青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

歌はみんなのために

2009年05月11日 20時58分10秒 | 日常
三木たかしさん死去=64歳、「津軽海峡・冬景色」「つぐない」を作曲(時事通信) - goo ニュース

最近レコ大の審査委員長なんかで出て来る時にかなり病がきつい感じだったんで、不謹慎ながら「ああやっぱり」と言う感じもあるのだが、阿久先生に続いてまた一人昭和の歌謡曲名人が逝ってしまわれましたね。作詞が阿久悠で作曲が三木たかしって曲はいくつあるんだろうか。この組み合わせは昭和歌謡のベストマッチングと言うべきもので、例えて言うなら父サンデーサイレンスで母の父がノーザンテーストって感じの王道のニックスなんだろうと思うけど、まあ自分はあえて荒木とよひさとのマッチングを推してみる。テレサ・テンの代表曲である「つぐない」&「時の流れに身を任せ」はこのコンビでの作品だが、未だにカラオケでは定番中の定番として歌われますよね。

特に「つぐない」。
例えばオヤジのカラオケに付き合わされた若いOLかよ子。シートの隅で大人しく乾きモノなんかつまみつつ時間をやり過ごそうとしたその時に、朗々と堺正章の「街の灯り」なんかを歌い終えたアブラハゲの部長から「かよ子ちゃんもなんか歌いなよ!」なぞと強要されてとりあえず一曲歌う事になり、しょうがなく選曲される曲と言うか…そこそこのオヤジ受けと、頽廃的な歌詞の並ぶこの曲を若いOLが歌う意外さみたいな。かよ子なりのTPOを考えたちょっとのあざとさ?と言うか、まあ良く分からないがそんな感じのシチュエーションに「つぐない」と言う歌は凄くしっくり来るのであります(笑)。

お酒飲むのも一人 夢を見るのも一人
明日は他人同士に なるけれど

ってかよ子って誰だよw
コメント
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