【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

5月立山縦走&雷鳥

2019年06月02日 20時23分53秒 | 北アルプス(立山・剱)

先日行った立山の写真をスライドショーにした。

5月立山縦走&雷鳥


春の立山

2019年05月23日 23時31分04秒 | 北アルプス(立山・剱)
残雪の立山に行ってきた。
雪があるときは夏道の雷鳥沢を登らずに沢の左の尾根を登る。
写真は尾根に出たところ。
ここは核心のひとつで、滑落しないよう慎重に歩いた。
雷鳥見参!
ここは有名な雄山山頂、夏なら神主さんがおられる。
たまたま出会った登山者の方に写真を撮ってもらった。
(ピッケルは縦走中に使わなかったので、ザックに収納)
(アイゼンも早朝、凍結した雪の斜面を登るときに使って、後は収納した)

我が家に帰ってきた・・・中央青いエスパース・テント。
(雷鳥平キャンプ場)

中央が雷鳥平キャンプ場・・・「さよなら、また来るよ」
今回のザック・・・オスプレイ60イーサ(32,000円+ザックカバー4,000円)

【資料】1
雷鳥平キャンプ場 5:16
剣午前小屋7:03-7:11
別山7:46-7:56
真砂岳8:34-8:45
富士ノ折立9:39-9:54
大汝休憩所10:02-10:06
雄山(立山)10:24-10:47
一ノ越11:19-11:40
雷鳥平キャンプ場12:10
【資料】2
活動距離8.6Km
消費カロリー2672Kcal
高低差745m
累計標高上り/下り987m/976m
【覚書】1
このコースは過去3回歩いている。
そのうち1回は、GW残雪期だったが、今回は一番しんどく感じた。
(今回の風向き)地獄谷の硫黄の臭いと、寒さで寝られなかったから?
いつも反時計回りで歩いているが、今回は時計回りだった。
そのせい?
西田省三さんの「厳選雪山登山ルート集」では、時計回りを推奨していたんだけど。
【覚書】2
寝袋は厳冬期用を持っていってよかった。
オールシーズン用や3シーズン用ならもっと寒かっただろう。
ズボンは行動するには問題なかったが、テント用として、寝るときには寒かった。
冬用ズボンの方がよかったかも。
私の持っているダウン・ジャケットはコンパクトな分、羽毛が少ない。
テント対策として、もっと暖かいダウン・ジャケットが必要。
ゴア雨具で代用したけど、行動用としてOKだけど、
テント用として、冬用ヤッケを持っていった方が良かったかも。
ピッケルは40年前のものを使っているが、最新の軽いものを買ってもいいかも。
ペグは竹で作ったものを持っていった。
夜と朝は、凍結して効いているが、昼になると、雪がぐだぐだになるのでペグが簡単に抜けてしまう。紐を長くして、深くに埋める必要あり。
テントも内張を考えてもいいかも。
それとも、山小屋に泊まるとか。
小屋泊まりにしたらザックも小さくできるし、軽くなる。

北アルプス・剱岳山行・資料&食事覚書

2011年08月13日 21時01分20秒 | 北アルプス(立山・剱)

【鉄道・JR】大阪23:27-富山4:28着(5460円+特急1260円)
【鉄道・富山地方鉄道】富山5:44発―立山6:32着
【ケーブル・バス】立山-美女平-室堂(富山駅で室堂往復購入=6530円、片道だと3530円・・・5日間有効)
【剱沢】テント幕営費用500円×2日(何泊しても1000円が最高・・・用意しておいた登山届け提出)
【バス・ケーブル】室堂-美女平-立山(0円・・・往復で購入済み)
【鉄道・富山地方鉄道】立山12:54-富山13:52着(0円・・・往復で購入済み)
【鉄道・JR】富山14:19発-(サンダーバード30号)京都-大阪(5460円+特急2310円)
【その他】雄山にて神社参拝料(お祓い・御神酒込み)=500円
以上、22,520円

【装備】
薄手セーター、フリース、ゴア・パーカー&オーバーズボン、帽子、フリース帽子、(着替え用Tシャツ・膝下ズボン・靴下)
(現在所有するゴア・パーカーとフリースかさばりすぎ、改善の余地あり)
ヘッドランプ、ライター、カメラ、時計、携帯、ゴミ袋、地図、資料(テント場用サンダルは持っていかなかった)
ペットボトル500ml×2本、コッヘル、コンロ、ガスカートリッジ、箸、スプーン、食糧3日分(行動食、予備食含む)
テント、フライ、ポール、銀マット、シェラフ、シェラフ用マット
靴はローカットシューズ使用(でも一般には、くるぶしまでの登山靴を履いている方が大多数)
*これ以外に、落石に備えてヘルメットあったらいいかも(少なくとも子どもを連れてくるなら、これくらいの対策は必要)
何歳くらいの子どもならOKなのか、判断は難しい・・・クライミング経験ないなら高校以上?
大人の方も、最低限の腕力とバランス必要、高いところを極端に怖がる方は引き返したり、中止する勇気をもってほしい。
山岳会等、団体で行動される方、しっかり練習して(全員の体力&技術レベルを上げて)来て欲しい・・・一般ルートでは日本一難しい山なんだから(「あぁ、思ったより簡単だったな」、と思えるぐらい練習する方が良い)。

【テントと料理】
食糧は重かったけど、自炊の価値はあった。
食事内容は、別途記載。



【テント山行】
昨年同様、1人用エスパースを使用した。
もう少しフライがコンパクトで軽くて、前室があったら申し分ないんだけど。なんせ、かなり旧いから。(過去の山行写真を見ると、少なくとも1983年にはあったようだ)それにしてもエスパース・・・丈夫で長持ち。

http://www.heritage.co.jp/online_top1.html
ちなみに、山小屋に泊まるなら、予約が必要。剱沢下りる際に『予約のない方お断り』の看板があがっていた。

【携帯】
剱沢が谷すじのためか、電波入らず・・・そうこうしているうちに、バッテリーが切れた。
docomoだったら少しましなのだろうか?(私の携帯はau)
以前、『山と渓谷』で携帯電波状況・検証結果が掲載されていた。→山と携帯

【参考リンク】
鉄道アクセス&時刻検索に使っているサイト
http://ekitan.com/
バスで行くなら
http://www.sunshinetour.co.jp/alps/

雄山神社 - 公式サイト
みくりが池温泉→http://www.mikuri.com/
アルペンルート周辺宿泊施設→http://www.tateyamakankoukyoukai.jp/lodgings/index.html

【剱岳山行・食事表】

8月5日 

バナナ、スポーツ飲料

(金曜))

ピーナツミックス、SOYJOY、SOYJOYチョコ、カロリーメイト、

フルーツ缶詰、スポーツ飲料

 


雑炊(ご飯+雑炊の元)、豆のポタージュ、こうや豆腐

8月6日

こうや豆腐、餅、かんてんクック、フルーツ

(土曜))

ピーナツチョコ、SOYJOY、SOYJOYチョコ、カロリーメイト、

フルーツ缶詰、スポーツ飲料(水+ポカリ粉末)

 

雑炊(ご飯+雑炊の元)、クラムチャウダー、さんまの蒲焼き

8月7日

ラーメン、餅、プリンミックス、レーズン

(日曜))

チーズ柿種、SOYJOY、カロリーメイト、

スポーツ飲料(水+ポカリ粉末)

 

 立山駅で山菜きのこ蕎麦を食べた

予備食

嗜好食

抹茶カフェラテ2本、プリンミックス1袋、かんてんクック4本、

レーズンミックス1袋、杏仁フルーツ


*食事は登るのと同じくらい重要なので、力を入れた。感想を書くと・・・
フルーツ缶詰の容器は、プリンを作る際に役だった(フタのあるタイプなのでよかった)。プリンもかんてんも中にフルーツやレーズンを入れたので、
美味しかった。雑炊は普段から好きだし、流動食なので、疲れている時に食べやすい。ラーメンや雑炊に餅を入れたのは、腹の足しになってよかった。
SOYJOYチョコは普通のSOYJOYほどおいしくなかった。SOYJOYを2本持っていった方がよいかも。カロリーメイト、ピーナツミックス、レーズンミックス、チーズ柿種は余った(予備食を兼ねているから、これでOK)。こうや豆腐も少し余った。
【参考リンク】
http://blog.goo.ne.jp/takimoto_2010/s/%BB%B3%A4%C7%BF%A9%A4%D9%A4%EB


2011年夏、剱岳写真スライド

2011年08月12日 10時03分10秒 | 北アルプス(立山・剱)

先週登ってきた剱岳の写真をスライドショーにした。
よかったら見てみて。 

 


北アルプス・剱岳▲2999m

2011年08月08日 22時09分38秒 | 北アルプス(立山・剱)


北アルプス・剱岳に登ってきた。
久しぶりの立山・剱岳。(約20年ぶり?)
前回は、秋だったと思う・・・その時も剱沢にテントを張った。
たしか、土曜・日曜の2日間での山行だった。
今回は体力の衰えもあるので、3日間かけることにした。
その代わり、食糧3日分なので、総重量は増えているかも?
さて、どうなることか。

●8月4日(木曜)晴れ時々曇り
パッキングは、昨日すませている。
昨年の夏山は白馬だった。
テントで行ったが、コンロ・コッヘルは持っていかなかった。
何かもの足りないものを感じた。
そこで、今回は全て自給自足にした。
3日分の食糧が重い。
23:27『きたぐに』で大阪出発。

●8月5日(金曜)晴れのち曇りのち雨
富山到着4:28、まだ薄暗い。
JR富山駅から富山地方鉄道まで約5分の距離。
でも、まだ駅が開いていない・・・改札が始まるのが5時半頃。
ここから
アルペンルートで、立山-美女平-室堂(2450m)到着8:00頃。
写真を撮ったり、朝食をとったり、トイレに行ったり・・・いろいろ準備をして8:30いよいよ登り始める。
一の越-雄山・・・やっと到着、しんどかった。
雄山山頂には神社がある。
500円参拝料で、神主さんがお祓いをして御神酒を飲ませてくれる。
(こんな3000m級の山があるだろうか?巫女さんもいるし!・・・通勤大変かも)
お祓いをしてもらって、安全祈願、大汝山-真砂岳-別山-別山乗越(剱御前小舎)と縦走。
ちなみに立山3山とは、山頂に祠を持つ浄土山、雄山、別山のこと。(立山という山はない)
さて、あとは本日の幕営地・剱沢へ下るだけ。
剱沢到着2:30pm。

↑室堂散策コースからの眺め

↑登山者を誘導する雄山山頂の神主さん

●8月6日(土曜)雨時々曇り
キャンプ場の朝は早い、4時頃からざわめきはじめる。
夜中2時頃激しく雨が降ったので、「今日は『沈』かなぁ」、と思っていたけど、なんとか雨もあがって、登れそうな雰囲気。
昨日の残りの雑炊とフルーツかんてんを食べて出発5:50am。
テントを張ったまま剱往復なので、荷物が軽くて、気分も軽くなる。

喜んでいたのもつかの間、雨が降り出す。(後は降ったりやんだり)
しかたない・・・ゴアのパーカーを着て、そのまま登る。岩場が多いので、滑らないように注意。
鎖のある岩場になると、渋滞で待ち時間が長い。
カニのタテバイの最後少し鎖を使用。(混雑してたのでこだわらず)
それにしても、『カニのタテバイ』、って・・・ヘン?(カニはタテに歩かないから)
渋滞でゆっくりだけど、確実に進んで、山頂到着。
天気イマイチなので、昼食を食べてすぐ下山。
剱沢に戻ったのは12:00頃、約6時間かかった。

キャンプ場を少し行くと、雪渓が出てくる

↑落ちたら大変!でも難しくないから大丈夫・・・但し、浮き石、落石には注意

●8月7日(日曜)曇り時々晴れ
5:00起床してテント撤収。テントびっしょりだけど、さっぱり乾かず・・・太陽が照らないから。
ご飯を食べて、7:00キャンプ場出発、今日は帰るだけ。下山とは言え、別山乗越まで登って、雷鳥平キャンプ場を経て、地獄谷、みくりが池、室堂バスターミナル・・・けっこう盛りだくさん。
さて、今日のメインはみくりが池、である。
なぜなら、温泉が有るから!
600円支払って温泉につかる・・・極楽、極楽。
温泉の後はソフトクリーム350円。(風呂上がりのソフトは格別じゃ!)
富山からはサンダーバード30号で帰阪。(自宅到着6:00pm)

室堂散策コース、地獄谷の煙、火山活動中

【総括】
1年に1回のペースのアルプスだけど、やっぱり楽しい。
他の山とどう違う、と言われても答えられないけど、やっぱり素晴らしい。
今回の剱岳は、一般ルートでは最も難しいコースと言われ、岩場、鎖場の連続。
その分、クライマーには楽しめるかもしれない。(もの足りない?)

みくりが池、この横に温泉が有る


北アルプス・剱岳に登ってきました

2011年08月07日 21時31分09秒 | 北アルプス(立山・剱)


週末、立山・剱岳に登ってきた。
詳細は落ち着いたら紹介します。
下の写真は、剱沢から撮った剣岳。
手前に写っているのは私のテント。

雷鳥見参!

途中に出てくる鎖場

山頂で静かに微笑む筆者