青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

単焦点の愉悦

2018年02月07日 21時38分13秒 | JR(貨物)

(軽い!明るい!写りがいい!@新鶴見小倉陸橋)

先日、横浜のビックカメラのレンズ売り場でショーウインドウのトランペットを眺める少年かのように買おうか買うまいか迷っていたレンズ。そこでは結局買わなかったんだけど、家に帰ってAmazon見たらビックカメラのお値段よりさらに安くそのレンズが出ていたので秒でポチってしまった。いや、そんなに高くない単焦点レンズなんだけど、そもそもテツやるのに長タマでもない単焦点レンズ買っても使う場所ないんじゃないの?という思いもありましてね。なかなか踏ん切りがつかなかったのですよ。


買ってから試し撮りしそびれてたんだけど、先日新鶴見の小倉陸橋で使ってみました。まーインプレッションにもいの一番に出て来るんだけど、とにかく軽いよね。大げさに言えばレンズ付けてる気がしない。あと、当たり前なのですが構図を追い込むと言う事が極めてしにくいので、ある程度自由に動けるキャパの広い撮影地向きであると言う事か。


それでも、F1.8とかまで開放出来るので、ちょっと絞っただけで極めてキレのいいカリカリ感が小気味いいですな。もちろんその明るさを武器にバルブとかやるのも楽しそうだし、持っててかさばらないので使える場面では積極的に使って行きたいレンズですね。PFに牽かれたタキのエメラルドグリーンが眩しいぜ。
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親の子離れ

2017年09月24日 21時10分39秒 | JR(貨物)

(205系最後の楽園@南流山駅)

E233系の進出速度が速すぎるせいか、首都圏でもこの丸目の205系が見れるのって武蔵野線系統だけになりましたよね。個人的には南武線と横浜線でさんざん使ってるんでこの形式が落ちても特に何の感慨も覚えないでしょうけど(笑)。逆に言えばそれだけ武蔵野線系統って設備更新が行われていないと言う事なのでしょうが。東京の外縁を毎日ぐるりと回っている路線だけに結構走行距離とか長くなってそうだけど、駅間距離も長いからその分加減速が少なくて車体に優しかったりするのだろうか。


今週は土曜日雨→日曜日は曇り(やや晴れ間)程度のパッとしない週末でしたね。今度っから息子が週末習い事を始めるので、これからはなかなか思い立った時に一緒に外にも出れなくなるだろうと言う事で大回り乗車を仕掛けて来ました。首都圏で大回り乗車をするとなると勢い武蔵野線に乗る事が多くなるのですが、今日はやけにホームの隅っこにカメラ持ってるのが多いなあ~なんて思ってたらこんなのが来ましたよ。配給列車を新鶴見のPFがカン付きで牽いてきました。


ちなみに撮影は南流山駅。中線があって撮りやすいのが好み。こちらお古のカメラで息子のワンカット。ちょいトリミングしてるけど側面バッチリでいい感じ。宇都宮からの配給スジは大物車(シキ)の返却がくっついてたりするので開けてびっくり玉手箱的なオモシロ列車なのでありますが、今日は普通にコキ3車だけ。


14時45分くらいに南流山を通る配給列車と入れ替わるように、デルタ線を北小金方向からオーバークロスして安中貨物がゆっくり南流山の中線に進入。牽引してるのは初期型金太郎の4号機ですが、今日はタキなしのトキのみ6車という短い編成でした。日曜は荷主さんの都合で割とタキなしみたいですね。

 

それでも無蓋車オンリーの貨物列車とか、この列車以外走る事もないのだから貴重なものです。今日は追っかけしませんので、中線に入って止まった貨車の車票なんぞをしげしげと眺めてみました。東邦亜鉛小名浜精錬所から東邦亜鉛安中精練所殿、とグループ同士でも敬称略しない丁寧な車票でございますね。んで、「メキシカン(G)」って何??秋山幸二??それは恋してカリビアン(荻野目洋子)。


この「JR貨物30周年ヘッドマーク」は春にも付けられていたのですけど、なんでまた秋になって再度装着したんでしょうねえ。10月14日の鉄道の日を間近に控えて秋は鉄道イベントの多い時期でもありますから、どこぞの貨物ターミナルでこのPFを公開に並べたりするんでしょうね。分割民営化以降のカマはヘッドマークステーとかないから、この手のイベント看板機はいきおいPFみたいな国鉄時代からのカマにお鉢が回って来る事が多いのです。10月終わりに隅田川貨物駅(南千住)でイベントやりますけど、新鶴見PFの主戦場でもある隅田川でこのカマ(2095号機)が登場するのでしょうか。
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日はまた昇る

2017年09月13日 23時50分58秒 | JR(貨物)

(朝日を浴びてSカーブ@真鶴~根府川間)

バックに伊豆の海を従え、早朝の東海道を東へ東へと急ぐ貨物列車5086レ。新鶴見のカマの中では最古参に当たるEF65PFが牽引する貨物列車、関東のロコファンには武蔵野線を一周する隅田川シャトルでお馴染みですが、東海道本線を走る運用はそんなにありません。基本的に東海道~山陽筋の直流電機は桃太郎の一強体制ですので、真鶴近辺でこうした姿を見られるのもいつまでかなあと言った感じですね。

最近トラック業界のドライバー不足に伴い、物流業界では鉄道貨物へのモーダルシフトがジワリと進んでいるのだとか。JR貨物の輸送量や収益も前年比でプラスと好調のようで、都市間大量輸送の担い手としての鉄道貨物が復権する日が来る事を期待したいものです。
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Oh!ニーナ

2017年09月09日 22時43分34秒 | JR(貨物)

(みんな大好きEF66-27号機@小田栄駅)

先日石橋の俯瞰で通称「ゼロロク」ことEF66の0番台(30号機)を撮影しましたが、今度はゼロロク残機2のうちの1機である27号機が吹田から東上して来ました。東海道本線を走って羽沢から鶴見~八丁畷~東タのルートは戸塚以南ならともかく横浜近辺ではあまり撮る場所がない。今日は午前中に横浜に用事があったので、根府川辺りまでお迎えに行っても良かったんだけど交通費が勿体ないので小田栄へ。ちなみに横浜で用事を済ませた後は本当は東横線に現れたと噂の「青ガエル」ラッピングでも撮って白楽のラーメン屋で家系ラーメンでも啜る予定だったのに。今日は運用に入ってないとか東横の運用担当もずいぶんイケズな事をなさる。

EF66-27号機は、ロクロクの現役最古参機としてファンの多いカマですね。「ニーナ」なんて言われてますが自分はこの機関車のナンバーを愛称で呼ぶのがなんか気恥ずかしい。ニーナなんて沢田研二の歌じゃないんだから。カメラ持ち一人待つニーナって感じか。ちなみに「追憶(ニーナ)」は安井かずみ作詞曲らしい情感籠る名曲ですね。Ohニーナ忘れられない 許して尽くして側にいて。
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気付けば残機2

2017年09月06日 22時34分09秒 | JR(貨物)

(残機僅かなゼロロク@石橋俯瞰)

特にあてもなく根府川辺りまでクルマを流して、米神やら石橋あたりのみかん山をウロウロしていたら、妙にいつもより構えている人間が多い。全く撮る気はなかったのだけど、興味本位で同業者の狙いを待っていたらJRでは残り2機(27号機・30号機)となったEF66の0番台・通称ゼロロクの貨物が通過して行った。この日は30号機だったみたいですが、個人的にはゼロロクと言うのはブルトレ機の人気はあっても貨物機は一枚落ちみたいな扱いされてた印象があるんだけどね。下関に集中配置されてた富士ぶさ用ゼロロクが消えたのもついこないだだと思ってたんだけど、東海道山陽筋の直流電機はほぼ桃太郎に制圧されたという現状の中で、一番割を食った形式かもしれません。
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