ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝
2011年/香港
打たれ強い2人
総合 70点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
明朝の皇帝が、嫡子を持たない貴妃に隠れて4人の人物と性的関係を持った。3人は男だったためにただの戯れで済まされたものの、残りの官女スーは妊娠したまま逃走したために、探し出して殺害することを諜報機関の西廠の督主である宦官ユーに命じたことがメインストーリーとして描かれることになる。ドラマツルギーを考慮するならば、スーが身ごもった子供がキーパーソンとなるはずなのだが、ラストで唐突な大どんでん返しが起こり、貴妃が暗殺されてしまう。観客の意表を突くことを非難することは出来ないのであるが、物語の土台を無くしてしまった結果、本作はいつの間にか主人公の義士ジャオと女侠客リンの、いつ殺されていてもおかしくなかった妙に打たれ強い2人のラブストーリーにすり替わっている。
ただのアクション映画になってしまってはいるが、3D映像は期待を裏切らない出来栄えで、情報屋のフォンが自分の顔が宦官のユーと瓜二つであることを知り、合言葉を逆に利用して相手を信じさせるという半ば強引なプロットは面白かった。
フジ、低迷「知りたがり!」打ち切り(日刊スポーツ) - goo ニュース
フジテレビで放送されている「知りたがり」という情報番組は不思議な番組で、午前中に
放送されていた時にはコンパクトに情報をまとめていると思ってたまに見ていたのだが、
2010年4月から午後2時開始に放送枠を変更した途端に、おそらく内容はそれほど変更
していないと思うのであるが、全く面白いと思えなくなり、ほとんど見ていなかった。やはり
視聴率が良くなかったために3月末で終了することになったようであるが、同じ番組が
どうして時間帯を変えただけでこれほど面白みに違いが生じてしまうのか不思議でならない
のである。だからといって日本テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」がそれほど面白いという
わけでもないと思うのであるが、昼間は適当にやっている方が良いのかもしれない。