マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋
2007年/アメリカ
物語の力
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
本作がそのカラフルな色彩のみに興味が向きがちな理由は、ストーリーが凝り過ぎて分かりにくいからだと思う。物語の中心は1764年生まれで、2007年に死ぬことにしたエドワード・マゴリアムの人生なのであるが、その百科事典のような長編の伝記を書き記している人物は本人ではなくベリーニという男であり、その伝記を読んでいるのは9歳の少年であるエリック・アップルバウムである。
マゴリアムが死ぬ決意をした理由は、‘おもちゃ屋’の支配人を任せているモリー・マホーニーがなかなか自信をつける様子を見せず、おもちゃ屋に入り浸ってなかなか友達を作ろうとしないエリックも、仕事中毒のヘンリー・ウェストンも、マゴリアムが作り出す‘物語’の中に安住してしまっているからだと判断したからであり、自分が死に、大きな物語を無くすことで彼ら自ら積極的に物語を生み出さざるを得ない状況を作り出そうと試みたからであろう。
ストーリーのアイデアは素晴らしいと思うが、ストーリー自体が熟れていないことが惜しいと思う。
センター試験途中持ち出し、予備校職員が指示(読売新聞) - goo ニュース
センター問題持ち出し、別の受験生にも依頼 予備校職員(朝日新聞) - goo ニュース
考えれば考えるほど意味が分からない行動である。長崎市の活水女子大で、大学入試
センター試験「地理歴史、公民」の試験中に退室した19歳の女子受験生に問題冊子の持ち
出しを依頼した予備校の職員は「監督者の許可があれば(問題冊子を持ったまま)途中退室
できるかもしれない」と伝えていたらしいが、問題冊子の試験終了後の持ち帰りは認められ
ているのだから、そんなに急ぐ必要はないわけだし、この女子受験生は問題冊子を職員に
渡した後に、問題冊子無しでは勉強した成果の力試しにはならないだろう。職員は試験中の
問題持ち出しが禁じられていることを知らなかったと説明しているが、そんなことも知らない
人間が予備校の職員でいられるところは長崎という地方特有のおおらかさなのだろうか