青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

かまぼこ かみかみ かざまつり

2012年09月03日 23時25分16秒 | 箱根登山鉄道

(だ、大東建託…orz@風祭駅)

三岐・北勢線編が終わったかどうか自分でもよく分からないうちに話は進み、週末はどこへ行こうかなんて言いつつゴロゴログダグダしてしまったので日曜日は怪しい雲行きを横目にとりあえず車を走らせてみた。ウチの週末はとりあえず子供に電車を見せて満足させる事が主眼なので、天気が悪いと言うのはそれだけで致命的なのだ(笑)。ノープランな場合はまず小田急線系、それも本厚木から向こうのサバーバンな区間。だいたい昼前に出て行くから、メシも外で食うって事になると小田原周辺がすごく都合がいい。クルマを今日は御殿場インターから乙女峠に回し、乙女峠の茶店で地元の農家からめっちゃ美味しいトウモロコシを購入してR138を走る事30分。強羅からは登山鉄道沿いに下って湯本を抜け、風祭のメシ屋で家族で天丼を食ってたら近くに落雷があってメシ屋の電源が落ちたwメシを済ませた頃合いに雨雲が抜けたので、子供と雨が降らないうちにそそくさと「鈴廣かまぼこの里」横の風祭駅を見通すポイントへ。


正面どかーん。
三年前から赤塗りされて登山運用に就役している赤1000。赤塗りされた当時は新松田~箱根湯本の運用だったけど、3月改正で晴れて小田原~湯本の登山線機織り運用専属に。グループ会社と言えども、自社線の運用車両を完全に相手に委ねてしまうのって珍しいよね。


もいっちょ正面どかーん。
直前に日が差し露出間違えるわ色は飛び飛びだわのLSE。しかも塗り直し出場した編成と来たもんだ。手を降る我が子に2階の運転席からは軽いホーン、そして前展からはお客さんが手を振り返す風祭の午後。てかオバハン、いくら暑いからって日傘を前展に持ち込むなよ!w


風祭の駅と言えば、昔は登山車両がやっとこ交換出来るだけの島式ホームのしつらえでして、小田急の20m車は先頭車両だけをホームに引っ掛け、車両の外からホーム係員が非常コックを廻してドア扱いをすると言う鉄道珍百景的な駅でした。今は島式から相対式にホームが変わり、有効長を小田原側にうんと伸ばしたのでスムーズに交換が出来るようになりましたが、土地のない場所をムリムリ東風祭の踏切の方に引っ張ったので線形はいびつです。往時の雰囲気は、構内踏切がある事に残ってるくらいなのかな。

 

交換するロマンスカーは、駅の島式ホームをシャリに見立てるとさながらスシローの穴子一本握りみたいな覆いかぶさりようで、ナメ這いつくばるようにのそのそと通過していったものだ(笑)。鈴廣かまぼこの里で貰った試食のかまぼこを噛みながら、そんな姿も懐かしく思い出される、風祭の駅の風景です。
コメント
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