「なら食と農(しょくとのう)の魅力創造国際大学校」(通称:NAFIC=ナフィック)をご存じだろうか。県農林部のHPによると、
※当記事のイメージ画像はすべて本学ご関係者からいただいた。トップはオーベルジュが併設される安倍校舎の全景
奈良県農業大学校を改編し、平成28年度に「なら食と農の魅力創造国際大学校」(NARA Agriculture & Food International College [通称:NAFIC(ナフィック)])を桜井市に開設します。農業の担い手を養成する「アグリマネジメント学科」に加えて、農業に関する知識を持ち、世界に通用する優れた料理人の養成を目指す「フードクリエイティブ学科」を新設。ゆったりとおいしい料理を楽しめる宿泊付きのレストラン(オーベルジュ)を併設し、実践研修を行います。オーベルジュは平成27年度に先行オープンする予定です。
エントランス
NAFICの見学会・説明会は、第1回 平成27年8月22日(土)、第2回 平成27年10月17日(土)である。NAFICは専用のHPを開設するとともに、Facebookも設けている。これらによると、NAFICは、昭和46年に開校した奈良県立農業大学校が前身で、平成17年に農業育成校となり、あわせて一般の社会人や定年後の社会人による農業担い手の養成学校となる。その後、今回の開校に至った模様である。
ダイニング
校舎は3つに分かれていて、「安倍校舎」(フードクリエイティブ学科 桜井市大字高家2217)、「池之内校舎」(アグリマネジメント学科 桜井市大字池之内130-1)、「橿原校舎」(アグリマネジメント学科仮校舎 橿原市四条町88 農業研究開発センター内)がある。
バンケット
NAFIC設立の意気込みは、荒井知事の対談によく出ている。知事は「山深いレストランであっても、味が美味しい、宿泊ができる、土産物も買えるとなれば、多くの人を寄せつけ、地域に価値をもたらす存在となります「農家は効率や利益を求めるだけでなく、料理人、それを口にするお客様、消費者のことまで考えて生産することが重要です」「フランス料理、オーベルジュと『洋』にこだわったのは外国人観光客の誘致はもちろん、いにしえより国際色豊かな奈良の食と農の世界発信も視野に入れてのことです」と語る。
ラウンジ
我々一般県民にとって気になるのが、オーベルジュ(宿泊付きのフレンチレストラン)だ。関係者によると、オープンは本年9月上旬を予定しており、6月上旬に記者会見、そこで店名、オープン時期、メニューや料金、内覧会などの発表を計画しているという。なお予約は7月から受け付けるそうで、これは今から楽しみだ。
「奈良県下には良い食材があるのに、良いレストランが少ない」といわれる。荒井知事は「地方創生において『食』が大きな役割を果たす」と語る。農業の担い手を養成するとともに、世界に通用する優れた料理人の養成をめざすNAFICの開校は、とても頼もしい存在である。皆さん、NAFICにご注目を!
※当記事のイメージ画像はすべて本学ご関係者からいただいた。トップはオーベルジュが併設される安倍校舎の全景
奈良県農業大学校を改編し、平成28年度に「なら食と農の魅力創造国際大学校」(NARA Agriculture & Food International College [通称:NAFIC(ナフィック)])を桜井市に開設します。農業の担い手を養成する「アグリマネジメント学科」に加えて、農業に関する知識を持ち、世界に通用する優れた料理人の養成を目指す「フードクリエイティブ学科」を新設。ゆったりとおいしい料理を楽しめる宿泊付きのレストラン(オーベルジュ)を併設し、実践研修を行います。オーベルジュは平成27年度に先行オープンする予定です。
エントランス
NAFICの見学会・説明会は、第1回 平成27年8月22日(土)、第2回 平成27年10月17日(土)である。NAFICは専用のHPを開設するとともに、Facebookも設けている。これらによると、NAFICは、昭和46年に開校した奈良県立農業大学校が前身で、平成17年に農業育成校となり、あわせて一般の社会人や定年後の社会人による農業担い手の養成学校となる。その後、今回の開校に至った模様である。
ダイニング
校舎は3つに分かれていて、「安倍校舎」(フードクリエイティブ学科 桜井市大字高家2217)、「池之内校舎」(アグリマネジメント学科 桜井市大字池之内130-1)、「橿原校舎」(アグリマネジメント学科仮校舎 橿原市四条町88 農業研究開発センター内)がある。
バンケット
NAFIC設立の意気込みは、荒井知事の対談によく出ている。知事は「山深いレストランであっても、味が美味しい、宿泊ができる、土産物も買えるとなれば、多くの人を寄せつけ、地域に価値をもたらす存在となります「農家は効率や利益を求めるだけでなく、料理人、それを口にするお客様、消費者のことまで考えて生産することが重要です」「フランス料理、オーベルジュと『洋』にこだわったのは外国人観光客の誘致はもちろん、いにしえより国際色豊かな奈良の食と農の世界発信も視野に入れてのことです」と語る。
ラウンジ
我々一般県民にとって気になるのが、オーベルジュ(宿泊付きのフレンチレストラン)だ。関係者によると、オープンは本年9月上旬を予定しており、6月上旬に記者会見、そこで店名、オープン時期、メニューや料金、内覧会などの発表を計画しているという。なお予約は7月から受け付けるそうで、これは今から楽しみだ。
「奈良県下には良い食材があるのに、良いレストランが少ない」といわれる。荒井知事は「地方創生において『食』が大きな役割を果たす」と語る。農業の担い手を養成するとともに、世界に通用する優れた料理人の養成をめざすNAFICの開校は、とても頼もしい存在である。皆さん、NAFICにご注目を!