青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

父の古希

2012年09月29日 21時45分36秒 | 日常

(シースーマイウー@新百合ヶ丘)

先週の体調不良から一週間ここをほったらかしにしてしまった。先週末は土曜の朝から胃の痛みに苦しみ、休日診療所に行くわ明けて月曜日になっても胃の痛みが治まらないのでちょっとデカイ病院に行ったりとか色々面倒を起こしながら期末の一週間は仕事も濃密で、ボロッボロになって辿り着いた9月最後の週末。病に伏す前から今日は父親が70をを迎える事となり、兄弟で祝いの席を一席設けようって事になってたので胃の痛みが続いてたら宴席どころじゃねえなあって思ってたのだが、漢方みてえなクソまずい粉薬とガスター10のおかげで酒が飲めるくらいまでには回復したのは幸い。
実家の近所の寿司屋で一席設け、孫に囲まれるオヤジの姿。今でも山歩きを楽しみ酒を嗜むあたりは元来体の丈夫な戦中世代と言ったところか。二年前に一回ぶっ倒れて聖マリアンナに担ぎ込まれた事を考えればそれ相応に苦難の道程だったのであろうが、小さい頃から「俺は太く短く生きるタイプだから」と公言していた割にはまあ古希を迎えられたのだから一段落なんでしょうね。寿司をつまみながら「コキって言ってもJR貨物じゃないんだよ」と子供に教えるバカ親父w寿司屋で一族郎党会した後は実家に集まって談笑。ランド駅前の「モンタナ」でケーキを買うのは我が家の慶事の定番であるのだが、自分と子供だけはケーキを食ったらそそくさと抜け出してランド駅近くの踏切へ。


ランド民には憎っくき多摩急行・営団6000系。6004って第4編成ですから相当初期の車両じゃなかろうか。爆弾Doorで有名なこの車両、昭和43年から千代田線の主役を張って40年経った今でも未だにその位置を維持しているトンデモ車輛ですなあ。新百合ヶ丘以遠に住むとめったにお目にはかからないのだけど。秋の陽はつるべ落とし、夕方になってから出てったんでちょっと暗く撮り辛い時間ではありますが、感度を上げまくってなんとか。


この生田3号踏切、ランド駅を通過する10連の列車を長いタマで抜くと先頭車両から2~3両が微妙にバンクがついてかっこ良く撮れる場所でもあります。ちょっと線路より低い位置からアオリ気味に撮るので、左側にちょっと線路脇の雑草が見切れたりするのはご愛敬だw


子供と見てたのは正味30分程度だったんだが、LSEが来たから構えてみたら後ろからもLSEが(笑)。
バッチリの離合シーンではないけど、珍しい瞬間を収める事が出来ました。


夕暮れに家路を急ぐ多摩区民と、駅のホームで電車を待つ日本女子大の高校生。
子供の頃からこの周辺の風景を見ているけど、駅前が狭くて再開発のしようがないからか、そんなに変わらない風景だよなあ…と思って帰りに近所をぐるっと一周してみたら、母校の小学校の校舎が全面改築されてまったく新しい校舎に生まれ変わっていたw
そらオヤジも70になる訳だ!
コメント
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