(蒼天の大カーブ@あさぎり3号371系)
休みの日の日課となって来た371系の追っかけ、結局今日も秦野の大カーブに来てしまった。子供連れである事を考えるとあんまり危険な撮影地には行けないのでねえ。撮り鉄が子供と一緒に出かけて行って、撮影に夢中になって子供がガケから転げ落ちたなんてシャレになりません。最近とみにチョロチョロしはじめた我が息子ですが、ここならいくらチョロチョロしてもせいぜい農道から田んぼに落ちる程度で済みますから。しかし子供と言うアイテムが傍にいると、世間一般の人から見るとほほえましいのでしょうか、散歩に来る人来る人(じーちゃんばーちゃん)に声をかけられる。普通に考えたらイイ年したおっさんが三脚構えて夢中で電車を追っかけ回してる姿→「ンマー!あれ、鉄道オタクね、前を横切ると罵声浴びせられちゃうのかしら?やあねぇ、塩でも撒いちゃおうかしら」と変換されてしまうんだろうけど、そばに子供がいるだけで→「ンマー、ぼっちゃんかわいいわねえ、今日はパパと電車見に来たのぉ?いいわねえ~、でもお父さんも大変ですねえ~、どうぞごゆっくり~」にグレードアップするような気がする(笑)。良く見りゃスリックの2m越えの三脚にゴツイ一眼付けて、脚立に乗っかってリモートコード付けて撮ってる本気(マジ)パパに付き合わされてる子供の方が大変なんだと思うのだが、まあ世間一般の評価ってのはそんなもんだ。
これは先だっての日曜日に撮って来た371系。愛甲石田から伊勢原にかかる渋田川をオーバーパスする高架橋を駆け下りて来る姿を300mm望遠で叩いてみた。ちょっとピントが後ピン気味でしくじってはいるのだがまあいっか。11時ちょい過ぎと言うあさぎり3号のお時間にはツラ以外は光が回らないのだが、そこはそれでサイドの艶めかしさみたいなのが出たからヨシとする。371系に関しては2階建て部分をどう写すかみたいな部分があるので、正面打ちにして角度付けないと編成も短いもんだから何となくつまらんものになるような。先日わざわざ由比のSカーブまで行ったら、ちょうど2階建て部分が映らず大失敗したんで。ちなみにここの近所に「寿雀卵」っつー美味しい卵を売ってる養鶏場があるので、お土産にお勧めさせていただきます(笑)。
先ほどの角度からもうちょっと広角に振って、アオリにアオって秦野の大カーブの空に広がる晩秋の蒼天を愛でる。はこね運用の20000系、371系が落ちちゃうから来年からはあさぎり専業になるのかな。最初はなんとなくメリハリのないカラーリングだと思っていたのだが、撮っているうちにこのソフトさが都会じゃなく「田舎の空の色」だとか「山の緑の色」だとかに馴染みやすい色なんだよね。
すっかり馴染みになった秦野大カーブ、子供も最近車掌さんへ向けてのお手振りアピールが上手くなって来たなあ。
周りになーんにもないからこっちの姿も目立つんで、よく車掌さんが手を振り返してくれます。
電車によっちゃあ運転士さんからホイッスルのサービスもあったりして…
どこぞのやんごとなきお方の娘さんよりよっぽど(ry