(福島放送HPより)
本日で東日本大震災から6年目、もう6年かと言う感じもするし、結構前の話になってしまったような気もするし。こうして書き連ねる事で、かえって記念日としての「3.11」をアニバーサリー的に消費するだけになってしまったのかという慙愧の念もあったりするんですけどね。ただ、直接の被害を受けた人間でなくとも、平成の世に生きた日本人の心に大きな爪痕と言うか引っ掛かりを作った出来事であることは間違いないと思います。
震災直後の約1か月間、鉄道網が断たれた被災地へ向け、日本海側を大迂回したJR貨物の緊急燃料輸送。今日の朝10時半から、福島ではこんな番組を放送するそうです。昨年の9月に同局の開局35周年番組として放送されたものらしいですが、つい先日までこんな良質な番組があった事を知りませんでしたよ。正直福島ローカルにしとくのは勿体ない。先日DD51を撮影して来た一人の鉄道貨物ファンとしてはぜひ全国で放送してやってくれんかなあ、と思う番組ですね。まあ今の世の中色々と見る手段はあるので少しでも気になった人はぜひ見て欲しいです。不覚にも、年を取ると涙腺が緩むことを実感させられてしまいました。
緊急燃料輸送に参加したDD51852号機。当時は門司機関区所属でしたが、愛知に移ってからの姿を四日市の駅で撮影しています。
今はもう鬼籍に入ってしまったカマですが、その功績はファンの間で永遠に語り継がれる事でしょう。