男たちを、著者独自の切り口で、語り尽くす。
「御瓦解」と「御一新」
幕末のいちばん長い日
攘夷派・開国派・一橋派・紀伊派
和宮降嫁と公武合体論
テロに震撼する京の町
すさまじき権力闘争
皇国の御為に砕身尽力
将軍死す、天皇も死す
徳川慶喜、ついに朝敵となる
勝海舟と西郷隆盛
戊辰戦争の戦死者たち
新政府の海図なしの船出
国民皆兵と不平士族
西郷どん、城山に死す
だれもいなくなった後

103万円の壁

2024年11月12日 16時49分44秒 | 身辺雑記



2024年11月12日朝日新聞より


「これは経費で落ちません!」(12)

2024年11月10日 08時42分00秒 | 読書(小説/日本)

「これは経費で落ちません!」(12)

シリーズ最新刊。

P163
太陽は、卵巣と子宮の違いをわかっていなかった。生理とは卵子を排出するものだと思っていた。ピルを飲むと生理が止まるものだと思っていた。妊娠三ヵ月とは、セックスをした日から三ヵ月後のことだと思っていた。(最終排卵日からカウントするはず)

【ネット上の紹介】
ちゃくちゃくと結婚に向けて準備を進める、沙名子と太陽。名字はジャンケンで“森若”にすることになったけれど、それ以外にも世帯主、本籍地、新居、子供など、話し合わなければならないことは山積みだ。社内の既婚女性たちの家庭事情もいろいろと耳に入ってきて悩ましい。そしてそんな間も仕事は待ってくれない。業務効率向上のためのデジタル化も始まり…?「愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?」


「本好きの下剋上」香月美夜

2024年11月07日 17時14分17秒 | 読書(小説/日本)


「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜」香月美夜

現在出版されているのは次の通り。

第一部「兵士の娘」3巻
第二部「神殿の巫女見習い」4巻
第三部「領主の養女」5巻
第四部「貴族院の自称図書委員」9巻
第五部「女神の化身」12巻
外伝 「貴族院外伝 一年生」
外伝 「ハンネローレの貴族院五年生」
短編集2冊
*アニメも第3部まで配信されている。

本編全33巻+外伝2巻+短編集2巻
(この1ヶ月、これにかかりっきりになっていた)
本編は33巻で完結しているが、ヒロイン以外の視点で、
短編集や外伝が今も続いている。(2024年11月現在)

この作品を読むにあたって3つハードルがある。
①とても長い
②登場人物が多い
③カタカナ名前で覚えにくい

ファンタジーなので、このジャンルに抵抗感がある方もいるでしょう。
本伝でも、さまざまな登場人物視点で描かれている。そこをしんどく感じるかもしれないし、面白く感じるかもしれない。
かつて、氷室冴子さんが「全ての登場人物の視点で描くことができる」と言って一部の作品で実行された。(「なぎさボーイ」「多恵子ガール」) 
それをさらに積極的に進めている。

【閑話休題】
貴族院に入るまでの2年間をどうするのだろう、と思っていた。
宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕物余話」で、「我、言挙げす」から「今日を刻む時計」に到ったようなことが起こるのではないか?、と予想した。
実際はどうか?・・・読んでみて。

【異世界ファンタジー】
私の思いつく異世界ファンタジーは次のとおり。
「西の善き魔女」全4巻、荻原規子
「悪魔のような花婿」シリーズ
「天山の巫女ソニン」菅野雪虫
「帝国の娘」(上・下)須賀しのぶ
上記作品を比べて、「本好きの下剋上」は、食べ物と服飾の描写が多い。
それが特色と言える。

【ネット上の紹介】
2022年 このライトノベルがすごい!受賞
幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして…。おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー開幕!書き下ろし番外編、2本収録!


南蛮文化館

2024年11月01日 15時35分14秒 | お出かけ

1年に2ヶ月しか開かない美術館、南蛮文化館。(5月と11月)


原城跡から見つかった天草四郎陣中旗(レプリカ)


日本初のヨーロッパ訪問団「天正遣欧少年使節」


二条城


細川忠興が作ったといわれる朝顔の釣鐘(細川家・九曜紋)
奥の壁にあるのは、和風「マリアとイエス」