(善波川・梅雨前の晴れ間@平成29年)
新型コロナウイルスの感染者数に一喜一憂しながら、大規模な自粛生活に入って早や3ヶ月が過ぎました。2月の終わり頃から騒がれ始め、ちょうど3月の春分の日を境に、国内でも明らかな感染の蔓延が顕在化しておりましたが、さすがに夏場にかかってウイルスの勢いも衰えて来たのか、最近では国内でも1日単位で100人を超えるような明らかな感染の拡大というものは見られていません。とはいえ欧米露や南米などでは未だに爆発的感染が拡大していると言うし、今のところクスリもワクチンもないし、厄介に過ぎる疫病に巻き込まれた世界の行く末は予断を許しませんが・・・さすがにウイルスに怯えて閉じ籠っている生活も3ヶ月ともなると弊害は相当に出て来ています。飲食・遊興にかかる店は閉まったまま、外出もままならず、身近な話で言えば子供は3月のアタマから学校に行けていない。自分の仕事も、休業要請こそ求められる業種ではないものの変則的な勤務となり休日がシフト制になったまま。今日あたりの情報だと、5月25日を目途にどうやら緊急事態宣言を解除するのは既定路線になりつつあるようです。まったく緊急事態宣言というものは、日本人特有の同調圧力を利用して国民に自粛を求め続けた良くも悪くも奇策であったのだが、ようやく天岩戸が開きます。これからは手探りでも、個々人がウイルスを遮断しながらなんとか生活をやりくりして行くフェーズに入ったという事でしょう。
人間が引き籠っているいるうちに桜が咲いて散り、若葉青葉の季節は過ぎ、はや梅雨入り前かという天気。遅い相州の田植えもそろそろであろうか。しかしまあ、今年の正月、初日のお天道様を拝んだ時にこんな年になるとは全く思わなかった。私だけでなく、世界中の誰もがそうであったろうと思う。核心的な情報を握っていた赤い大国の一部以外は・・・