今日の「田中利典師曰く」は、〈驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」…ほんまにほんま、驚いた!〉(師のブログ 2016.11.8付)。利典師のことが、綾部市を代表する人物の1人として、2016年11月発行の蒲田正樹著 『驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」~上場企業と「半農半X」が共存する魅力』(扶桑社新書)に、大きく取り上げられていたのである。
なお蒲田さんには『驚きの地方創生「木のまち・吉野の再生力」――山で祈り、森を生かし、人とつながる 』(扶桑社新書)という著作もあり、私はこの本を利典師のブログで知り、拙ブログで紹介したことがある。では、利典師のブログ記事全文を以下に紹介する。
驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」…ほんまにほんま、驚いた!
11月はじめに出版された『驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」』 を先日Amazonで取り寄せ、昨日から読み出したのだが、表題どおり、ホントに驚いた。
本書ではわがふるさと綾部が持っている大きな力――大本教(おおもときょう)、グンゼ、世界連邦都市宣言第一号の街、日東精工、半農半X、(あやべ)水源の里などなど、その魅力を余すところなく綴られているが、なにより驚いたのは74ページに至って、なんと私の名前が掲載されていたのである。予想もしなかった記述であった。その部分を以下引用する。
綾部にはそんな「大本」の思想、あすいは第二章で取り上げるグンゼ・(創業者)波多野鶴吉が洗礼を受けたキリスト教(プロテスタント)等、さまざまな宗教が共存しています。
同じキリスト教でもカトリックですが、吉川茂仁香(よしかわ・もにか)という綾部出身の修道女もいます。皇后陛下や作家の曽野綾子さん、元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんの恩師で、聖心女子大学の学長になった人です。
ほかにも――たとえば世界遺産、奈良県吉野の金峯山修験本宗(修験道)の本山、金峯山寺の宗務総長を15年務められた田中利典さんは、現在、綾部市渕垣にある林南院の住職です。ー『驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」』 (扶桑社新書) 蒲田 正樹 (著)
いやー、昨年春に金峯山寺を勇退以来、「山の行より里の行」と意気込みをもって帰郷したものの、自坊の寺門は一向に栄えず、また吉野を離れてみて、地元での無名さ、無力さをほとほと実感するこの1年半であった。この春から地元綾部のコミュニティラジオ「エフエムいかる」で、コメンテーターとして出演するようになったのも、そういう状況を少しでも打開できればと思って始めたのだが、なかなか思うような成果には繋がっていないのが正直なところ…。
そんな中、本書で私がまさか紹介されているとは思いもよらなかったのである。しかも大本さんや波多野鶴吉さん、吉川茂仁香さんなど、蒼々たる方々の記述に続いての、紹介である。恐縮至極、冷汗三斗の思いであった。
更に驚いたのはこの本書の作者蒲田正樹さんとは数年前に吉野で出会ったいたという。私は失念していたが、元参議院のドン村上正邦さんと日本のラスプーチン・元外交官の佐藤優さんが吉野で開催されていた「一滴の会」という勉強会での出会いだったらしい。一滴の会では5年間、私も講師を務めたのだが、そのときに本書の編集者田中亨氏と一緒に参加されていたという。
本書を陰で支えられた元綾部市長の四方八洲男(しかた・やすお)さんは私が綾部に帰って来て以来、なにかと応援をしていただいているが、そういうご縁や吉野での蒲田さんとの知己もあって、紹介をされたのではないだろうかと思い至ったが、それにしても、ほんとにほんと、驚いたのだった。
それはそれとして本書はまさに私がふるさと綾部に抱いていた「グローバルからローカリズムへ」の活動にふさわしい場所であることが、詳細に書かれている。聖地吉野から、ふるさと綾部に活動のスタンスが移ったいまの私にとって、大変大きな力をいただいた玉著であった。
綾部人必読の書であるとともに、地方創世の時代にふさわしい全国的におすすめ出来る一冊である。『驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」』 (扶桑社新書) 蒲田 正樹 (著)
Amazonのサイトは、こちら
なお蒲田さんには『驚きの地方創生「木のまち・吉野の再生力」――山で祈り、森を生かし、人とつながる 』(扶桑社新書)という著作もあり、私はこの本を利典師のブログで知り、拙ブログで紹介したことがある。では、利典師のブログ記事全文を以下に紹介する。
驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」…ほんまにほんま、驚いた!
11月はじめに出版された『驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」』 を先日Amazonで取り寄せ、昨日から読み出したのだが、表題どおり、ホントに驚いた。
本書ではわがふるさと綾部が持っている大きな力――大本教(おおもときょう)、グンゼ、世界連邦都市宣言第一号の街、日東精工、半農半X、(あやべ)水源の里などなど、その魅力を余すところなく綴られているが、なにより驚いたのは74ページに至って、なんと私の名前が掲載されていたのである。予想もしなかった記述であった。その部分を以下引用する。
綾部にはそんな「大本」の思想、あすいは第二章で取り上げるグンゼ・(創業者)波多野鶴吉が洗礼を受けたキリスト教(プロテスタント)等、さまざまな宗教が共存しています。
同じキリスト教でもカトリックですが、吉川茂仁香(よしかわ・もにか)という綾部出身の修道女もいます。皇后陛下や作家の曽野綾子さん、元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんの恩師で、聖心女子大学の学長になった人です。
ほかにも――たとえば世界遺産、奈良県吉野の金峯山修験本宗(修験道)の本山、金峯山寺の宗務総長を15年務められた田中利典さんは、現在、綾部市渕垣にある林南院の住職です。ー『驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」』 (扶桑社新書) 蒲田 正樹 (著)
いやー、昨年春に金峯山寺を勇退以来、「山の行より里の行」と意気込みをもって帰郷したものの、自坊の寺門は一向に栄えず、また吉野を離れてみて、地元での無名さ、無力さをほとほと実感するこの1年半であった。この春から地元綾部のコミュニティラジオ「エフエムいかる」で、コメンテーターとして出演するようになったのも、そういう状況を少しでも打開できればと思って始めたのだが、なかなか思うような成果には繋がっていないのが正直なところ…。
そんな中、本書で私がまさか紹介されているとは思いもよらなかったのである。しかも大本さんや波多野鶴吉さん、吉川茂仁香さんなど、蒼々たる方々の記述に続いての、紹介である。恐縮至極、冷汗三斗の思いであった。
更に驚いたのはこの本書の作者蒲田正樹さんとは数年前に吉野で出会ったいたという。私は失念していたが、元参議院のドン村上正邦さんと日本のラスプーチン・元外交官の佐藤優さんが吉野で開催されていた「一滴の会」という勉強会での出会いだったらしい。一滴の会では5年間、私も講師を務めたのだが、そのときに本書の編集者田中亨氏と一緒に参加されていたという。
本書を陰で支えられた元綾部市長の四方八洲男(しかた・やすお)さんは私が綾部に帰って来て以来、なにかと応援をしていただいているが、そういうご縁や吉野での蒲田さんとの知己もあって、紹介をされたのではないだろうかと思い至ったが、それにしても、ほんとにほんと、驚いたのだった。
それはそれとして本書はまさに私がふるさと綾部に抱いていた「グローバルからローカリズムへ」の活動にふさわしい場所であることが、詳細に書かれている。聖地吉野から、ふるさと綾部に活動のスタンスが移ったいまの私にとって、大変大きな力をいただいた玉著であった。
綾部人必読の書であるとともに、地方創世の時代にふさわしい全国的におすすめ出来る一冊である。『驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」』 (扶桑社新書) 蒲田 正樹 (著)
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