MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

参議院という“ブラック企業”

2013-11-13 18:23:17 | Weblog

山本太郎議員宛て 刃物と脅迫の文面(NHKニュース&スポーツ) - goo ニュース
山本議員宛てに刃物入り封筒=脅迫容疑で捜査―警視庁(時事通信) - goo ニュース
山本太郎、議員の仕事は「ブラック企業に勤務しているよう」(映画.com) - goo ニュース

自業自得であるとは言え、山本太郎参議院議員は自身が想像している以上に深刻な状況に

陥っているのではないだろうか おそらく謝れば右翼も許してくれるだろうと高を括っていた

のだろうが、右翼も山本同様に命懸けで活動しているのだから、そんな簡単に許すはずが

ない訳で、知り合いに暴力団がいるのならば、脅迫を止めさせて欲しいと頼めるのであろうが、

国会議員になってしまっているから、そのような掟破りも出来ないはずで、かと言って天皇陛下

に不敬を働いた人に対して、警察が真剣に警護できるかとなると、むろんそのようなポーズは

してくれるだろうが、内心は寧ろ“右翼”だろうから捕まえようという気力も起こらないであろう。

だからと言って脅迫に屈して国会議員を辞めるなど以ての外だから、これから6年間、脅迫に

怯えながらも究極のブラック企業に就職したと諦めて66万余の有権者の思いを受け止めて

国会議員の活動を頑張ってもらいたい。


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『ある愛へと続く旅』

2013-11-13 18:07:57 | goo映画レビュー

原題:『Venuto al mondo』 英題:『Twice Born』
監督:セルジオ・カステリット
脚本:セルジオ・カステリット/マルガレート・マッツアンティーニ
撮影:ジャンフィリッポ・コルティチェッリ
出演:ペネロペ・クルス/エミール・ハーシュ/アドナン・ハスコヴィッチ/サーデット・アクソイ
2012年/イタリア・スペイン

不妊を巡る物語 その2

 本作がそれほど高い評価を得ていない理由として、主人公のアメリカ人の写真家ディエゴの優柔不断さにあるように思うのであるが、どうもディエゴは子供を作るということに関して、あまり深刻に捉えていなかったように見える。それは写真家として自由に振る舞える「優雅な生活」がもたらした弊害なのかもしれないが、ジェンマが不妊であるならば、代理母を見つければいいという安易さに加え、それが人工授精ではなくて「実践授精」を試みるところからも伺える。
 しかし時代は1969年の「ウッドストック・フェスティバル」のヒッピーのような呑気さを許さない、ミュージシャンを目指すアスカも憧れるアメリカのロックバンド「ニルヴァーナ」のアルバム『ネヴァーマインド』が大ヒットしている1990年代のグランジの時代である。取り返しのつかない事件に遭遇した後に「目が覚めた」ディエゴは、とりあえず赤ん坊とジェンマをイタリアに戻して、パスポート不所持を口実にサラエボに残りアスカの面倒を見るつもりでいたのであろうが、そのトラウマはもはや覚醒剤でごまかすことが出来ないほどディエゴを精神的に追い詰めてしまったのである。


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