寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

旧山陽道・矢掛宿・東町の一里塚跡

2014年01月25日 | 
岡山県小田郡矢掛町矢掛1946のミヤケスタジオ(写真館)前に「矢掛一里塚趾」と記された石碑が建っている。私はスタジオの横壁に取り付けられた説明板に目をやった。

一里塚趾を示す石碑

一里塚跡の説明

矢掛町には三つの一里塚があったという。ここ以外では東三成と浅海毎戸(痕跡なし)の地名が挙げられている。矢掛一里塚は宿場の東町と呼ばれる一角に造られたが、旧山陽道の南北に植えられていた目印の松はもはや見ることはできない。福山市山手町の(旧山陽道)一里塚跡に大榎木が残っているはある意味奇跡なのかもしれない。平成の東町(国道486号沿い)にはセブンイレブンが出来て大変繁昌していた。

国道478号沿いのセブンイレブン矢掛東町店

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ダース・ビター(森永製菓)とオリーブデオリーブ(アパレルメーカー)とのデザインコラボ

2014年01月25日 | 食材
ダース・ビターのパッケージがかわいらくなっていたので買ってみた。ダースと有名アパレルメーカー・オリーブデオリーブとのデザインコラボで他にも3社と同様の契約を結んでいる。

ダース・ビター

小粒のダースを口に含みコーヒーをすすりながら調べ物をすると不思議にはかどるものである。チョコレートにはリラックス効果のようなものがあるのだろうか? 

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旧山陽道・矢掛脇本陣高草家住宅

2014年01月24日 | 
本陣の東約370mに脇本陣がある。宿場の両替商で庄屋を務めた高草家住宅も立派な造りだ。矢掛の凄い所は本陣と脇本陣が現存していることに尽きる。両建物は国指定の重要文化財である。

矢掛宿脇本陣高草家住宅

脇本陣の中には入らなかったが、美しい蔵や忍び返しなどを外から眺めているだけでも楽しい。脇本陣の先で三叉路になる。

由加神社と交詢會館

三叉路を右折(=南下)した所へ無料のシャトルバスが15分置きに停車していた。左手に見えるお堂が由加神社、その後ろの建物が交譲会館(かわいらしいモルタル建築)である。

弦橋北側のシャトルバス停車場所

緩やかな坂を上ると国道486号の矢掛町元町交差点に出る。小田川の向こうの山が嵐山公園で桜の名所として有名である。土手下では堰の工事が行われていた。

嵐山公園を望む

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パナソニックの変速機付き小型自転車

2014年01月24日 | 日記
JR福山駅南口のレンタサイクル特設ポートに置いてある自転車はパナソニック製だ。型番までは確認していないが、坂道でも楽に上れる変速機つきの「ビーンズハウス」と思われる。

JR福山駅南口のレンタサイクル特設ポート

国司憲一郎のリンだRiNだ(山陽放送)でも小型自転車は大活躍である。車では通行が難しい所へも楽に移動できるのが最大のウリだ。私も近い内に借りて遠出してみようかな(笑)

改装が進むJR福山駅南口

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胃にやさしい温麺(にゅうめん)

2014年01月23日 | 家飯
茹でた素麺に温かい出汁をかけたものを温麺(にゅうめん)と言う。西日本で温麺はポピュラーな食べ物である。うどんほど重たくはないので風邪気味の時にはよく作るし、夜食としてもポイントは高い。アクの強いもの(食品だけでなく文章や人間や土地もだ)が敬遠されるのとは対照的に簡素であっさりしたものは万人に長く愛される。

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国司憲一郎のリンだRiNだ(山陽放送)

2014年01月23日 | 日記
毎週水曜日夜7時からの(1時間)番組を私は時々見る。国司健一郎さんと大寺かおりさんが自転車で岡山県内を旅する内容である。昨日(22日)は「街道を行く!~旧山陽道&金毘羅街道~」だった。

国司アナは備前市大内→香登→坂根まで移動し、道中町の人々と触れ合った。個人宅に入れてもらい三代目の臥龍松(がりょうしょう)や明治天皇御小休所の石碑を紹介した(普段見学することはできない)。食文化の取り上げ方も見事で広島の放送局よりもセンスがある(笑)。大寺さんと共に体を張った「行き当たりばったり」の取材が大きな魅力(ウリ)となっている。新道開通により旧道沿いの賑わいが無くなっていった歴史についてさり気なく店主の話を挿入する手法は嫌味がない。この番組を見ることにより自転車で旧街道を走る喜びを知った人はかなりいると思う。文献の記述を鵜呑みにせず自分の足を使って歴史を調べ直すといろんなことが分かって来る。

※画像は国道2号線沿いに建てられた「岡山と広島の縣界」を示す石柱である。

広島と岡山の県境

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旧山陽道・矢掛宿の超個性的なお店

2014年01月23日 | 
矢掛観光協会(本陣会館 矢掛町矢掛3078-8)南側に旧山陽道矢掛宿の石碑と説明板が建っている。

旧山陽道・矢掛宿の解説

元禄二(一六八九)年に作成された「矢掛町地子御免間敷并絵図(石井家文書)」によると、矢掛は山陽道に沿って東西約八〇〇メートルの町並みを形成しており、北側に九五軒、南側に一〇二軒の地子(宅地税)を免除された屋敷がありました。屋敷は“うなぎの寝床”と呼ばれる短冊形の地割りで、基本的には大きな変化はなく、今日に至っています。

店の前に掲げられた俳句

矢掛商店街の軒先には杉玉が数多く吊るされているのが独特、そして格子戸に俳句を展示していた。私は二、三の商店に寄って立ち話(質問)をしたが、どこも丁寧かつ爽やかな対応だった。備後福山(特に田舎の観光地)の住民に根本的に足りないものは謙虚さだと気付かされる。余計なことを言って(≒一見さんに能書きを垂れて)はリピーターを失ってきたのではないかとさえ思う。『能ある鷹は爪を隠す』の逆をやってはダメなのだ(笑)

大久保屋(鮮魚店)

山陽道を東へ進んで行くと歴史ある鮮魚店や精肉店が並ぶ。そこから少し先が超個性的な店・矢掛家具センター(同町矢掛2570)だ。貼り紙からも分かるように家具屋と食堂を兼ねている。駅前でテンペコロッケを揚げていた気さくな女性はこの店の奥さんだった。次回はここで定食を食べさせてもらおう。

矢掛家具センター(兼食堂)

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広島県福山市佐波町に瀬戸の安達富五郎氏が建立した道標あり

2014年01月22日 | 郷土史
観音橋側道橋南詰から西へ約170m、瀬戸川沿いの道端に太い道標(佐波町133‐1付近)が建つ。表側には「東 西尾道四里三十五町」「北 南浦崎二里七十八町」という文字が刻まれている。

道標

道標

裏も確認すると「西 東福山二十六町」「南 明治四十四年七月 瀬戸村大字山北 安達富五郎建之」となっていた。道標を建てた沼隈郡瀬戸村の安達富五郎氏(嘉永五年生まれ)は呉服商で財をなした人物で南本庄東公園内にも彼が設置した休み石が保存されている。

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福山市佐波町・観音橋側道橋南詰近くに祀られた石仏 

2014年01月21日 | 郷土史
1月上旬の草戸稲荷神社。初詣に出掛けた元旦の賑わいが夢のように思えるほど静かだ。時期をずらしてお参りする人はある意味賢いのかもしれぬ。

瀬戸川沿いの細い道を佐波方面に向かって進む。観音橋側道橋南詰(※北詰は国道2号と合流)に位置するタバコ屋の前を通過する。左手に「ふくやまラヂオ館」の横書き看板が見えるが、残念なことに館長が亡くなり閉館した。

観音橋側道橋南詰

側道橋から西へ約25m行くと石仏を祀った小さな祠(佐波町746‐1の東側空き地)がある。脇の石造物に文字は確認できなかったが、おそらくは地神であろう。佐波周辺にもミニ霊場があるようだ。

石仏を祀る祠と地神

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商店街再生の罠‐売りたいモノから、顧客がしたいコトへ / 久繁哲之介(ちくま新書 1027 2013年発行)

2014年01月21日 | 書籍
大型ショッピングモールの進出で苦戦を続ける商店街の主が読むべき本である。内容は極めて刺激的だが、私としては昭和37(1962)年生まれの著者の意見に共感する部分が非常に多い。見出しをざっと以下に列記してみよう。

商店街内の格差‐レトロ商店街で利益を得るのは、一部の店だけ P.22~24 
地元の客のニーズに応えているのは、大型店 P.27~29 
「大型店に客を奪われた」論のウソ P.29~31 
人より自動車を優先する商店街は必ず衰退する P.36~39 
自治体は補助金を出すなら、運営に責任を持て! P.47~49 
戦略とは「勝てない土俵では戦わない=勝てる土俵を探すか創る」P.121~122  
公務員と議員は、身銭を切って「顧客目線、市民感覚」を感じとれ! P.147~150 
商店街を金融商品と考える困った人たち P.176~178 
不動産オーナーが私益を追求すると「まちは滅びる」P.181~184 

私が最も興味深く読んだところは3つだ。厳しい指摘がバンバン続き店主でもないのに思わず苦笑した。

商店街問題は、個店が解決すべき問題から着手 P.71~72
 水木しげるロードはまず、個店が工夫や努力を重ねているから、個店の努力に報いる意図も含めて、商店街全体で格差問題を解決する取組も行っています。一方、ダメな商店街は、個店に意欲・工夫がないまま、いきなり「商店街の個店が平等に結果・利益を得られるような取組」だけを実施したがります。
 このように、「結果の平等ありきの発想」だから、効果がでないのです。なぜなら結果の平等ありきの発想からは、成功事例を表面的に模倣する取組しか導くことができないからです。
 …私は全国の商店街を見ていますが、水木しげるロードほど「個店が知恵を絞り、その知恵を自らリスクをとって行動に繋げる」商店街はありません。…

支援する側と支援される側だけ意見を聞くから、成果が出ない P.156~158
 ①支援する側と支援される側だけ意見を聞いて、市民(顧客)の意見を聞いていない。
 ②市民の意見は、役所が実施したい施策を誘導するアンケートでは把握できない。
 ③視察は、目的と視点を明確にしてから、自腹を切って行かないと結果は出ない。 
 …商店街が衰退し続ける最大の要因は、顧客目線の欠如という認識をもつ…

まちを守るために、商店街の「再生策は利用者が創る」P.186~187
 自治体が補助金を投入する商店街に関しては、不動産オーナーが店舗を「誰に貸すか、貸さないでシャッターを閉じてしまうか」を、自治体が責任をもって管理すべきです。自治体がそれを怠ると、商店街を救済する名目で補助金を使ったのに、まちを破壊する悲しい結果をもたらしてしまいます。
 商店街の衰退理由が「商店街を金融商品と考える不動産オーナーの私益追求行為」にあるのに、自治体が更に別の補助金を出し続ける実態は本末転倒と言えます。

地元の駅前の再開発が失敗した(広島市南区・愛友市場の取り壊しの方が先になったという現実)要因がすべて当てはまるのである。また何の知恵も絞らず補助金ばかりをあてにする田舎町の悲しい未来もここに描かれている。結局のところ、欲深過ぎる地主や店主(市全体の利益を無視して己さえ儲ければいいという浅はかな考えを持つ)は顧客(や観光客)にそっぽを向かれ自滅していくほかない。失敗の原因は自分にあることを深く反省して悔い改めていけるかどうかが運命の分かれ道なのだ。

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旧山陽道・矢掛本陣石井家住宅

2014年01月21日 | 
矢掛宿で最も有名で人気のある建物が本陣を務めた石井家住宅である。通常の入館料は大人400円であるが、1月11日(土)は受付でシャトルバス路線図の印刷されたペラペラ紙を見せると100円割引になった。

入口

パンフ

開館早々に訪れたので少人数でボランティアガイド(Mさん)の解説を聞きながら中を回ることが出来た。欄間には「蝶と烏瓜」と「栗鼠と葡萄」が彫られていた。宿札は大名が持参したということを初めて知った。日付が入っているために二度と使えず置いて帰ったという話だ。

矢掛本陣に残された宿札には当主の裏書があるのがミソ。おかげで鍋島藩の御殿様一行の一日の動きが判明した。朝早く板倉宿を発ち、矢掛本陣で昼食を取り、その日の晩は神辺宿に泊まっている。一日に約48kmも移動した珍しいケースである。宿札の末尾の漢字が「休」であれば「昼食・休憩」、そして「宿」と書かれている場合は「宿泊」を意味した。

本陣前での撮影

午後から本陣前ではテレビせとうち(TSC)が撮影を行っていた。マイクを持った女性が中島有香さんだとすぐに分かった。本当に綺麗な人である。この映像は4月2日の矢掛町60周年の式典で流されるそうだ。

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家庭で人気の冷凍うどん

2014年01月20日 | 食材
我が家では3種類のうどんを使い分けて料理を作る。焼きうどんには玉うどん、汁物には乾麺か冷凍品を用いる。冷凍の讃岐うどんは家族も大好きで5食パックを常にストックしておりご飯を炊かない時に出番となる。

私はコシの強い冷凍うどんに甘じょっぱい油揚げ、ワカメをトッピングしてよく食べる。専門店の味に近いものがいとも簡単にできるのだから本当にありがたい時代だ。

きつねわかめうどん

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広島県福山市のレンタサイクル実証実験が今日からスタート 

2014年01月20日 | 日記
午後5時半頃の福山駅構内。さんすての外観だけでなく中の店舗配置も大分変わった。1階の書店が2階に移り、その跡地にネクタイを扱う店などが出来ており驚いた。

JR福山駅南口

1月20日(月)から福山市はレンタサイクル実証実験を開始した。利用するには事前の登録が必要(中学生以上)である。自転車を借りたり返却できる場所は3ヶ所。最も利用者が多いのはやはり駅南口(釣人像の少し西側)の特設ポート(テント)だろう。

中央公園内ローズコム前

霞町の中央公園(自転車置き場のそば)にもテントがあった。今日は夕方からあいにくの雨、係員が寒そうに石油ストーブにあたっていた。

ポートプラザ日化北側歩道前

ポートプラザ日化北側歩道前2

ポートプラザ日化北側歩道前にもポートを設置したのは利用者のバス乗り換えを考慮したためと思われる。天気が良ければ駅前から草戸町の明王院まで自転車で移動してもそんなに時間はかからない。通勤手段の他に観光目的の需要もかなりあるのではないだろうか。調査結果が楽しみだ。

パンフ

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やわらか手羽元煮付け

2014年01月20日 | 家飯
豚足の煮込みを手羽元で置き換えた料理。霜降りした手羽元と根菜類・昆布を酒を加えた出汁で煮る(砂糖と醤油で味付け)。鍋に蓋をしてコトコト15分ほど加熱すると肉も野菜もやわらかくなる。このまま自然冷却して食べる前にもう一度温め直すのがベスト。手羽元のゼラチン質と旨みが野菜にも浸透して美味しいはずだ。

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