青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

つれなきリバイバル

2020年11月09日 17時00分00秒 | 東武鉄道

(リバイバルは始発電車@樅山駅)

昨年から走り始めた6050系のリバイバル塗装。東武6000系の機器流用で生まれた6050系が、生みの親(?)である6000系の塗装に戻った先祖返りの如きカラーリング。車体上部をロイヤルベージュ、下部をロイヤルマルーンのツートンに塗り分けたボディは、見る人にシックかつ高貴な印象を与えます。このカラーリングは、その昔のDRC(デラックスロマンスカー)こと1720系や、戦後初の特急用車両としてデビューした5700系などに使われた日光線系統の優等車両のカラーリング。そうそう、東武5700系と言えば2年前の秋に行田にあるレストランを訪れたのを思い出しましたが、あの頃くらいから個人的に東武熱というか、東武電車への興味が自分の中で湧き上がって来たように思います。

この日のリバイバル塗装、新栃木の検修区を出庫してから新鹿沼へ始発電車として回送され、その後は栃木→東武日光→新栃木と日光ローカルを1往復半走って朝8時頃に早々に入区してしまうと言うつれない運用。後で調べたら一番稼働の少ない運用日(TY207)にブチ当たってしまったらしく。折角北関東くんだりまで出て来たのにツイてねえ・・・11月になっちゃうと朝の日の出もだいぶ遅くなってしまうので、真っ暗な樅山駅と日が上がり切る前の上今市で捕獲するのがせいぜい。全くもって消化不良な感じに終わってしまったのでした(笑)。これはもう一回運用を調べ直して再チャレンジの事案だなあ。


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