(画像:15分の空中散歩)
何だか天気予報に反して日差しの強かった日曜日。
諸般の事情がありあまり遠出はできないのですが、久々の乗り鉄(笑)。
どこへ行こうかな?と考えて、大船と江の島を結びます湘南モノレールに乗って来ました。
って、モノレールの場合、厳密に言えば「乗りモノ」かもしれませんがw
大船から湘南江の島まで約15分の空中散歩。
料金は片道300円ですが、600円で全線フリーきっぷもあります。
途中下車を考えてこちらを購入。発売は大船駅だけですがね。
大船から富士見町、湘南町屋、湘南深沢。
この辺りは世間一般の鎌倉の雰囲気とは違った住宅街&工場街を走る。
湘南町屋駅に隣接する三菱電機への通勤客が乗客の主力です。
車両もシステムも三菱電機製で、同社の大株主でもあります。
写真は湘モノの新型車両5000系。三菱の新型インバータ搭載です。
支柱からぶら下がる懸垂型のモノレール。
足元のおぼつかない感じはありますが、文字通りの上から目線で眺めは爽快。
ちょっと非日常な目線に、子連れの親子も運転台後ろでかぶり付きでございます(笑)。
下に走るのが先日のブログでもご紹介した元・京浜急行専用道路。
今日訪れたのも、自分で書いてて興味が湧いたってのもある(笑)。
湘南深沢から先、湘南江の島へ向けてモノレールは鎌倉山の丘陵地の中へ。
ちょっと鉄道線では見られないような急勾配をグイグイと登って行きます。
特に湘南深沢~西鎌倉間は急勾配&急カーブの連続。
西鎌倉、片瀬山、目白山下と丘陵地を縫うように進み、終点湘南江の島へ。
新緑の中を豪快に加速し、鎌倉山へアタックするモノレール。
轟音を響かせ、うねる車体。
鉄道ではありえない横揺れっぷりは、まるでジェットコースターのよう。
かぶり付き親子連れもビビってましたw
鎌倉山と言うのは古くからの瀟洒な別荘地。
梅雨を前に、一番緑の濃い時期なんじゃないでしょうか。
この辺りの京浜急行専用道も、モノレール同様のワインディング。
歩道も信号もないんで、何となく観光道路っぽい雰囲気は残っておりますね。
有料道路でなくなった今も、当初の建設の経緯通りに京急バスが走っています。
船6系統・大船駅から鎌倉山経由江の島行き。
伝統の路線って事ですね。
あまりメジャーな交通機関とは言えないんで、実は乗るのは初体験でした。
日曜日の午前中にもかかわらず、大船へ向かう便は立ち客も出る盛況。
地域の交通手段として確固たる地位を築いているようです。
日中は約8分間隔でバンバン走って来るんで便利だしね。
8駅しかないけど、あっという間に全駅制覇してしまったw
車内には結構電車好きな子供を従えた親子連れが多かったですね。
モノ&江ノ電でワンセット、東京から行くにはいい地域なのかも。
モノレールなのにトンネルがあったり、車窓からちらっと湘南の海が見えたり…
結構面白いですよ。湘南モノレール。