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田中利典師の トイレの神様 「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」

2024年09月26日 | 田中利典師曰く
今日の「田中利典師曰く」は、「トイレの神様」(師のブログ 2026.10.2 付)である。トイレの神様というと、植村花菜の歌でよく知られている。「小3の頃から なぜだか おばあちゃんと暮らしてた~♪」という歌である。紅白にも出演したので、覚えている方も多いことだろう。
※トップ写真は、ウチの近隣公園の桜(コロナ渦中の2020.3.31に撮影)

しかし、本当に「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」というトイレの神様がいたということは、この記事で初めて知った。しかも金峯山寺では、この神様のお札を授けてくれるとのことである。ウチも最近、温水洗浄便座を取り替えたので、今度お参りしたときは、ぜひいただいてきたいと思う。では、以下に全文を紹介する。


この写真は、田中利典師が撮影された高岡山瑞龍寺(富山県)のトイレの神様。
レプリカなので写真撮影可だったとか。ご真言は「オン・クロダナ・ウン・ジャク」

「トイレの神様」
7月からはじめた自坊のトイレ工事は先月ようやく終了し、先月末には、トイレの神様「烏枢沙摩明王」をお祀りしている。

〈烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう、Ucchuṣma)とは、密教における明王の一尊である。「烏芻沙摩」「烏瑟娑摩」「烏枢沙摩」とも表記される。特に有名な功徳としては便所の清めがある。便所は古くから「怨霊や悪魔の出入口」と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり怨霊の侵入箇所でもあった便所を、烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えるという信仰が広まり今に伝わっている〉(Wikipedia)。



写真の札は金峯山寺がお授けしている烏枢沙摩明王であるが、この明王のお札は存外世の中には出回っていなくて、発行しているお寺や神社も極めて少ないことを最近知った。誇り塾で学んだ岡本(彰夫)塾頭の「トイレの神様」の講座である。金峯山寺では昔から授けていたので、なんとも思わなかったのであるが、調べてみると極めて希なお札であることがわかった。「うすさまネット」によると主な寺院は以下

高岡山瑞龍寺(富山県)/秋葉総本殿・可睡斎(静岡県)/金龍山・明徳寺(静岡県)/曹洞宗・海雲寺(東京都)/天台宗泰叡山・瀧泉寺(東京都)/金峯山修験本宗総本山・金峯山寺(奈良県)/我拝師山求聞持院・出釈迦寺(香川県)

トイレの神様をみなさん、大事にしましょう…。
コメント
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