寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

あられんこ・えび味(秋田いなふく米菓) 

2014年01月19日 | 食材
昔祖母は緑や朱の斑点が出来た鏡餅を細かくして油で揚げてあられを作っていた。微生物の味が前面に出た揚げあられは今となっては再現不能である(笑)

秋田いなふく米菓のあられんこも製法は似たようなものだろうが、味はすこぶるいい。桃色のあられの中にアオサをまぶした小エビの香ばしい揚げ物が少しばかり混ぜてあるので時折味の変化を楽しめる。あられんこには、えび味の他にいか味としょっつる味があるそうで後者はぜひ食べてみたいものだ。

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岡山県小田郡矢掛町・やかげ郷土美術館の水見櫓に登る 

2014年01月19日 | 
旧松山街道を北上し、最初の辻を右折するとやかげ郷土美術館の水見櫓が見える。正面入口に回り受付の女性に櫓へ登る旨を伝える(無料)。

やかげ郷土美術館

水見櫓

小田川が増水して矢掛宿が水浸しになった時の写真などを眺めながら高さ16mの展望室に着いた。矢掛宿の町並みがきれいになったのは昭和51年(1976)の水害発生以降という話は意外に知られていない。

岡山では有名なスーパー・マルナカの矢掛本陣店は櫓のほぼ東方に位置している。郷土資料館内には小田川に生息する淡水魚の水槽(ミニ水族館)もあり老若男女が楽しめる内容である。

水見櫓から東方を望む

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長寿と動物性蛋白の摂取との関係

2014年01月19日 | 食材
年寄の粗食はむしろ健康を害するというのが最近の常識みたいであるが、実際長生きしている人は肉をよく食べている。糖質を控えめにして肉、魚、野菜をバランスよく摂取することが望ましいのは若者も同様であろう。私は適度な飲酒も良薬になると考えている。結局のところ偏食を避けることが長寿の秘訣ではないだろうか。

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旧山陽道・矢掛宿の看板建築

2014年01月18日 | 
栄橋東詰から住所は岡山県小田郡矢掛町大字小林となる。私は矢掛宿のメインストリートに入った。ここからは緩やかな下りである。

私は今回初めて矢掛を訪れた。古い町並みがずっと続いているのかと思いきや、そうでもない。補修された建物が多い中、取り壊されて空き地(駐車場)になっているところもかなりある。

矢掛宿の看板建築

横山精肉店

宿場町に点在する看板建築(モルタル)に私は何故かひかれた。屋号のレリーフの数々を見上げてから横山精肉店(矢掛3147)の横道(旧松山街道)に入ったのである。

旧松山街道

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福山市草戸町・中道山明王院・国宝の本堂内部公開

2014年01月18日 | 郷土史
法音寺橋を渡り明王院に向かう。昨年12月21日の五重塔内部公開に続いて本日は本堂の内部に入ることが許されるのだ(拝観料500円)

神事

茅の輪くぐり

正月を過ぎてもお寺の行事はいろいろある。茅の輪をくぐり手を合わせる人を横目に午前10時少し前に受付に並んだ。

本堂

おかげですんなり御本尊の秘仏・二臂十一面観音菩薩立像(御開帳は三十三年に一度なので写真が飾ってあった)を拝むことが出来た。慌ただしく明王院を後にする時には駐車場の車が増え大型観光バスがボランティアガイドの誘導で向きを変えていた。私は寒風が吹き荒れる川沿いの道を進み稲荷橋前を通過した。

観光バス

瀬戸川沿い

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エディオン福山新本店の建設現場を眺める 

2014年01月17日 | 日記
日暮れ時、私は国道2号の府中別れ交差点からエディオン福山新本店(福山市入船町1丁目)建設工事の様子を少し観察した。現場では巨大な杭打ち機が稼働し足を止める人も多い。

交差点周辺に商業施設(イトーヨーカドー&天満屋)、福山東警察署、回転寿司、ゲームセンター、家電量販店、飲み屋街が集中し益々便利になる。福山市中心部の国道2号線沿いはまさに現代版の山陽道と言うに相応しい。江戸期の干拓によって成立した備後国深津郡三吉村(現在の入船町・三吉町など)の発展を水野勝成公はどうご覧になっているのだろうか。

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福山市神村町の今伊勢宮(その3)

2014年01月17日 | 郷土史
正月の早朝ということもあり参拝者は私ただ一人のようだ。今伊勢宮境内の説明板には境内社が7つあると書いてあった。

竈神社

天神社の脇から参道を進む。長い石段の途中、右手に竈神社が建っている。石段を上り切った所(鏡山=伊勢山)に鎮座する内宮(更にこの上の方には多賀神社がある)

内宮

内宮2

福山城下→山手→津之郷→赤坂→神村と自転車で移動してきたが、疲れはほとんど感じなかった。山手町で天照大神の長男を祀る社に立ち寄り、最後に外宮内宮参拝で旅をしめるという私としては出来過ぎのまとめ方だ。

護国神社

忠魂碑

今伊勢宮社務所のほど近くに護国神社が造られていることを知り驚いた。忠魂碑に手を合わせて踏切へ向かうと山陽本線の黄色い車両が猛スピードで注連柱前を通過中であった。

伊勢宮踏切を通過する山陽本線の車両

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岡山県小田郡矢掛町大字東川面・栄橋袂に建つ高通川徒渡し跡の石碑

2014年01月17日 | 
私は橙色の栄橋西詰まで移動した。橋の袂、岡山県道408号沿いに「高通川徒渡し跡 / 平成十六年建立」と書かれた石柱が建っている。 

高通川徒渡し跡の石碑

高通川徒渡し跡の石碑(拡大)

要はこの川を歩いて渡り矢掛宿へ入ったということである。しかし、高通川という名称については様々な人から疑問の声が上がっている。美山川と星田川が合流して小田川に注ぐ手前なので便宜上周辺の地名である高通を使用したのかもしれない。

栄橋の補修工事

(旧)栄橋は新栄橋が出来る前は主要な道であったと地元の人から聞いた。現在傷みの目立つ橋は補修中で二名の左官さんがコテでコンクリートを塗っていた。老朽化した橋は福山市内でも郊外へ行けば相当にある。限られた予算の中で優先順位をつけて直していくことは自治体の頭痛の種だが、避けては通れない問題だ。

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福山市神村町の今伊勢宮(その2)

2014年01月16日 | 郷土史
今伊勢宮の境内へ入るには広島県道54号(昔の国道2号)を横断し、更にJR山陽本線の伊勢宮踏切を越える必要がある。

JR山陽本線・伊勢宮踏切

若い人は参道が分断されていることを奇妙に思うかもしれないが、宮は鉄道が敷かれる遥か前から存在していたのである。福山藩主水野家の菩提寺・賢忠寺と墓所が現在は分割された形になっているのと同じことなのだ。

今伊勢宮の参道

石段を上ると注連柱の脇に今伊勢宮と書かれた石碑があり、裏面に昇格昭和六年十月十日の文字が刻まれていた。

今伊勢外宮

私は冷たい水で手と口を清めまず外宮に参拝した。今伊勢宮の由緒については境内に説明板が設置してあるが、『広島県神社誌(平成六年八月一日発行)』の記述を引用しておく。

今伊勢神社
(通称)おやすみさん
福山市神村町甲三、六八九(山陽本線松永駅東一粁)
祭神 天照皇大神あまてらすすめおおかみ

由緒 応永三十三年(一四二六)二月二日、伊勢神宮祢宜荒木田平末次に夢告があり、鳥居上の長五寸の青石に五色の筋あるものを戴き、西国に供奉し、今津邑の今宮まで着いた。そこで再び夢告があって半里東の鏡山こそ鎮座すべき佳き地なれと、よって末次引き返す。この地に来るや足が急に重くなり動かず、暫くして鏡山に鎮祭する。当時は神休殿(おやすみさん)と称していたが、後に今伊勢神社と称す。天正二十年(一五九二)正月十六日に再興した。

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井原鉄道・井原線・矢掛駅前から無料バスに乗る

2014年01月16日 | 
矢掛駅前で栄養補給して元気になった旅人は無料のシャトルバスに乗り込んだ。午前9時半から15分置きにバスが出るのはありがたい。

無料バス

発車時刻まで5分ほどあり二葉観光の運ちゃんは黄粉餅を急いで飲み込んでいた。古物(アクセサリーなど)を扱う露店にも人がボチボチ集り始めていた。

矢掛駅前の露店

小田川沿いの地図

駅前を出たバスは「矢掛町商工会館(※同町小林163‐2)隣の駐車場)」と「弦橋の北側」の二ヶ所で乗客を降ろすことになっている。私は最初の停車ポイントで下車して小田川沿いの道路(国道486号)を西へ進んだ。

国道486号沿いの矢掛西町バス停

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味の逸品シャリカ(新潟市・末広製菓のスナック菓子)

2014年01月16日 | 食材
ある機会に恵まれて末広製菓の製品シャリカを入手した。シャリカとはコーンスターチ、小麦粉を主原料としたひねり揚げである。縦約43cm×横約23cmの大きなチャック付ポリ袋に290gも充填されていることにまず驚く(売価150円程度)。

原材料

形は関西の横綱あられによく似ており、広島の竜巻あられの親戚みたいな菓子と言える。所変われば名前も変わるのが面白い。商品名は昭和50年(1975)頃にシャリ、カリという食感からつけられたと聞く。シンプルな塩味ゆえに食べ出すと止まらなくなる。

シャリカ

余談になるが、シャリカは自衛隊にも納入されており、新潟や横須賀、横浜の駐屯地のイベントでお土産として一般にも販売されている。パッケージのデザインは異なるのでスナック菓子マニアは要チェックだ。

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福山市神村町の今伊勢宮(その1)

2014年01月15日 | 郷土史
神村町二区クラブを後にして峠(近世の西国街道)を下り始める。硬直した表情の私は市営住宅群と東神村保育所の間をゆっくりと通過し時の流れを強く意識した。

保育所

山側の開発は相当に進んでいるのだ。新興住宅地が出来て雰囲気が様変わりしたように思う。

県営住宅

街道

巨大な県営住宅を見下ろしながらアパート・エスプアール(神村町4641‐4)前を通過。街道は一時的に上りになるが、また長い下りである。遠方の橋桁が赤坂バイパスだ。このバイパスが完成する前は西条方面から福山市内に帰る途中に三原(沼田川沿い)と赤坂近辺で二度のキツイ渋滞を経験したものであった。

バイパス下

バイパス下2

バイパス下(神村2号ボックス)を抜ける際には耳が千切れるかというほどに加速しブレーキが度々鳴いた(笑)。寺岡モータースの一軒先の三叉路を左折した所が今伊勢宮の参道にあたる。自転車旅のゴールは目前であった。

街道2

参道

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岡山県小田郡矢掛町のお袋の味

2014年01月15日 | 
井原線ワンコインデーの矢掛駅前にはたくさんの売店が出ていた。矢掛テンペとは大豆の発酵食品でかなり有名とのこと。私は揚げたてのレンコンコロッケを買ってかぶりついた。レンコンのホクホク感と粘りがくせになりそう(ちゃんと主役になっている)

矢掛駅前の売店(あすなろ会)

西川面の農産加工所の仮設テントでは五目(ばら)寿司、山菜おこわ、さしみこんにゃくなどを売っていた(値段が安いのには驚いた)。手作りのご飯物は特に売れ行きがよい。

五目寿司(=ばら寿司)

五目寿司の酢飯は甘めの味付け。中央辺りに鰆(サワラ)の酢じめがのっているのは流石だ。矢掛のお袋の味に舌鼓を打つ。錦糸卵の下にしのばせてあったイチョウ切りのレンコンに感動。我が家のばら寿司でも今度やってみよう。餅をついてくれた男性、売店の女性の明るい表情がこの日のイベントの最大のウリだったかもしれない。遠方からの客を自然体でもてなす心意気を見習いたいと思う。

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藻貝(サルボウガイ)のぬた

2014年01月15日 | 食材
旬のわけぎの代表的な料理がぬたである。茹でたわけぎを冷まし(団扇で仰ぐのがベスト)中のぬめりを包丁の背で適度にしごき木綿袋に入れて水分を絞る。4cm程度の長さに切り分けて好みの具材を入れて酢味噌で和えるだけ。寒の時期の最高の食材はもちろん(閖上の)赤貝だが、見た目がよく似た藻貝(サルボウガイ)を使って安く済ませるという手もある(※但し味は雲泥の差がある。赤貝を横綱とすれば、藻貝は前頭三枚目あたりになろうw)

藻貝のような食材を使う場合には和辛子をやや多め目に入れるとオツな酒肴になる。ぬたの具材に決まりはなくスミイカのゲソや(春には)アサリのむき身・手長ダコでも美味しいものができる。

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福山市・神村町二区クラブ前の常夜灯と地神

2014年01月14日 | 郷土史
神村町の峠の頂(右手の山側)に緑地が整備されており、その先からはほぼ下りである。凍てつく寒さで指の感覚がない。私は相当高い所まで来たのである。広島県道54号沿いに広がる市街地を望み白い息を吐く。

峠道から住宅地を望む

二区倶楽部前の常夜灯と地神

リカーショップみやがわの手前に神村二区クラブという(おそらく地区の)集会所が建っている。クラブの前には二つの石造物があった(東側が地神、西側は小型の常夜灯)。常夜灯の側面に「明治十二年…五月」の銘が入っていた。

常夜灯(拡大)

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