焼きもちぜんざいをすする

小豆（あずき）は洗って４回茹でこぼした（アク抜きが目的）。鍋に小豆を戻し水をかぶるくらい張り加熱する。沸騰し始めたら弱火にしてアクを取りながら（時々水を足して）１時間半煮る。

水を含んで膨らんだ小豆を食べて軟らかくなったことを確認して上白糖を投入。今回は小豆と同量を使用した。すっきりした甘さにしたい場合は上白糖の３分の１をグラニュー糖で置きかえればよいだろう。


上白糖が溶けたら隠し味の塩を一掴み程度加える。塩には味を引き締める効果がある。これでぜんざいの素が完成した。


細かくした鏡もちをオーブントースターでこんがり焼いてぜんざいに入れると甘く芳ばしい香りが漂う。私はぜんざいをすすりながら無病息災を祈った。

平成２５年の鏡開き

鏡餅の表面はツルツルだったのが１０日以上乾燥させると武者の鎧のようになった。神棚から下ろして両手を使って圧を加えると難なく小分けできた。昔はこの餅を油で揚げてお菓子にしていたが、今は焼いて食べることが多い。