goo blog サービス終了のお知らせ 

MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『タイガーマスク』

2013-11-10 23:22:25 | goo映画レビュー

原題:『タイガーマスク』
監督:落合賢
脚本:伊藤秀裕/江良至/落合賢/マイケル・ウェルス・ショック
撮影:クリス・富雷陸(フライリク)
出演:ウエンツ瑛士/夏菜/哀川翔/良知真次/勝信/釈由美子/平野綾/温水洋一/
辻よしなり
2013年/日本

話題にさえのぼらない名作について

 名作『タイガーマスク』を91分でまとめたというのだから、それほど期待して観に行ったわけではないものの、さすがに「ちびっこハウス」から抜け出した伊達直人たちが宮地真緒が扮するミスターXというスタッフに連れられて、「ここが虎の穴よ」と言われた場所がただの普通の穴だったシーンはがっかりさせられた。せめて本作を象徴する肝心な部分はCGで、壁に掛けられていた虎の絵のように仕上げて欲しかった。
 闘う場面は2度あったが、どちらとも「タイガーマスク」同士の内輪もめの上に、タイガーマスクは特殊マスクで強くなるという設定で、仮面ライダーと何が違うのか分からない。
 ラストのオチも雑で、2012年のクリスマスのお祝いとしてニューヨークから「ちびっこハウス」に送られてきた小切手には「一千万円」と書かれており、ミスターXに追われている身のタイガーマスクがどのようにして稼いだのか全く分からない。
 話題になっただけでも『ガッチャマン』(佐藤東弥監督 2013年)の方がマシだったのであろうか?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰も望まない「カムバック」

2013-11-10 22:13:41 | Weblog

板東英二が謝罪「カツラは経費と思った」(デイリースポーツ) - goo ニュース
板東英二さん、申告漏れを釈明「チャンスをください」(朝日新聞) - goo ニュース
板東英二、ブログでも謝罪 芸能活動復帰も懇願「長くはない残りの人生、出来ればまた」(ORICON STYLE) - goo ニュース
板東英二がブログ再開、激励コメントは6時間で33件…(デイリースポーツ) - goo ニュース

「実は植毛でした」という板東英二の脱税の言い訳はネタとしてみるならば面白くなくはない

が、板東の個人事務所「オフィスメイ・ワーク」が昨年12月に名古屋国税局から指摘された、

2011年8月期までの7年間の約7500万円という申告漏れと、うち取引先への架空外注費

などによる約5000万円という所得隠しは、植毛を理由にするには余りにも額が大きすぎる。

芸能活動を休業し、テレビ局側が公的な説明を求めていたにも関わらず、応じないまま10ヶ月

の間、考え続けた言い訳が植毛というのはショボすぎて誰も納得しないだろう。坂東の弁護士

は修正申告し、納税したことを認めた上で、「一部報道にあった架空外注や架空貸し付けに

当たるような事は一切なく、板東個人が修正申告を求められるなど責任を問われるような指摘

も一切なかった」と話したようだが、それならばすぐに記者会見を開くべきで、「報道当時、

私自身も現実を受け止められないほどショックが大きく、どんな対応をしたら良いかすら判断

出来ない状態でした」という坂東の過剰な狼狽振りと齟齬をきたしている。みのもんたにも

言えるが仕事をしたがる男が醜態を晒している姿を見ると、矢口真里が“男らしく”見える。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする