tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

月吠(げっぽう)の松花堂弁当

2009年08月10日 | グルメガイド
ご存じ、松花堂弁当(しょうかどうべんとう)とは《中に十字形の仕切りがあり、縁の高いかぶせ蓋のある弁当箱を用いた弁当。仕切りのそれぞれに刺身、焼き物、煮物、飯などを見栄え良く配置する。盛り分様式としては、ごはんと数種類のおかずを組み合わせたもの》である(Wikipedia「松花堂弁当」)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E8%8A%B1%E5%A0%82%E5%BC%81%E5%BD%93

《「松花堂」の名は、江戸時代初期の石清水八幡宮(京都府八幡市)の社僧であった松花堂昭乗(1584年 - 1639年)に因むものである。昭乗は、農家が種入れとして使っていた器をヒントにこの形の器を作り、絵具箱や煙草盆として使用していた。その入れ物が松花堂弁当に発展したのは、それから数百年たってからである》。

7/14、当ブログで月吠(げっぽう)のAランチ(750円)のことを書いたが、今回はBランチ(1300円)を紹介する。トップ写真が「松花堂風」と銘打ったBランチで、この日のメインは「天然真鯛の照り焼き」(写真右下)だった。あっさりした鯛にこってりした照り焼きソースがまぶされ、とても美味しい。8/2~22までの(メイン料理の)メニューがすでに決まっていて、ローストビーフ、ミニステーキ梅肉ソース、鰆(さわら)の西京焼き、豚ヒレ肉のごま揚げ、魚介のムニエル3種など、豪華なメニューが並んでいる。
※月吠のランチ(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/e12e9abc916c379883e9b24df9601432


特別松花堂風弁当

このお店には、要予約の「お昼の特別松花堂風弁当」(1800円~)というのもあって、以前、「大和肉鶏の月吠焼き」(奈良漬の粕と味噌に漬け込んだもの・写真右上)を組み込んだ弁当を2000円で作っていただいた。それがすぐ上の写真である。大和肉鶏にはシッカリと粕の味がしみ込み、これはイケる。おかずの品数も多くて、満腹になった(よく見るとBランチより1品多い。サラダが小さいのだ)。
http://www10.ocn.ne.jp/~geppoh/index.html

食事をしていると、店主の中谷英雄さんが出てこられた。「こんど氷室神社(奈良市春日野町)で、下田逸郎さんのライブをやるんですよ」とおっしゃる。ゲストとして中谷さんが舞踏も披露されるそうだ。8/30(日)午後7時開演で、@3500円だそうだ。申し込みと問い合わせは、ろくさろん(℡0742-26-6936 rokusaron@ybb.ne.jp)。月吠(=協賛)にも、チケットを置かれている。



なお下田逸郎氏は、知る人ぞ知るフォークシンガーである。下田氏のHPには、松山千春が《フォークシンガーとして先輩と呼べるのは誰?と聞かれたら、真っ先に下田逸郎の名前を挙げるだろう。旅をすることで、いろんな人と出会いながら 曲を作り、歌を歌う。フォークシンガーとしての原点だと思う。下田逸郎は、今でもそのスタイルを守っている。永遠の、さすらいの詩人である》という紹介文を寄せている。
※下田逸郎氏の公式ホームページ
http://www.t-chest.jp/shimoda/

時々、芸術家たちのたまり場にもなる「月吠」、せびお訪ねいただきたい。
コメント (5)
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