5/23(土)の第3回古社寺を歩こう会「柳生まるごと体験」では、「アジア食堂Rupa(ルパ)」で「玄米菜食のお弁当」の昼食をいただいた。歩こう会でガイドを務めていただいた近藤直子さんがご主人の亘さん(横浜市ご出身で、沖縄で10年暮らしておられた)とともに営むお店である。
※第3回古社寺を歩こう会「柳生まるごと体験」(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/3837b24535a18420078e0b81f60ca901

Yahoo!グルメには《無農薬・無化学肥料の玄米を使った創作ベジ料理や国産小麦の自家製天然酵母パン。素材は作り手の知れた野菜や、無添加の菜種油、醤油など。沖縄で10年暮らした店主が直感的に作り出す》と紹介されている。2日前までの完全予約制なので、ご注意いただきたい。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006712812/

私たちがいただいたお弁当の食材について、近藤さんからメールを頂戴したので、以下に紹介する。
※「アジア食堂 Rupa」のホームページ
http://amanakuni.net/rupa/index.html
※近藤さんが尽力される「剣聖の里 柳生さくら祭」(柳生ドットコム)
http://www.yagyu.com/yagyu/sakuramatsuri/2009sakuramatsuri.htm
… … … … …
1.山菜&古代米入り有機玄米
ワラビ、タケノコ、フキ、天日干し原木シイタケ、青大豆、黒米
アイガモ農法の黒米以外は、すべて自生、または実家産・自家産のものです。玄米は、蒸らし時間も入れて2時間ほどかけて炊きあげます。
2.ズッキーニとエリンギ、新玉葱の炒め物、豆乳雑穀ソースと天日干しトマト添え
ソースの素材は、モチキビ、モチアワ、キヌア、アマランサス、トウコモロコシ粉、豆乳です。うちはマヨネーズを使わないのです。
3.カリフラワーとアスパラ、赤玉葱のポテトサラダ
ツブマスタードとヘーゼルナッツオイル、ターメリックで風味づけしています。

4.タケノコの野菜ギョウザ
国産小麦で皮から手作りしています。
5.三つ葉、油揚げ、ソラ豆の味噌焼き
6.ピタサンド
ミキサーで細かくしたヒヨコ豆と人参、玉葱の具を中近東風の味付けにして、
国産小麦で焼いたピタパンのなかに、葉野菜と一緒に詰めました。ピタパン生地に、自家製天然酵母と豆乳を入れていますので、もっちりしています。ソースの素材は、練り胡麻・豆乳・米酢。
7.ウドと人参のきんぴら
8.自家製ゆべし&大根の酢漬け
胡麻、クルミ、キクイモ、ゴボウ、レンコンなどを混ぜ込んだ味噌をユズに詰めて蒸し、冬に3カ月以上、干したゆべし。両親が丹誠込めて育ててくれた有機野菜を送ってくれるのですが、毎冬、母お手製の大根の酢漬けも入れてくれます。古漬けが美味しいです。
9.お茶は、田原の竹西農園、有機番茶
… … … … …
以上である。これはすごい。こんなに吟味された食材を使い、手間暇かけて調理していただいていたのだ。それで@1500円なのだ。
玄米にはたっぷり季節の山菜が入り、噛めば噛むほど旨みが増してくる。ポテトサラダは「どうやって味付けされたのだろう」と不思議に思っていたが、これで納得した。ピタパンは、もっちりモチモチがとても楽しい。具材はちゃんと「アジア食堂」風になっていた。十津川村の特産として知られる「ゆべし(柚餅子)」は、とても手間がかかると聞いていた。これを手作りされていたとは…。お母様手作りの酢漬大根と、よくマッチする。
お店でいただいたほうじ茶が美味しかったので、少し水筒に入れさせていただいたが、有機栽培にこだわる竹西農園さんのお茶だったのだ。こちらの竹西多香子さんには、奈良県農林部の会合でお会いしたことがある。有機農法のご苦労話には頭が下がった。いちどお訪ねしたいと思っていたが、柳生で竹西さんのお茶をいただくとは思わなかった。
http://www.rakuten.co.jp/kitora/279796/287119/287780/

こちらは柳生の茶畑(天乃石立神社参道)
当日、Yahoo!グルメでも紹介されていた「国産小麦の自家製天然酵母パン」を譲っていただいた。翌日(5/24)出展される「かげろう座2009」(於:五條市新町通り)で販売されるために作られたものだ。私はうっかりしていて買いそびれたが、買った人から「とても美味しかった」と聞き、大変後悔している。
※かげろう座のパンフレット。約430店舗が出展し、約5万5千人の買物客が訪れた。なお「かげろう座」の名付け親はウチの親戚のG氏(故人)だ。
http://www.gojo.ne.jp/yamayoh/sin/kage2009/info.htm

さて、この日の「第3回古社寺を歩こう会」のあと、当ブログで募集を知って歩こう会に参加された方から、メールでご感想をいただいた。4人の方からのメールの一部を以下に紹介させていただく(皆さん、勝手に掲載してスミマセン。匿名ということで…)。

地名「柳生」のルーツとなった柳の末裔
> ほんとうは 参加させていただくことに 気後れを
> 覚えてもいたのですが、今は、思いきって参加させて
> いただき ほんとうに よかったと思っています。
> 柳生の里は とてもミステリアスなところですね。
> 近藤さんのお話からも伝わってきますし 風景からも
> 感じることができました。

> 一人での参加でしたので少し心細かったのですが、
> 共通の話題があるというのはありがたいことで、
> すぐに親しくさせていただきました。
> 普段仕事も一人だし、周りに「奈良検定」に興味を
> 持つ人もいないので、大いに刺激を受けて帰って
> 参りました。心地良い疲労感です。
> 今回の様な無理のないスケジュールは非常に良いと思います。
> 剣道も初めてでしたが、相手が仕掛けてくるのを待ったり、
> 動かない相手にこちらからしかけたり‥‥
> 商売も一緒だなぁなんて思いながら剣を振り回しました。
> 今度から時代劇を観る目も変わることでしょう(笑)
> アジア食堂さんのお食事もこだわりがあって、
> 日々の我が食事の貧弱さを痛感いたしました。

疱瘡(ほうそう)地蔵
> コースには、個人では体験出来ないことがたくさん盛り
> 込まれており、とても充実した一日でした。アップダウンの
> 多い道程をそれなりの距離歩いたと思うのですが、全く
> 疲れは覚えず、それよりも楽しさばかりを感じていました。
> 本当にありがとうございました。
> 今日、五條のかげろう座へ行ったところ、Rupaさんが出店
> されていて、思いもかけず、近藤さんに連日でお会いして
> しまいました。ちょうど昼頃だったのですが、大盛況で
> 用意してきた天然酵母パンが早々に売り切れてしまい、
> 木製の勾玉やスプーンなどを並べていました。

疱瘡地蔵に「正長元年ヨリサキ者(ハ)カンヘ四カンカウに
ヲ井メアルヘカラス」と彫られている(らしいが、判読不能)
> 歴史鼓動を感じる場所が数多くある奈良県に住んでいながら、
> きっかけがなく(きっかけをつくろうとせずかもしれませんが)
> なかなか現地に赴くことができませんでしたが、
> 今回、参加させていただいて、やっぱり自分で足を運ぶ
> 大事さをあらためて考え直しました。
> 柳生といえば…、剣豪の里、と漠然と思い浮かべるのですが、
> 実際に昨日のように新陰流兵法を体験したり、
> Rupaさんで自然食をいただいたり、自分の目で見たり、
> 色々なことをご教授いただいたりと五感で感じたことは
> 様々な場面でこれから活きてくると思っています。是非、
> また次の企画の際にもご参加させていただければと思います。

旧柳生藩家老屋敷
字数制限の関係で、ごく一部しか紹介できないのが残念だ。それにしても、これほど喜んでいただくとは、有り難い。実は「こんな旅程で良かったのだろうか」「初対面の人同士で、気まずい思いをされていないだろうか」と、心配していたのだ。

特別参加、近藤さんの息子さん(一刀石の上は一等席?)
「古社寺を歩こう会」は、これからも続けていく予定で、早くも次回訪問先を探しているところだ。決まり次第、当ブログで募集させていただくので、読者の皆さんには、ぜひ奮ってご参加いただきたい。
近藤直子さんおよびご主人、大変お世話をおかけいたしました。午後からは息子さんにも参加していただき、皆大喜びでした。これからも、柳生を訪れる方を温かくお迎え下さい。
※第3回古社寺を歩こう会「柳生まるごと体験」(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/3837b24535a18420078e0b81f60ca901

Yahoo!グルメには《無農薬・無化学肥料の玄米を使った創作ベジ料理や国産小麦の自家製天然酵母パン。素材は作り手の知れた野菜や、無添加の菜種油、醤油など。沖縄で10年暮らした店主が直感的に作り出す》と紹介されている。2日前までの完全予約制なので、ご注意いただきたい。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006712812/

私たちがいただいたお弁当の食材について、近藤さんからメールを頂戴したので、以下に紹介する。
※「アジア食堂 Rupa」のホームページ
http://amanakuni.net/rupa/index.html
※近藤さんが尽力される「剣聖の里 柳生さくら祭」(柳生ドットコム)
http://www.yagyu.com/yagyu/sakuramatsuri/2009sakuramatsuri.htm
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1.山菜&古代米入り有機玄米
ワラビ、タケノコ、フキ、天日干し原木シイタケ、青大豆、黒米
アイガモ農法の黒米以外は、すべて自生、または実家産・自家産のものです。玄米は、蒸らし時間も入れて2時間ほどかけて炊きあげます。
2.ズッキーニとエリンギ、新玉葱の炒め物、豆乳雑穀ソースと天日干しトマト添え
ソースの素材は、モチキビ、モチアワ、キヌア、アマランサス、トウコモロコシ粉、豆乳です。うちはマヨネーズを使わないのです。
3.カリフラワーとアスパラ、赤玉葱のポテトサラダ
ツブマスタードとヘーゼルナッツオイル、ターメリックで風味づけしています。

4.タケノコの野菜ギョウザ
国産小麦で皮から手作りしています。
5.三つ葉、油揚げ、ソラ豆の味噌焼き
6.ピタサンド
ミキサーで細かくしたヒヨコ豆と人参、玉葱の具を中近東風の味付けにして、
国産小麦で焼いたピタパンのなかに、葉野菜と一緒に詰めました。ピタパン生地に、自家製天然酵母と豆乳を入れていますので、もっちりしています。ソースの素材は、練り胡麻・豆乳・米酢。
7.ウドと人参のきんぴら
8.自家製ゆべし&大根の酢漬け
胡麻、クルミ、キクイモ、ゴボウ、レンコンなどを混ぜ込んだ味噌をユズに詰めて蒸し、冬に3カ月以上、干したゆべし。両親が丹誠込めて育ててくれた有機野菜を送ってくれるのですが、毎冬、母お手製の大根の酢漬けも入れてくれます。古漬けが美味しいです。
9.お茶は、田原の竹西農園、有機番茶
… … … … …
以上である。これはすごい。こんなに吟味された食材を使い、手間暇かけて調理していただいていたのだ。それで@1500円なのだ。
玄米にはたっぷり季節の山菜が入り、噛めば噛むほど旨みが増してくる。ポテトサラダは「どうやって味付けされたのだろう」と不思議に思っていたが、これで納得した。ピタパンは、もっちりモチモチがとても楽しい。具材はちゃんと「アジア食堂」風になっていた。十津川村の特産として知られる「ゆべし(柚餅子)」は、とても手間がかかると聞いていた。これを手作りされていたとは…。お母様手作りの酢漬大根と、よくマッチする。
お店でいただいたほうじ茶が美味しかったので、少し水筒に入れさせていただいたが、有機栽培にこだわる竹西農園さんのお茶だったのだ。こちらの竹西多香子さんには、奈良県農林部の会合でお会いしたことがある。有機農法のご苦労話には頭が下がった。いちどお訪ねしたいと思っていたが、柳生で竹西さんのお茶をいただくとは思わなかった。
http://www.rakuten.co.jp/kitora/279796/287119/287780/

こちらは柳生の茶畑(天乃石立神社参道)
当日、Yahoo!グルメでも紹介されていた「国産小麦の自家製天然酵母パン」を譲っていただいた。翌日(5/24)出展される「かげろう座2009」(於:五條市新町通り)で販売されるために作られたものだ。私はうっかりしていて買いそびれたが、買った人から「とても美味しかった」と聞き、大変後悔している。
※かげろう座のパンフレット。約430店舗が出展し、約5万5千人の買物客が訪れた。なお「かげろう座」の名付け親はウチの親戚のG氏(故人)だ。
http://www.gojo.ne.jp/yamayoh/sin/kage2009/info.htm

さて、この日の「第3回古社寺を歩こう会」のあと、当ブログで募集を知って歩こう会に参加された方から、メールでご感想をいただいた。4人の方からのメールの一部を以下に紹介させていただく(皆さん、勝手に掲載してスミマセン。匿名ということで…)。

地名「柳生」のルーツとなった柳の末裔
> ほんとうは 参加させていただくことに 気後れを
> 覚えてもいたのですが、今は、思いきって参加させて
> いただき ほんとうに よかったと思っています。
> 柳生の里は とてもミステリアスなところですね。
> 近藤さんのお話からも伝わってきますし 風景からも
> 感じることができました。

> 一人での参加でしたので少し心細かったのですが、
> 共通の話題があるというのはありがたいことで、
> すぐに親しくさせていただきました。
> 普段仕事も一人だし、周りに「奈良検定」に興味を
> 持つ人もいないので、大いに刺激を受けて帰って
> 参りました。心地良い疲労感です。
> 今回の様な無理のないスケジュールは非常に良いと思います。
> 剣道も初めてでしたが、相手が仕掛けてくるのを待ったり、
> 動かない相手にこちらからしかけたり‥‥
> 商売も一緒だなぁなんて思いながら剣を振り回しました。
> 今度から時代劇を観る目も変わることでしょう(笑)
> アジア食堂さんのお食事もこだわりがあって、
> 日々の我が食事の貧弱さを痛感いたしました。

疱瘡(ほうそう)地蔵
> コースには、個人では体験出来ないことがたくさん盛り
> 込まれており、とても充実した一日でした。アップダウンの
> 多い道程をそれなりの距離歩いたと思うのですが、全く
> 疲れは覚えず、それよりも楽しさばかりを感じていました。
> 本当にありがとうございました。
> 今日、五條のかげろう座へ行ったところ、Rupaさんが出店
> されていて、思いもかけず、近藤さんに連日でお会いして
> しまいました。ちょうど昼頃だったのですが、大盛況で
> 用意してきた天然酵母パンが早々に売り切れてしまい、
> 木製の勾玉やスプーンなどを並べていました。

疱瘡地蔵に「正長元年ヨリサキ者(ハ)カンヘ四カンカウに
ヲ井メアルヘカラス」と彫られている(らしいが、判読不能)
> 歴史鼓動を感じる場所が数多くある奈良県に住んでいながら、
> きっかけがなく(きっかけをつくろうとせずかもしれませんが)
> なかなか現地に赴くことができませんでしたが、
> 今回、参加させていただいて、やっぱり自分で足を運ぶ
> 大事さをあらためて考え直しました。
> 柳生といえば…、剣豪の里、と漠然と思い浮かべるのですが、
> 実際に昨日のように新陰流兵法を体験したり、
> Rupaさんで自然食をいただいたり、自分の目で見たり、
> 色々なことをご教授いただいたりと五感で感じたことは
> 様々な場面でこれから活きてくると思っています。是非、
> また次の企画の際にもご参加させていただければと思います。

旧柳生藩家老屋敷
字数制限の関係で、ごく一部しか紹介できないのが残念だ。それにしても、これほど喜んでいただくとは、有り難い。実は「こんな旅程で良かったのだろうか」「初対面の人同士で、気まずい思いをされていないだろうか」と、心配していたのだ。

特別参加、近藤さんの息子さん(一刀石の上は一等席?)
「古社寺を歩こう会」は、これからも続けていく予定で、早くも次回訪問先を探しているところだ。決まり次第、当ブログで募集させていただくので、読者の皆さんには、ぜひ奮ってご参加いただきたい。
近藤直子さんおよびご主人、大変お世話をおかけいたしました。午後からは息子さんにも参加していただき、皆大喜びでした。これからも、柳生を訪れる方を温かくお迎え下さい。