Serge Gainsbourg - Mon légionnaire (Clip Officiel réalisé par Luc Besson)
セルジュ・ゲンスブールが1987年にリリースしたアルバム『囚われ者
(You're Under Arrest)』から「おれの外人部隊」も和訳してみる。
元はマリー・デュバ(Marie Dubas)やエディット・ピアフ(Édith Piaf)が
歌っているので、本来は主人公は女性なのだが、同性愛のような歌になっている。
「Mon légionnaire」 Serge Gainsbourg 日本語訳
晴天時のにわか雨のように
時々稲妻を発するとても澄んだ大きな目を彼はしていた
彼は全身刺青だらけで
俺には全く理解できなかった
彼の首には
「見つからなければ、捕らわれず」と書かれ
彼の胸には「誰もいない」という言葉が読まれ
彼の右腕には「考えろ」という言葉
俺は彼の名前は知らないし
彼に関することは何も知らない
彼は一晩中俺を愛してくれた
俺の外人部隊
彼は朝には出発した
光り溢れる中
彼はほっそりしていて美しかった
彼は熱い砂漠の匂いがした
俺の外人部隊の兵士
彼の目の前には太陽があった
彼のブロンドの髪に光があたった
失われた幸せ
消え去った幸せ
いつも俺はあの夜のことを考えている
彼の肌に対する欲望が俺を悩ます
時々俺は泣いては
彼が俺の胸に抱かれていた時
俺は幸せだと叫ぶべきだったと夢想する
だが俺は彼に対して何も思い切って言えなかった
俺は彼が笑うのを見るのが怖かったんだ
俺は彼の名前は知らないし
彼に関することは何も知らない
彼は一晩中俺を愛してくれた
俺の外人部隊の兵士
彼は朝には出発した
光り溢れる中
彼はほっそりしていて美しかった
彼は熱い砂漠の匂いがした
俺の外人部隊の兵士
彼の目の前には太陽があった
彼のブロンドの髪に光があたった
彼は砂漠で発見された
彼は美しい目を開けたまま
空には雲が流れている
彼は笑顔で刺青を見せて言った
「見つからなければ、捕らわれず」と首を見せながら
「ここには誰もいない」と胸を見せながら
彼は知らなかっただろうが
俺は彼を許す
それでも俺は
運命が俺に美しい朝にもたらしてくれることを夢見た
俺の外人部隊の兵士を
いくつかの素晴らしい国へ二人だけで行ければ良かった
光り溢れる中
彼はほっそりしていて美しかった
彼は熱い砂漠の下にうずまっていた
俺の外人部隊の兵士
彼の目の前には太陽があった
彼のブロンドの髪に光があたった
Serge Gainsbourg - Mon légionnaire (Clip Officiel réalisé par Henri Legoy)
Édith Piaf - Mon légionnaire