青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

一芸入試

2008年11月12日 00時10分20秒 | 日常

先週購入したノートPCはまずまず快調です。
買ったばっかでいきなり壊れても困るんですけどねw
新しいパソコンはいいっすよ>ハギー氏

ちなみに古いPCはそのままPCデポに置き去りにして来た。
データ移設とかも別料金で出来たんだけど、画像関係のデータは外付けHDDに逃がしていたし別になくなって困るようなデータもなかったんでね。唯一巡回しているHPのお気に入りとかは全部消えてしまったので、リンク関係を飛びながら現在修復中。
E-MOBILEも結構サクサク繋がってくれるので、これでヤフーADSLより安いんだから変えて正解だったかもな。ひょっとしたら近いうちに現居住地を引っ越すかもしれないし、そうなったらそうなったでまた新しいプロバイダと契約するのとか面倒だしさあ。
購入する時に担当氏より「とりあえず動画関係は場合によっては少しかったるいかもしれません」と言われていたのでどうかなあと言う懸念もあったんだけど、普通にようつべを見てても快適。たまに多少重くて開きづらいファイルとかに当たったりする事もあるけどな。

と言う訳で今日はこんな動画を見て過ごしていた↓

ピアノでグラディウス

ニコ動で言うところの「○○してみました」シリーズって面白いよね。
素人の一芸披露みたいなものは、昔はそれこそ何かの視聴者参加型番組でも出なければ出来なかったんだけど、今はそれこそ動画が撮れるカメラとPC一台あればスターになれてしまう。そりゃあ既存のテレビ番組が視聴率落ちるわけだよな。ピアノが弾けるってのはうらやましいよね。それで弾くのがグラディウスってどうなのよと言う突っ込みはあるにはあるが(笑)。ネタとして輝くためには、意外に才能を無駄遣いする事が近道なのかもしれない。無駄こそ華みたいなものがあると思いますよ。

ゲーム系音楽を耳コピで起こして演奏している人はかなり一杯いるみたいですけど、この人は運指もきれいだし、ダンパーペダルの使い方が上手なのかとっても芸術的な感じに仕上がっているので素直に感動してしまったw自分も以前は携帯で耳コピしていろんな着メロ作ってたんでねえ…耳コピって、試行錯誤の上で完全にコピった時の達成感と自己満足みたいなものがあって面白いんだよね(笑)。

なんか楽器でも一つやっておけばよかったかな、なんて今更ながら思うのですがね。 

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夢が盛り盛り

2008年11月10日 00時21分13秒 | 日常


我が家の近所には「味奈登(みなと)庵」なるそば屋が存在する。
横浜市内には何店舗かあるそば屋のチェーン店なんだが、いつもいつも駐車場が満車でなかなかの人気のお店の様子。
別に外観が民芸的なくらいでどうって事のなさそうなそば屋だが、何が人気かと言うと、このそば屋は「盛り」がすごいらしいのだ。

ちなみに自分は飯食う事で待つ事はあまり好きではないのいつも目の前をスルーしていたのだが、昨日は午後3時と言う中途半端な時間に昼飯を食う事になったため「行ってみっかあ」ってな訳でツレと入店する。さすがに午後3時では特に待つ事もなく窓際の席に通されたが、それでも店内はほぼ満席に近い状態でこの店の人気の高さが伺われるのである。


おしながき。

どこのそば屋でもありそうなそばメニューが一通り。そしてそば屋にありがちなどんぶり系も完備…とここまでは普通のそば屋メニューだ。なんか右の「つけ天」から「鴨せいろ」まで下になんかのマークが付いてますけどね。何にしようかなあと考え、鴨せいろも捨てがたいけど、この店は「つけ天」が名物のようなのでそれに従ってみる。メニューのどれもそばorうどんどちらも頼めるようですが、前はうどんが好きだったんだけど、最近はそば派に変わって来ているので迷わずそばチョイス。ましてやここはそば屋だしね。

「つけ天ふたつ~」のオーダーに、すかさず仲居から「大盛り、富士山盛りはお値段変わらずにできますが…」とのアプローチ。メニュー下の青いマークは、この店名物の「富士山盛りOK」の印でもある。富士山マークはイエスノー枕で言えば「つけ天から鴨せいろまで」にイエス枕が置かれているみたいなもんです(笑)。ってかイエスノー枕の正しい意味と使い方を知った時、思春期に少年から大人に変わる(by徳永英明)と思うのですがw
富士山盛りってなんやねん、って感じですが、この店のそば量は「盛り→大盛り→富士山盛り」と進行して行くらしいので、とにかく「そばが多い」と言う事だけは分かったのだがその多さやいかに。ここまで来て富士登山しないわけにもいかないでしょって感じなのできっぱりと富士山オーダー。昔の高校生クイズみたいだが。

で、運ばれて来たものがコレ↓

フッジッサーン/^o^\

ワロタwそば大杉ww

比較対象物としてKENTの6mmロングにも登場して頂きましたが(笑)、見事。そばのセイロの上に盛れるだけ盛ったと言う感じで、こんな一触即崩落状態の緊張感のある盛り付けも見た事ねえwwつか、ここまで盛られるとそばに見えないw薄茶色のうねうねはケーキのモンブランの上のそばっぽく見える部分?に見えない事もない。富士山だがモンブラン。どっちも山である事には変わりなし。つけ天の「天」部分も、大ぶりのエビ天一本とこれまた大きなカボチャ天にゴボウかき揚げ&シシトウ天と相当なボリュームで見る者を圧倒する。
とりあえず眺めていてもしょうがない。どんどん伸びてってしまってさらに量が増えてしまうのがオチなので、さっそくお猪口にソバツユを注いで富士山の頂上へ箸を伸ばす。いきなり山体崩壊(笑)。そば雪崩は西側の方向に崩れ、おそらく山梨県の身延町付近がそばに埋め尽くされてしまった。

そばはいわゆる更科系と言われる色の薄いスタンダードな関東のそば。ツルツルとノド越しも良く、結構いいペースで山頂付近をクリア。これは結構楽勝じゃん?♪と笑いながら食い進めていたが、さすがに五合目付近まで降りてきたところで飽きが来はじめた(笑)。最初に手をつけたらそばが食いきれなくなると思っていたエビ天にここで箸を。からりと揚がった大振りエビ天のプリッとした歯ごたえに気を取り直し、さらに箸を進める。
そばを手繰る。すする。手繰る。すする。果てしなく進む攻防。序盤は結構山の形が簡単に変わっていったのだが、山麓に食い進めるにつれてそばの平面積が広がってなかなか減らない。もう結構限界が近い。ソバツユもなくなって来た。富士山盛りでもソバツユの量はノーマルなので、富士山盛りを頼む時はソバツユの配分に気を付けてくださいw

先に食べ終わっていたツレからソバツユの配給。もう終盤戦になってくるとそばの山に手を伸ばすのも億劫で、正直口の中でそばの味がわからなくなってくる。また裾野のほうに進むにつれてそばはその自重で圧縮されており、箸でほぐすと次から次へとそばが湧いて出て来て行く手を阻む(笑)。ここまで来るとお口の中でそばは重く重く、噛んでも噛んでもただそばの味が単調極まりない。果てしなく続く風景の変わらないマラソンみたいなもんで、ついつい箸が止まる。ここで最後に取っておいたゴボウのかき揚げが単調な旅路にアクセントになった。ゴボウの香りに何度救われた事か。

完食。
言葉もありません。
言葉を吐くと口からそばが出て来るのでw

おしながきに書いてあったのだが、何でもここの店のオーナーさんはたいそうなそば好きで、サラリーマン時代によくお昼にそばを食べていたそうだ。しかしそばと言うもの、案外と高い割には量が少なく、腹もちもそんなに良くないもんだからいっつも夕方になるとお腹が空いていたのを実に不満に思っていたそうなのだ。

「いつか大好きなつけ天そばを飽きるまで腹一杯食ってみてえなあ~!」

と言う思いが嵩じて、とうとう脱サラしてそば職人になってしまったそうな。
この「つけ天・富士山盛り」はオーナーの夢のメニューなのですね。

でも、ここまで盛られると、夢は夢のままでいいんじゃないかと思わなくもないw
もうそばは10年はいいなw

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いいシリーズでした

2008年11月09日 22時08分39秒 | 日常
ハギーさんではないが、自分も今回の日本シリーズは結構な時間を割いてテレビを見ていたのだが、久しぶりに内容の濃い日本シリーズを見せて頂いたと言う事でまず両チームお疲れさんでしたと言いたい。

どちらも短期決戦を見越した攻めの采配が随所に見られたのだが、ナベQも新人監督にしては肝が据わった采配だったと思う。昨日の最終回まで岸を引っ張ったり、今日も西口から石井一久、涌井を突っ込んで最後はグラマンに今日は休養たっぷり2イニング任して仕上げ。すべてのパズルのピースがハマって、最後の直線をお釣り残さずハナ差で凌ぎ切った感じでした。ライスシャワーの2回目の春の天皇賞がこんな感じだったなw原も今回はとにかく手が早かった(WBCを意識したか?)けど、あの8回に越智へのケアが少し遅れたと言う事くらいでしょうか。
さてナベQ、新人監督での日本一と言うのも偉業だと思うのだけど、西武黄金時代を知る者としては「日本一へのメソッド」みたいなものは染み込んでいる人なのかなあと思う。ただ、ベンチでヘッドコーチの黒江さんがよくナベQにアドバイスしているのを見ると、なるほど黒江も黄金時代の森政権の参謀役だった事を考えれば新人監督としては十分な軍師を得ていたのだね。デーブは知らんw

まあ今回の6~7戦は平尾の突然の確変と言うオッズ1万倍を遥かに超えるサプライズ(笑)が大きかったんだけども、なんか猫は前回の日シリでもシーズン死んでた石井貴が突然鬼神になったりよく分からんトコがあるなw平尾最高やスレか平尾から猛虎魂(ryスレでも立ってるかと思ったがまだない。もうみんな平尾が阪神にいたことすら忘れているのかもしれないw平尾と北川は元阪神である事を感じない選手だが。

しかしMVPを取った岸の直球と同じ腕の振りで投げるチェンジアップ、あれは相当厄介だねえ。
涌井もシーズンの内容とは一変したストレートのキレだったし…
来年の開幕戦で当たるので、勘弁していただきたいです。
コメント (2)
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不況下の設備投資

2008年11月08日 17時55分17秒 | 日常
(画像:NEC Lavie LL550/R)

もうさすがに実家から持って来たボッコなパソコンを使っているのも限界かな、と思っていたので、不況下ながら設備投資をする事にした。これで冬のボーナスが出なかったら泣く(笑)。

先々週あたりからノートPCを中心に横浜とか町田のヨドバシとか見て回ってたんだけど、神奈川県下ではそこそこの店舗を持つ「PCデポ」で下見をしていた時に当たった店員氏の対応の良さが決め手となって購入。値段もヨドバシをはじめとする「ポイント還元」戦略ではなくすっきり値引きに対応してくれたし、標準メモリ2GBのところを4GBに増設した上で即納OKだとの事なので。
最近のPCは通信手段(ブロードバンド回線)とセットで入会するとさらに値引き価格からウン万円か引きますよ、と言うのがセオリーになっているようなんでその辺りを勘案しつつ折衝を重ねていたのだが、今回は既存のヤフーADSLを捨ててE-MOBILEへの乗り換えを行うことにした。せっかくノートにするんだから、と言う事もある。まだまだエリアのカバー範囲は狭いが、自宅で使うにしても別段問題はないとの事。課金は定額料金で今よりも安くなるらしい。ってか自分で入ってた既存のヤフーADSLのプランも忘れていた私(笑)。

さてEモバ、「最高速度下り7.2Mbpsの高速通信回線」ってのはどんだけのもんなんでしょうね。理論上の最高速度と言う事で利用条件によって変わっちゃうんだろうが、さっきから使った感じで言えば別に速度的なものも今までのADSLとそんなに変わらないように思う。普通にようつべとか見れるし。PCのスペックが上がったからってのもあると思うけど…今まで使っていたPCがあまりにもあんまりなやっすい旧世代モデル(XPの初期モデルとか)だったんでね。

何がいいって液晶がきれいだよねえ。今のパソコンは。
ちょっときれい過ぎて目が疲れる感じがするけど(笑)。

きれいな液晶画面で見るサンレッドはいいねえ(笑)。
きれいな液晶画面で見る奈保子ちゃんは美人が2割増ですねえ(笑)。

ノートを入れた事で机周りがかなり片付いたし、これが店頭売りで8万を切る値段で手に入ったのだから良しとしましょう。
通販ならもっと安くなったのかもしれないが。
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これでいくつめ?

2008年11月06日 22時12分35秒 | 日常

(画像:これは千葉の養老渓谷温泉です)

「温泉に浸かる」と言う事は私の外出の中のルーチンワークとして組み込まれています。

大学2年の時免許を取って、ボロい中古のカリーナEDを買った私は学生らしいヒマにあかせてとりあえずどこかへ走りに行くと言う行為を続けていたのだけれども、どこに行くにしてもだいたいが夜中に家を出て走りに出るとどうしたって終盤は睡眠不足になる。
とりあえず行きたいなあと思った場所まで走って、さて帰り道。そんな時に休憩所を備えた日帰り温泉と言うのは実に有難いものでした。湯船に浸かりながらマッサージなんかして、ゆっくり浸かって体もさっぱり、風呂から出たら休憩室でゴロ寝したりしてね。30分でも1時間でも眠っちゃえば結構疲れと言うのは取れるもの。最長で一日800kmとか走ってたから、長丁場のペース配分の中のリフレッシュポイントとして温泉と言うのは重要な役割を果たしていたんですね。
そんな行為を繰り返しているうちに、何となく「温泉」を日帰りドライブの目的として組み込む事が多くなり、方々の色々な温泉に入っているうちにその善し悪しみたいなものも何となく分かるようになって、本なんかも買ったりWEBを漁っているうちに何となくどんどん色々な温泉に行ってみたくなって、出掛けるたびに何となく「じゃ、ここ寄ってみっかあ」なんて思っているうちに鳴子に魅せられ、何回か通っているうちにすっかり趣味の一つとして体に刷り込まれてしまったと言う次第なのであります。

全国の競馬場巡りをしていた頃はだいたいがビジホでの宿泊が多かった(利便性の関係上)のだけれども、結構ビジホに2~3千円プラスするだけで泊まれる温泉旅館と言うのは探せばあるものだ。前は何となく「温泉旅館と言うのは2人以上じゃないと泊まれないんじゃないか」と言う感じもしてたんだが、そうでもないらしいと言うことが分かってからは出掛けて行ってどっかに泊まると言う事になれば専ら温泉旅館になっている。やっぱり家よりはでかい風呂で体を伸ばしたいし、温泉に入っていると言う行為自体が何となく(今日は何となくが多いなw)非日常だし、脱衣場の効能書きなんか読んでるだけで何となく体に良さそうだし、心身が解放されるような気がするのですよ(笑)。と言うか、日本人なら温泉好きだろ常考。

北は北海道から南は九州まで、日本全国でどんくらいの温泉に入ったかと言う事をこないだ覚えているだけ書き出してみたのだが、200を超えたくらいで面倒臭くなってやめた(笑)。200でまだ北関東だったから、全部合わせれば確実に500は行っているのではないかと思う。3年前の九州一週間だけでも30くらいは行ったからねえ。

別にでかいホテルみたいなのじゃなくていいんですよ。逆に小ぢんまりと家族でやってるような温泉旅館のほうがいい。玄関に子供の自転車が置かれているような生活感のにじみ出た旅館に愛着を感じるし、お湯が良ければ宿がボロくても文句はないね。
そういう意味で一番強烈に印象に残っているのが栃木県の赤滝鉱泉。矢板の山の中にあるんだけど、温泉旅館と言うにはあまりにも鄙び過ぎたリアル「田舎に泊まろう」みたいなシチュエーション。何年か前の12月に泊ったんだけど、電話口のばあちゃんは名前も聞かずに「じゃあお待ちしてるです」と言って電話を切ったw

    


通された部屋にはテレビはあったけど電波は最悪。携帯も圏外ではすることがなく、農家の離れのようなすきま風バリバリの寒い部屋でこたつをかぶって持って来た文庫本を読んで過ごした(笑)。本を読んでも時間は過ぎず、とりあえず狭くて暗い石室のような浴場で温泉に浸かっているだけのひと夜だったが、温泉は冷泉らしくオーダーするとおばあちゃんが外へ出て薪で炊いてくれると言う極めてレトロなものであった。ある意味ストイックで浮世離れしている温泉だったが、お湯は強烈に酸っぱくて何だか効きそうではあったな。こんなナリでも続いているだけの何かはあるようで。
夕飯も質素と言えば質素、既製品らしいスーパーのパックうなぎが出て来てびっくり仰天だが、手伝いに来ていると言うばあちゃんの娘が作った手作り餃子が美味かったので万事OK。一応旅館としての矜持か布団を引きに来たばあちゃんと30分くらい部屋で長話をしたのも今ではいい思い出だ(笑)。宿泊客より旅館の従業員の方が多いってのもなんだかなあw

と言う訳で、月末の美作旅行を楽しみにしている私なのでありました。
グッピー氏、宿決まった?

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