寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

城下町(郷土史)研究で最も重要な点とは

2013年01月06日 | 日記
城下はずれの村の成り立ちとその後を丁寧に追うことだと私は思う。広島藩と福山藩において東西の城下はずれには「治安維持を司る村」が置かれていた。そして川向こうが一段と低く造られていた事実などは非常に興味深いものがある。

私は昨年の秋から暮れにかけて主要な街道沿いに設置された御仕置場について触れてきた。法を破り世を騒がせた極悪人の処刑は今も続いているように必要なことだ(義民や冤罪の犠牲者だけを都合よく採り上げて死刑廃止を訴える手法は感心しない)

御仕置場(や牢屋敷)の近くには行刑(や牢番)に従事する者達が居住する村とそれらを統括する頭の大屋敷があった(主要な港にも似たようなものが置かれた)ことは歴史書や当時の地図からも分かる。仕事とは雖も罪人を殺めることに確かに苦悩はあったろう。しかし、仕置人が自らを可哀相な者と見ていたという通説(自虐史観)を丸ごとは信じ難い。

世の中のゴミを取り除き庶民が安心して暮らせるようにすることに幾らかの誇りと達成感を持っていたと私は考えている。当然のことながら汚れ仕事をするかわりに権力者からは特権を与えられたのだが、お役ご免となって150年近く経過した現在も「金のなる木」を末裔が離そうとしないことはやはり異常だ。

御仕置場跡地のそばに建てられた、所謂(ほとんど利用されていない)「箱物施設」は一部の市民(良識派)から「税金の無駄遣い」と批判されて「えげつない名称」だけは変えられたが、広島県府中市のように数も徐々に減らしてゆくべきだろう。

私が記事に参考文献名をチクイチ書いているのには実は意味がある。賢い読者はこう思ったはずだ、何故あの本は図書館の書庫におさめられていて名前を書かないと閲覧できないのかと。また、知りたいと思ったことを個人が自由に調べられる国が普通じゃないだろうか、と。「見えない敵を作ること」のみが目的だった「ブサヨ政権」が崩壊してくれたおかげでまともな研究者が増えることを期待している。

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安物買いの銭失い

2013年01月06日 | 日記
家族が激しい嘔吐・下痢を繰り返すのを見て「ついに感染性胃腸炎になったな。ワシの言う事を聞かんからよ」と思った。潜伏期間を考えると昨日か一昨日彼らが食べたしょーもない生物(魚介類)が原因であろう。

なぜ私がピンピンしているかというと別メニューだったから。正月に刺身の類は極力食べないように心がけているから中ったことはないのだ。鮮度の落ちたものをわざわざ正月価格で買ってきて口に入れて上や下から出しているようでは銭失いだけでなく健康失いでもある。

年寄りが若者より経験豊富だから賢いというのは大間違い、すなわち幻想である。情報弱者である年寄りは本当に厄介な存在だ。おそらくこれに懲りず来年もまた同じことをしているだろう、サルのように。

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