tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

「万葉びとの知性」(ゼロから学ぶ!万葉講座)クラブツーリズム奈良で、11月21日(木)開講!(2019 Topic)

2019年11月16日 | お知らせ
本年(2019年)10月から毎月第3木曜日、クラブツーリズム奈良分室(近鉄奈良駅ビル5階)で「ゼロから学ぶ!万葉講座」(全5回)を開催しています。講師はNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」メンバーで、料金は1回1,200円(香り高いコーヒーつき)。
※トップ写真は先月(10/17)の講座「万葉歌で追う!古代史の事件簿」、講師は私だった

今月(11/21)の講師は、当会で最も万葉集に通じた米谷潔(よねたに・きよし)さん。お申し込みは同室のサイトまたはお電話(0742-90-1000)で。内容をチラシなどから拾うと、

ゼロから学ぶ!万葉講座(全5回)

元号「令和」のもとになった『万葉集』をゼロから学びましょう。時代や人物について深く学べる全5回シリーズです(最少催行人員=5名様)。

11月21日(木)米谷潔さん
演題 「万葉びとの知性~原文を読むと知性がわかる~」
概要 万葉集を原文で読むと、漢字の知識が豊富だったことや、中国語や韓国語を理解していたことがわかります。また掛け算(九九)、陰陽五行、漢詩の技法(頭韻)などの知識のあったこともうかがえます。


12月19日(木)橋本篤実さん
演題 「額田王と万葉集~額田王の生涯を万葉歌から読み解く~」
概要 多くの名歌を残し万葉集を代表する女流歌人・額田王は、謎に包まれた人物です。額田王および彼女とゆかりのある歌人の歌を読むことで、彼女の生涯をたどります。

1月16日(木)岡田充弘(あつひろ)さん
演題 「万葉歌にみる日本の国づくり~この国のかたちはどうやって作られたか~」
概要 万葉集には行幸、遷都、宮廷行事など公的な晴れの場で詠まれた歌が1500首以上あります。奈良の地で、古代の日本が作られていく様子やこれに携わった人々の思いを追体験しましょう。

2月20日(木)友松洋之子(よしこ)さん
演題 「吉野の万葉歌~万葉集を片手に水の吉野を歩く~」
概要 今、吉野といえば桜ですが、万葉集の吉野は、吉野川流域の「水の吉野」でした。30回以上吉野を訪れた持統天皇をはじめ、多くの万葉びとが吉野を訪れ、歌を残しました。美しい吉野の山河の画像を見ながら、当時に思いを馳せます。


「令和」の時代になって、『万葉集』ブームは続いています。ぜひこの機会に『万葉集』の基礎知識を身につけてください!

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