青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

私と鉄道

2007年02月01日 23時07分08秒 | 日常
ラジオネーム「好素材のオヤジ」様からのリクエストw

実際、自分は鉄ヲタなんでしょうか?
だいたい、それならどこへでも車で行くでしょうかね。
もっとも、子供の頃は人並み以上に好きでしたが、それはガキなら誰でも抱く「かっこいいもの」への憧れであって。

父方の祖父は仙台の国鉄マンであったらしいのだが、自分が生まれる僅か前に没しており会った事も喋った事もない。ただ、そのジイ様が亡くなってから、天に召されるちょいと前に、自分の体の中に寄り道をして、鉄道マンとしての残滓を置いて行ったのかもしれない(笑)。
オヤジは引退してからは旅を住処とするいわゆる「フルムーン」な旅行好きでもある。サラリーマン時代は営業畑の出張族で、各地の土産を持ち帰っては家で待つ私達兄弟に振舞うのを喜んでいた。我が家の兄弟は子供にしては各地の名産品や美味いものをよーく知っていたと思う。それは同時に各地の郷土色や文化を我が家に引っ張り込んでいた事に他ならず、自然と地理的教育が身に付いていった。あれは今思えば情操教育の一種だったのではないかとも思っている。
ちなみに一番好きなオヤジの土産は、広島は「長崎堂」のバターケーキでした。広島なのに長崎堂。もみじ饅頭でも広島風お好み焼きでもなく、バターケーキ。ともかく死ぬほど美味いんだって。広島行ったら絶対買え。詳しくはググってみそ。

最近は、鉄道と言うのは究極的にそのものを研ぎ澄ますと「移動のための手段」と言う事になるのだが…その背景にある歴史だとか、文化だとか、地理的な要因だとか、そう言う物をひっくるめた「社会の構成物」と言う側面にすごく興味がある。異文化を知るワクワク感を、なぜなにどうしてと知る事にも面白みがあるような気がします。地域の特色が出ていれば出ているほど面白いですね。だから、速いスピードの鉄道にはあまり興味がないw銚子電鉄に惹かれるのも、そんな理由があってこそでしょうか。

ちょっと求められた回答とは違うかもしれないなあ~。
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1 コメント

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あれだ (好素材のオヤジ)
2007-02-02 21:53:33
鉄ヲタではないってことだね。
ヲタとは思ってないけど、鉄道大好き息子を持った鉄道素人の親
からみれば、頼りになる存在なのです。ありがとね。
自分が興味のなかった世界に息子が興味を示す日々は、新鮮以外
の何ものでもなく、まさか本屋で鉄道ファンを立ち読みする日が
来るとは思っていませんでしたよ(笑)。毎日、なんで?どうして?と鉄に関する質問を浴びせられ、答え探しが続いています。
恐らく、この日々を数年後の息子は覚えていないでしょう。そう
思うと寂しいような切ないような、せめて鉄道に興味を持ってい
てほしいなという親のエゴがあったりなかったり。そういう意味
で過去の記憶を尋ねたりしたのでした。
それはそうと、そのバターケーキは食べてみたいですね~。広島
は一度も足を踏み入れたことのない土地ですが、行った際にはぜ
ひ食してみたい。つか誰か買って来ておくれ(笑)
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