マンイーター
2006年/アメリカ=オーストラリア
興行の‘妙’について
総合
50点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
オーストラリアの国立公園でユネスコの世界遺産に登録されているカカドゥ国立公園を舞台にした本作は、まるで観光のPRヴィデオのように美しい大自然が映し出されるのであるが、それを裏切るかのようなストーリー展開はギャグとして悪くはないとしても、懐かしささえ感じさせるような7メートルの巨大ワニ退治の素朴な物語と画面をいまさら観る価値があるのかどうかは、もちろん個人に委ねられるものであるとしても、寧ろ私には『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』(ヴェルナー・ヘルツォーク監督 2010年)と『トロール・ハンター』(アンドレ・オブレダル監督 2010年)を合わせたような2007年公開の本作を今頃密かに上映しているTOHOシネマズの‘魂胆’に興味が向かってしまう。日劇の大スクリーンで上映されるから観るに堪えられるのであり、DVDの鑑賞ならば全く面白くないであろう。
挿入歌としてThe Paulette Sistersの「Never Smile at a Crocodile」が使われている意味は誰でも分かるのであるが、「Clock」を、類似の発音を有する「Croc(ワニ)」と捉えて、「Rock Around the Croc(ワニに囲まれた‘岩礁’)」として観光客たちの悲劇を暗示させるビル・ヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツ(Bill Haley and His Comets)の「Rock Around the Clock」の使い方は絶妙に上手いと思う。
橋下氏、民主打倒を表明…輿石氏「受けて立つ」(読売新聞) - goo ニュース
民主党は“買う”のが好きなのかどうか分からないが、4月11日の党首討論においては
自民党の谷垣総裁の「工程表は平成21年衆院選のマニフェストにも付いておりました。
でもマニフェストの主要部分がガタガタになっているわけでしょう。問題点をしっかり反省し、
撤回して、けじめをつけなければ、私は嘘の片棒をかついで増税に賛成するわけには
いかないということは明確に申し上げておきます」という“売り言葉”を、野田首相は
「嘘の片棒を担いで税の話は賛成できないというのは、おかしいんじゃありませんか
民主党の約束がうんぬん、どうのじゃなくて、そういう問題は御党だってあったはずじゃない
ですか。郵政民営化でバラ色になるといってそうなったんでしょうか。そんなことをお互いに
言い合っても政治は前進しませんよ」と“買って”しまい、橋下徹大阪市長の「国民に重要な
情報を隠したまま決断する政治は追放しなくてはならない。維新は民主党と連携しない方針
を固めた」という“売り言葉”を、今度は民主党の輿石幹事長が、「維新の会は政権を打倒
すると明言したわけだから、受けて立つ。政権与党として、エネルギー政策にしても大都市
構想にしても、明確な政策を打ち出して国民に選択していただく」と“買って”しまった。
このようにして敵ばかり作っていって自民党が下野したことを民主党は学んでいないのか。