(ほのかの秋の桂川@鳥沢~猿橋間)
予報に反して天気の良い週末、どーせ天気悪かろうって事で昨日は何にも予定を入れずに子供と遊んでいたのだが、今日まで天気がいいのならば話は別なので「ドライブに行くぞ!」と主導権取ってヨメさんと子供と家を出る。どこへ行くのかと言う問いも最近はなくなって来たのだが、最終的な目的地は中央本線は鳥沢と猿橋の間の新桂川橋梁に。「ドライブって言われて、家族で行くのがこんなトコなの~?」とのたまう嫁の言い分はもっともだと思った(笑)。 が、子供は喜んでますぞ。橋の下の田園地帯は既に刈り取りの終わった田んぼもあって、既にはざがけが組まれたりもしている桂川はほのかな秋の気配。
中央東線では一番の撮影地にしてベタなポイントではあるのだが、巨大な上路ワーレントラス、桂川の谷を天高く渡る新桂川橋梁のスケール感は確かに納得のものがあります。複線でこんだけ雄大に谷を渡る橋梁ってのは東日本には少ないんじゃないのかねえ。轟音を立ててかっ飛ぶスーパーあずさ、少し面長の振り子式車両であるE351にも後継車両の開発の話が出てましたけどね。後継には、対リニアとしての役割が期待される訳だから大変だなあ。
高尾行普電は長野色の115系、この辺りの普電では一番ポピュラーな編成ですが、山男らしいモーター音が谷にこだまします。上越線とか中央東線とかのいわゆる「ヤマの115」はこの国鉄サウンドが魅力だよなあ。この区間(高尾~大月)を走る115系って昔はトンネル低いから特殊パンタ付けたのしか入れなかったと思うんだけど、最近の115はシングルアームに換装されてるんですね。
特急かいじ運用のE257。言わずと知れた新型エスティマ。晴れたり陰ったりで露出の調整が難しいなあ…なんて設定をいじくってたら、あんなに橋を渡る電車をはしゃいで見ていた子供の動きが止まっている。…ウ○コか(笑)。
オムツを替えながら撮り鉄なんて、ストイックな方々から見たらどうかと思うのだがw
そして行きの上野原で高尾へ上って行くのが見えた山スカ115の折り返しを。
八トタ(豊田車両センター)の山スカってーと貫通6連のM40編成がよくホリ快とかドリームむさしのなんかに入りますけど、普段は残りの3連車を繋げた6連で高尾~小淵沢までの運用に入ってます。長野色と比べて少数所帯ですが毎日の運用に入ってますんで、まあここまで来れば見れるいつもの景色ではあります。そんな甲府行き山スカ6連が新桂川橋梁を渡って行く風景、当たり前の景色と思ってるとおそらくE233の5連とかに置き換わって三年後にはないんだろうね。
一時間ちょっと、新桂川の橋梁を眺める親子三人。上下含めたら5~6本特急も見れたし、途中ブルサンの単回とかもあったりして色々楽しめました。出来れば荷を引いて来て欲しかったけど、基本中央東線のタンカーって土日は休みなんだよね。根気よく手を振ってたら、普電のウテシ氏からホーン一発貰ってヨメさんが「こんな遠くから手振ってるのに気づいてくれた!」と感動w谷間に響く115のタイフォンはいいもんだ。
遅い昼食は小遊三師匠のふるさと・大月駅裏で吉田うどん。
吉田うどんにキャベツを入れる事を考えた奴は天才だと思う。
馬肉入りつけうどんを美味しく頂きました。