「歴史・時代小説縦横無尽の読みくらべガイド」大矢博子
とても役に立つガイドブック。
紹介された作家176人、作品488作。
膨大な作品の魅力のツボを教えてくれる。
P127
遊郭ものの書き手としては『吉原手引草』『吉原十二月』などの松井今朝子がまず浮かぶが、この『花宵道中』と、前述の中島要『ひやかし』の二冊が近年の遊郭小説のツートップだと思う。強く推す。(私も強くそう感じる…と言うか、『花宵道中』は大矢博子さんの推薦文を読んで、当時リアルタイムで読んだ)
P142
江戸時代の時刻制度「不定時法」では、日の出の約30分前を「明け六つ」、日没の約30分後を「暮れ六つ」としていた。この三十分は「星が見えなくなる/見え始める」タイミングだ。意外とロマンチックな決め方である。
【おまけ】
まだ未紹介の作品も多々あるし、新たなテーマで書いて欲しい作品群もある。
続編が出て欲しい。
PS
図書館で借りて読んだが、買いなおして手元に置いておこうと思う。
ポンポン山に登ってきた。
今回は目的があった。
新しく買ったアプローチシューズを試すこと。
今まで使っていたアプローチシューズはファイブテン・キャンプ4。
今度買ったのもファイブテン・キャンプ4。
でも、かなり違う。
それをこれから説明しよう。
上の写真が旧いキャンプ4。
7年以上前に買って、全体に傷んでいる。
昨年10月にソールを修理して、さらに4か月後、今年の2月にも修理した。
「もう、新しく買うか」、と。
「今までずっとローカットモデルを買ってきたけど、今度はミッドカットはどうだろう」、と。
私も歳をとって足首も弱ってきたし、怪我や故障をしてからでは遅い。
今は35㍑ザックで日帰りばかりだけど、「55㍑ザックで縦走した場合を想定したら、ミッドカットの方が良いのではないか」、と。
上の写真が新しく買ったキャンプ4 Mid GORE-TEX。
ポンポン山を5時間歩いたのでホコリだらけになった。汚い写真でスマン。
側面にファイブテンのロゴが入っている。
つま先がダウントゥならぬ、アップトゥ、になっている。
段差で蹴躓かないように、と配慮だろう。
ソールはこんな感じ。
下山直後で汚れている。お目汚し写真でスマン。
ステルス・ラバー(STEALTH)とファイブテンの名が入っている。
私は、普段ジムでモカシムとスーパーモックを使ってるからと言って、別にファイブテンにこだわっている訳じゃない。
実際、登山用品店でいくつか試した。
軽くて良かったのはスポルティバ。
だけど、幅が細すぎて私の足型に合わない。
他のメーカーのも同様。
結局、ファイブテンになった。
私は通常の靴は24.5㎝を履いているが、今回26㎝を買った。
足幅に合わせると、そうなるのだ。
25.5㎝でも良かったけど、多少違和感があったので26㎝にした。
その代わり、と言っちゃあ何だけど、インソールを買った。
分かりにくいけど、これがインソール・SUPERfeetだ。
ネットでは評判が良い。
どんなもんかな、と。
踵と土踏まずの間に膨らみがあって、踵が固定されるようになっている。
これにより、土踏まずが有効に機能し、歩行が楽になり、故障や怪我のリスクが軽減されるらしい。
過去に下山の際、つま先が靴先に当たって痛くなった事があるが、今後そういうことはなくなると思う。踵が固定されて、つま先に余裕があるから。
ただ、他の方に薦めようと思わない。
4,800円するから。(中敷き代金でノンブランドの靴なら買えてしまうかも、ってのは辛い)
言うのを忘れていたけど、キャンプ4本体価格は13,000円。
本来、26,000円するものだけど、ファイブテンそのものがアディダスに買収されており、細々とラインナップが続いていたけど、今後廃盤となるからアウトレット扱いにした、と。
そのような事情ではないかと思う。
まぁ、本体が安くなった分で、インソールを買った訳だ。
帰宅後、水で洗ってみた。黒い色は、ホコリが目立っていけない。
【感想】
最初、ミッドカットの外側上部の端が足首の上に当たって痛かった。
そのうち、マシになってきた。
インソールは効果があるのか、よく分からない。
足首の上がすれて痛いのばかり気になったから。
でも、悪くない、とだけ言っておこう。
下りも、つま先が痛くならなかったし。
目を見はるような、目立った良さは分からないけど、悪くない、とだけ言える。
今後、山行を繰り返し、気が向いたら感想を書こうと思う。
ちなみに、今回のタイムは5時間12分。
前回のタイムは4時間36分。
36分も遅くなった。
ゆっくり歩いたせいだけど、ここまでタイムが違うのは、ローカットとミッドカットの違いもある。今まで、(雪山以外)ずっとローカットだったので、「ミッドカット違和感ありあり」、だ。
ローカットは山中でも、街中に近い感覚で歩ける。
まぁ、その分リスクがあるから、今回ミッドカットにしたのだけど。
今後の慣れに期待したい。
「あきない世傳金と銀」(6)高田郁
シリーズ6巻目。
今回は重要な転換点。
途中で舞台が江戸に移動する。
P77
木綿や麻を紡いだ糸は絹糸に比べて太く、従って織り上がりの生地も分厚くなる。それゆえ「太物」と称されるが、太物の中でも幸は、木綿に心を強く惹かれていた。
P189
大坂から江戸に向かうには、ひとまず京街道を進んで、京を経ずに大津から東海道に入るのが良い。(東海道の西の起点は三条大橋だけど、こっちの方が近いのか?!ちなみに弥次喜多の像がある)
三条大橋、下は弥次喜多
P196
何よりも、初めて見る江戸の男女の様子は、幸たちにとって随分驚くことが多かった。女人は化粧が薄く、髪も着物も大坂よりぐっと渋い。
P221
江戸の商家には「小僧」はあっても「丁稚」はない。
【ネット上の紹介】
大坂天満の互服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。果たして、商習慣もひとの気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせたい、との願いは叶えられるのか。新たな展開とともに商いの本流に迫る、大人気シリーズ待望の第六弾!
ポンポン山に登ってきた。
下山後、税務署で確定申告を行ってきた。
入力は国税庁のHPから出来る。
順番に数字を入れていくと完成する仕組みになっている。
まず所得を入力し、その後、控除金額を入力する。
控除で大きいのは、社会保険料、扶養控除、基礎控除。
これらを入力することで、返ってくる金額が大きく違ってくる。
最後にプリントして、税務署に持っていくが、ネット上で「送信」も可能。
私は聞きたいこと、確認することがあったので、実際窓口まで足を運んだ。
(入力した数字が不安だったので2種類用意した)
午後に行ったせいか、順番待ちなし、だった。
【来年への覚書】
*社会保険料は「証明額」を入力する。
*年末に保険会社や年金事務所から書類(控除証明・源泉票)が郵送されてくるので、失わないよう保管する必要がある。
*提出後、約1か月か1ヶ月半後に振り込まれるはず。
*登山靴の元を取れそう。
【参考リンク】
所得税(確定申告書等作成コーナー)|国税庁
トップページ
立ち読みする
「山岳装備大全」ホーボージュン/村石太郎/永易量行
装備を33カテゴリーに分けて詳細に解説している。
装備の種類や機能だけでなく歴史も書かれている。
気になるところだけ読んでもOKだし、ざっと目を通すだけでも参考になる。
紫外線…海抜ゼロ地点から1000m上がるごとに約10%も増えていくのだ。(白内障、ヒフ癌の原因となる)
【ネット上の紹介】
トレッキングブーツ、バックパック、オールウェザーシェルなど主要装備33カテゴリーを詳説。テント・冬季登山関連用具も対応。バッテリーなど小物18カテゴリーもコラム掲載。トップレベルの知識をもち定評ある最高の筆者による執筆。用具の特長と機能美を際だてるハイクオリティな写真。
トレッキングブーツ
フットベッド
トレイルランニングシューズ
小型パック
大型パック
ベースレイヤー
オールウェザーシェル
レインウェア
フリースウェア
ダウンウェア〔ほか〕
立ち読みする
「マタギ」矢口高雄
矢口高雄さんの代表作。
読む価値ある作品だ。
マタギの里分布は大別して次の三地域に分かれるが(後略)
阿仁マタギ 仙北マタギ 鳥海マタギ
カモシカの呼び名はあってもシカの種族にあらず偶蹄目ウシ科いわゆるウシの仲間で(後略)
間欠泉…日本では別府温泉や宮城県の鳴子・鬼首温泉などが知られている。
【おまけ】
小説でのマタギと言えば「邂逅の森」(熊谷達也)を思い出す。
「邂逅の森」熊谷達也
【ネット上の紹介】
"狩猟ブーム〟の現代にこそ読み返したい猟師の源流がここにある ―― 千松信也(猟師) 漫画家・矢口高雄氏の隠れた名作『マタギ』(1976年日本漫画家協会賞大賞受賞作)がヤマケイ文庫で復刊! 「最後の鷹匠」も収録、800頁以上、圧巻の読み応え! 舞台は、雄大な奥羽山脈の山里。 不条理とも思える大自然の〝掟〟の下、狩人であるマタギたちは、冷徹な頭脳と研ぎ澄まされた狩猟技術をもって野生動物に向かっていく。 漫画家矢口高雄の代表傑作、第5回日本漫画家協会賞大賞受賞作、待望の復刊です! 愛蔵版未収録の「最後の鷹匠」も入っています。 ●目次 野いちご落し 怜悧の果て オコゼの祈り 勢子の源五郎 アマッポ 行者返し 寒立ち 樹氷 最後の鷹匠 【 街ではジビエが流行り、田舎は獣害に苦しむ現代。狩猟の必要性が叫ばれるこの時代にこそ読み返したい狩猟の源流がここにある ―― 千松信也(猟師) 】
雪はさらに減少していた。
アラキ峠からスノウシューなのに、今日は権現山から装着。
それでも、ところどころ地肌が見えていた。
もう雪山シーズンは終わりなのだろうか?
亀裂が入っているのが怖い
蓬莱山からの帰り道
平バス停に登山届が出せるようになっている。
【参考リンク】
比良山系遭難情報
山岳情報・インターネット登山届
江若(こうじゃく)交通
JR湖西線各駅から登山口までのアクセスマップと時刻表
やわらか凸凹MAP【比良登山編】値下げしました!!
【データ】
活動時間:5時間17分
スタート9:26「平バス停」
権現山10:56-11:12
小女郎峠11:53
蓬莱山12:28
小女郎峠12:58
ゴール14:43「JR蓬莱駅」
「遙かなる城沼」安住洋子
館林を舞台にした時代小説。
長男・惣一郎が主人公。
他に弟の芳之助や妹千佳の3人兄弟。
そこに藩を二分する派閥争と国替え、父の過去が絡んでくる。
【ネット上の紹介】
館林藩士である村瀬家の長男惣一郎は、秀才の弟、剣の才を持つ妹と塾や道場に通うのが苦痛になっていた。兄としてふがいない思いになるのだ。父は「頭が良い者だけが優れているわけではない。人は良い心がけで成長していくものではないか」と話してくれた。惣一郎の成長とともに、周りではさまざまな出来事が起きる。友の離反、父の病、筆頭家老の殺害、館林から浜田への国替え―。歳月を経ても、思い出すのは故郷・城沼の風景だった。風が渡り煌めく湖面、咲き誇る躑躅。そして昔の友から悲痛な叫びをあげる手紙が届く。人の絆の大切さを描いた青春時代小説。
2011年10月、ファイブテン・キャンプフォーを買った。
その後、つま先部分が剥がれ、2,018年10月に修理。
しかし今回、再びソールがとれて、靴先がべろべろになった。
側面も部分的に剥がれてきた。
もう全体的に弱っているのかも知れない。
前回修理から4か月しか保たなかったのだから。
でも、もう一度だけ修理して、次回は新しい靴を購入することにしよう。
つま先修理完了900円
モカシムもそうだけど、ファイブテンは、接着箇所がはがれやすい。
スポルティバやスカルパはもう少し頑丈なように感じる。
このところ時間切れで、蓬莱山を登ることが出来ていない。
権現~ホッケ山を登って小女郞峠から下山となっている。
今回は、蓬莱山に照準を合わせた。
そのためには、前回のようにトレースを間違えないよう、地形を気にして歩いた。
おかげで、蓬莱山を登頂することが出来た。
蓬莱山1,174m山頂
蓬莱山からの下山開始
途中の景色
この谷筋から下山
【データ】
活動時間:5時間19分
スタート9:23「平バス停」
権現山10:46-10:57
小女郎峠11:51
蓬莱山12:18
小女郎峠12:40-12:57
ゴール14:42「JR蓬莱駅」
「火のないところに煙は」芦沢央
ホラーミステリ。
まるでノンフィクションを読んでいるかのごとく展開していく。
主人公が論理的な人物で、怪異を理屈で説明し納得しようと試みる。
しかし、それが次第に破綻するときに恐怖が生まれる。
短篇が集まってそれぞれが関連している。
とくに最初の短篇「染み」が怖い。
これで弾みがついて一気読みとなる。
P139
つまり怪異というものが人智を越えた事象である以上、そこに論理的説明をつけようとすること自体が常に誤りを内包することになるのだ。
【ネット上の紹介】
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが―。予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!
ポンポン山に登ってきた。
晴れではなかったが、山を歩くだけで良い気分になれる。
今日は猪と鹿に遭遇した。
(あと蝶を見たら猪鹿蝶?)
(馬と鹿なら馬鹿?)
【データ】
神峰山寺駐車場~神峰山寺~川久保尾根~釈迦岳~ポンポン山~本山寺~神峰山寺~神峰山寺駐車場
「私が誰かわかりますか」谷川直子
文藝賞受賞作、「介護・看取り」小説。
おそらく、今年の(個人的)ベストと思う。
あるあるネタ満載、超リアルな現実と世間が描かれる。
介護真っ最中の人も、これからの人も読んでみて。
P64
「(前略)ボケてる人間ってさあ、未知との遭遇だわ」
「とにかくね、油断しちゃダメだよ。期待を裏切ってくるからね」
「ほんと、予測不可能だからよけい疲れるのよね、振り回されてる。ボケてるったって大人だからさ、へんなところで頑固でしょ。意味のないやり取りが続くとものすごくむなしくなってくる」
「わかる。子育てなら苦労してもいつかは終わって報われるけどさ、介護って報われないもん。時間の浪費以外の何物でもない」
P74
理屈はわかるけれど、真心というものがいつもはね返されるのはなぜなのだ。
P81
日本では、2025年には65歳以上の老人の5人に1人が認知症になる見通しだという。その数、七百万人。その家族は、特養にたどり着いたとき、ようやく介護から抜け出せるのかもしれない。特養という言葉には、もう介護を人に任せてしまってかまわないという世間のお墨付きをもらったような重みがある。
P96
夫が妻に対して気遣いを怠るのは、家に帰ると同時に脳のスイッチがオフになっているからだと瞳にはよくわかる。
P154
なぜ多くの老人が、自分の息子の嫁に看護や介護をさせるのか、昌子は疑問に思う。何一ついいことはない気がするからだ。子どもには育ててもらった恩があると言うが、産んだのは自分なのだ。育てることは産んだ親の仕事で、恩を売るのはまちがっている。
P192
彼らは幼な子になりどんどん自由になっていく。自由ほど凶暴なものはないと、恭子は思う。
P204
お義母さんは死んでいく人よ。健くんはこれから生きていく人。そしてあなたも」
P216
総天然色の写真にモノクロームの墨絵が勝ってしまうことがあるように、失われた力、失われてもなお残った力、それこそが「老い」なのだけれど、残った力の持つ特殊な味に、桃子もときおり圧倒的な敗北感を抱く。それは桃子がまだ自分というものの一部を失くしていく経験をしたことがないからだ。
P219
私のような「長男の嫁」は絶滅危惧種。それでいい。
【おまけ】
ちなみに、昨年のベストは次のとおり。
小説部門=「引き抜き屋」
ノンフィクション部門=「子どもたちの階級闘争」
マンガ部門=「夕暮れへ」
【ネット上の紹介】
介護する女の実感満載!文藝賞受賞作『おしかくさま』で本格的にデビューした実力派作家が、実体験にもとづいて「世間体」の影響力を描いた新たな「介護・看取り」小説。再婚を機に東京から地方都市に移住した桃子を待っていたのは、長男の嫁としてかかわる義理の父の介護だった。アルツハイマー病の夫を三年老々介護した義理の母がついに白旗を上げたとき、「長男だからおやじを引き取るべきだ。ホームに入れたら世間がなんと言うかわからない」と夫に言われて桃子は悩む。介護の押し付け合い、グループホーム入所後のケア、入院先での付き添い、老健施設への移行。何が正解かわからないまま、しかたなく介護を続ける桃子の前に、必ず世間体が姿を現す。義父を在宅介護する友人の恭子、育児と仕事と介護の三つ巴につぶされそうになる瞳、死んだ夫の両親に家政婦のように扱われている静子。この三人も、長男の嫁として介護を背負わされ疲れきっていた。血がつながっていないからこそ、嫁たちは世間の視線が気になって介護を投げ出せない。やがて時とともに衰弱してゆく義父の最期を通じて、桃子は、寿命を生き切るその姿に心を動かされ、老いの力強さを肌で知る。人生を終えるのは一大事業なのだ
アラキ峠から権現山996m~ホッケ山1050mと登ってきた。
その後、小女郎峠からJR蓬莱駅に下りた。
前回(2週間前)より雪は少なくなっていた。
天気はイマイチだが、そんなことを言っていては練習にならない。
これだけ通っているのに、2箇所でルートを間違えた。
GPSで修正する。
修正するには、体力と判断力が必要。
どちらも私に足りないものだ。
権現山996m
この谷筋を下りていく。約2時間でJR蓬莱駅だ。(トラバースで注意を要する箇所あり)
琵琶湖大橋も見えた…あの高度まで一気に下りる
【データ】
活動時間:4時間54分
スタート9:24「平バス停」
権現山10:47-10:59
小女郎峠12:00-12:23
ゴール14:18「JR蓬莱駅」
山と渓谷 2019年1月号
今ごろ1月号を買ってどーするの?って言われそう。
別添小冊子の「山の便利帳 2019」が欲しかったから。
交通機関、山小屋情報が詰まっている。
独りで行動するので、車より電車が多くなる。
今は行けないけど、遠出をしたら、特にそうなる。
その場合に備えての情報収集が必要。
【関連事項】
今日、宝剣の滑落事故について会話をしたが、次の4点が重要と感じた。
①体力(全ての基本)
②技術(体力の上に築く建築物のようなもの)
③装備(つねに更新する必要あり)
④自然条件(自然には逆らえない)
以上4点にプラス⑤を追加するなら『情報収集』でしょう。
こちらも、つねに更新する必要あり。
クライミングのショート・ルートは、2-3分のルートが多い。
それでも、緩急をつけて登るので、力が抜ける時がある。
慣れた人ほど、核心に備えて、身体が力を抜こうとする。
山の場合、数時間の間、ずっと緊張しっぱなし、ってのはないし、無理と思う。
気の抜ける時がある。
いかに危険箇所を見抜き、集中力を持続するかが重要。
体力・技術・装備を総動員して対処する必要がある。
…結果論になってしまうけど。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
【リンク】
中アで滑落、3人死亡1人重傷 登山道に凍結箇所多く
【ネット上の紹介】
[特集]
●登山の現在形
平成から未来の山を語ろう
◇第1部 登山者たちの現在形
・丹沢塔ノ岳で聞いた登山者たちの“今”
・本誌アンケートから見る読者の現在形
・これからの山を語ろう 花谷泰広×望月将悟
・豊かな「山時間」の過ごし方
◇第2部 テーマで見る平成日本登山史
・インターネットの普及
・女性の活躍
・自然の脅威
・多様化する登山
・集団から個人へ
◇第3部 現在の山、これからの山
・平成登山用具史とこれから
・山岳遭難を減らすために
・山小屋の役割を考える
・環境問題の行方
・増える外国人登山者
・山のビジネス最前線
◆お正月に登りたい山
・[ルポ]東京都/日の出山~御岳山/大阪府・金剛山
・[コースガイド] 47都道府県「お正月に登りたい山」ガイド
・[コラム]2019年は亥年!登ってみたい干支の山