シンガポールは、「明るい独裁国家」、「明るい北朝鮮」と言われる。
一党独裁で、政権交代しない。
P56「日本戦後史論」内田樹/白井聡・・・シンガポールについて
民主主義は経済成長にプラスにならないと判断されたので、建国以来一党独裁が続いています。国内治安法という法律があって、反政府的な人物は令状なしで逮捕拘禁することができる。労働組合は政府公認のものしかない。大学生は入学に際して「反政府的な意見を持っていない」ことを示す公的な証明書の提出を義務づけられている。反政府的なメディアは存在しない。リー・クアン・ユー一家が首相ポストを世襲し、国有企業を支配している。
経済優先の都市国家なので、けっこう裕福。
相続税のからみで、日本の富裕層も晩年を過ごすため来ている。
P261「プライベートバンカー」清武英利
2千万シンガポールドル以上の資産を持つ外国人が、その資産の半分以上を5年以上、シンガポールで維持することを条件に永住権を取得できるようになった。相続税もキャピタルゲイン課税もないオフショアに住む権利を、カネで買える時代が到来し、日本人富裕層もなだれ込んだ。
裕福な方が多いので、人口の90%が家を所有し、
多くの家庭で外国人メイドを雇用している。
だから、「メイド税」なるものもある。
道を歩いていても、電車に乗っても、多民族国家だな、と感じる。
7割以上が中華、残りがマレー系、インド系。
白人もけっこう見かけた。(犬を連れて散歩している)
儒教思想があるので、中華系の方は年長者に親切。
MRT小印度駅を降りると、インドの民族衣装専門店がいくつもある。
Chinatown駅
よくこんな建物を作ったなぁ
清潔できれい、という印象。
治安もいい、と感じた。
電車の中で眠っている方も少なからずいる。
建造物も味わいがあり美しい。
そういうのが好きな人は、ハマると思う。
↑ 私の泊まったホテル。
Hotel MI Bencoolen、浴室、トイレも含めて十分な広さ。
清潔で良かった。3泊4日で¥56,276円、食事なし。
道路を渡るとフードコートあり。
ちなみに、航空運賃は148,600円(シンガポール航空)。
【参考】
先々月=台湾
先月=香港に出かけた。
比較のため、航空運賃を記しておく。
香港(キャセイパシフィック)・・・79,750円
台湾(ピーチ)52,810円
香港、台湾は、また機会があれば訪問したい。
シンガポールは今回で充分、再訪はない。
帰国して書いている。
最終日は、再度、ボタニック・ガーデン(世界遺産)に行ってきた。
11:15分にホテル出発、12:00チャンギ空港到着。
滝(映像)の前で、皆さん記念写真を撮っていた。
けっこう迫力がある。
スンゲイ・ブロウに行ってきた。
シンガポール北端にある自然公園。
MRTクランジ駅前から#925バスに乗る。
「クランンジブラウワー・カーパークB」で下車、徒歩数分でビジターセンター。
そこから、コスタル・トレイルを歩く。
ジョホール海峡をはさんで、対岸はマレーシア。
マングローブ
大湿地帯だ
海岸沿いを歩くコース
ヤギ農園があったので、見学する
餌をもらえると思って勢いよくやってくる
もらえないので、鉄棒を囓っている・・・スマン。
ゴール地点からバスでMRTに戻る予定だったが、バスが来ない。
インフォメーションで確認すると、日曜しか来ないバス停らしい。
(そんなバス停があるって知らなかった)
仕方がないのビジターセンターに戻る。
バスが来たので確認すると、#925なのに、MRTクランジ駅に行かないらしい。
#925でも2種類あるらしい。(ループラインで、バスの屋根を見たら分かるらしい)
違いがよく分からない。
次のバスを待って聞くと、今度のバスはOKだった。
(ややこしいので、「午後から帰国」って人は、訪問を避けた方が良い)
いったんホテル近くに戻り、フォートカニングに移動。
静かな散策コース
歴史的な経緯がある場所だけど省略。
*ez-linkカードのチャージが手間だったので書いておく。
台湾や香港では、駅員さんに頼んだらやってくれた。
機械を使って自分でもやったけど、ややこしくなかった。
シンガポールでは、駅員さんは、やってくれない。
まず機械を見つける必要がある。
キャッシュ可と、カードのみ可、があるから。(それを知らなかった)
現金可能な機械を見つけたら、カードをセンサーに立てて置く。
画面表示ボタンがいくつもあり、キャッシュ・ボタンは、
下に小さくあり、分かりにくい。
また、私の指がクライマー指で反応が悪い。(イミグレーションでも指紋マシーンに反応せず。係員の方が私の指にスプレーをして、やっと反応した)
おつりが出ないので、チャージしたい金額を用意する必要あり。
最後にレシートボタンを押すと、バランス(残高)が表示されて出てくる。
以上、書くと簡単なように思えるけど、実際やってみて。
(日曜しか来ないバス停があるのを知らないのと同様、最初の前提を知らないと、対処しようがない)
ブキ・ティマの後、ナイトサファリに行ってきた。
シンガポールの動物園は有名。
勘違いしていた。
同じ動物園を夜に行く、と。
イメージとして、同じ役者さんがマチネーをした後、夜公演をする、と。
ナイトサファリのエリアは、動物園とは別にある。
夜専門の動物たちが迎えてくれる。
Dhoby Ghaut駅~Khatib駅へ。
MRT南北線Khatib、A出口、シャトルバスに乗る。
とりあえずトラムで園内1周して、トレイルコース=4種類を実施。
①フィッシングキャット・トレイル
②レオパード・トレイル
③イーストロッジ・トレイル
④タスマニアデビル・トレイル(以前のワラビー・トレイルに相当)
動物達の写真を披露したいけど、夜に写真を撮る腕がなくて失敗。
さて翌日。(すなわち今日)
再び動物園に行ってきた。
さっそくホワイトタイガーが出迎えてくれる。
サイの上に乗った鳥が、サイの皮膚を突いているが、特に怒った様子はなし。
今まで行った動物園で一番大きい
歩いていたら、溝にオオトカゲがいた・・・子どももびっくりしてた
シンガポールに来ている。
2月11日は、移動のみ。
21:20第1ターミナル-23:20関空出発-翌日5:10シンガポール到着SQ623
全然眠れなかった。(これから、深夜便は止めようと思う・・・とても疲れるから)
2月12日は、早朝到着して入国審査。
シンガポールは、あらかじめアライバルカードをネット上で入力しておく。
(これをしておかないと、入国できない)
それをプリントするか、スクショしてスマホに入れておく。
イミグレーションでは、パスポートと親指指紋をスキャンして通過。
その後、2万円をシンガポールドル(SG$)に換金し、ez-linkカードを購入。
ez-linkカードは、10SG$、それに50SG$チャージ。
香港では、”add”を使ったが、シンガポールでは”top up”を使うとのこと。
「所変われば品変わる」、ということ。
その後、ホテルに移動。
本来なら、14時からチェックインだけど、早朝チェックインしていただき、
荷物を部屋に入れて整理し、出かける準備をする。
今日は、シンガポール最高峰に登ることにする。
トレイルが設定されていて、人気コースとなっている。
MRTビューティー・ワールド駅A出口~アッパー・ブギ・ティマ・ロード北進
~Jalan Anak Bukit道路横断~Hindhede Rd北東方向に直進すると登山口。
下の写真は山頂・・・眺望は良くない。
標高▲163mだけど、とてもしんどかった。(寝不足+むし暑さ)
皆さん、汗だくになって登っていた。
夏はどうなるのだろう?
ビジターセンターのはく製。
下山後、登山口近くにあるマレー鉄道跡を歩く。
鉄道跡をブキ・ティマ・トラス橋まで歩いて、
そこからキング・アルバート・パーク駅へ。
そのままホテルに戻らず、MRTボタニック・ガーデン駅で降りる。
植物園だけど、場所がら熱帯植物が中心になっている。
(つづく)