本年(2020年)12月6日(日)、奈良市観光センター(奈良市中部公民館と同じ建物内)の「NARANICLE多目的スペース」で、こんな講演会がある。NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が毎月1回開催している歴史講座「奈良の語り部講座」だ。講師は岡田充弘(あつひろ)さん。参加費は500円で、要申し込み(メール:order@narashikanko.or.jp または FAX:0742-22-5200)。チラシによると、
12月6日(日)
古代律令国家への確かな道のり
~白村江(はくそんこう)の戦いと壬申(じんしん)の乱からの国づくり~
講師:岡田充弘さん
白村江での敗戦という国家の存亡にかかわる衝撃。唐がわが国を攻撃してくるのではないかと緊張に包まれるなかで、壬申の乱を乗り越えて古代の律令国家が形づくられました。現代の東アジア情勢と重ね合わせながら、先人の英知に思いを寄せつつ、日本の歩むべき道を一緒に考えてみましょう。
来年1月以降のラインナップも決まっている。来年はすべて第3日曜日だ。
1月17日(日)
郷愁と永遠の「大和路」
~写真家・入江泰吉の作品と生涯~
講師:池川愼一さん
大和の風景と寺社、仏像などを撮影してめざましい業績をあげた入江泰吉。郷土の懐かしい風物を記録にとどめるとともに、独自の視点から「大和路」のイメージを創造し、定着させました。奈良を愛した不世出の写真家の作品と生涯を振り返ります。
2月21日(日)
森鴎外の奈良時代
~帝室博物館総長と正倉院~
講師:石田一雄さん
森鴎外は晩年、帝室博物館(当時東京・京都・奈良の国立博物館は一つの組織)の総長として、毎年正倉院の開封時期に奈良を訪れていました。雨が降ると扉が閉じられるのでので、その間は精力的に周辺の寺社を巡っていました。そのとき詠んだ和歌「奈良五十首」を含め、当時の様子をご紹介します。
3月21日(日)
懐風藻(かいふうそう)から歴史を見る
~魅力満載、雄渾(ゆうこん)な韻文(いんぶん)の響き~
講師:徳南毅一(とくなんきいち)さん
懐風藻は万葉集に先立って編集された我が国初めての文学作品です。文字のなかった日本人は初めて漢詩で自己の思いを表現しました。懐風藻を通じて日本書紀に登場する歴史上の人物の生の声を聞くことができます。漢詩をやさしく解説し、古代の歴史ドラマをお話しします。
わずかワンコイン500円で聞ける歴史講座、たくさんのお申し込みをお待ちしています!
12月6日(日)
古代律令国家への確かな道のり
~白村江(はくそんこう)の戦いと壬申(じんしん)の乱からの国づくり~
講師:岡田充弘さん
白村江での敗戦という国家の存亡にかかわる衝撃。唐がわが国を攻撃してくるのではないかと緊張に包まれるなかで、壬申の乱を乗り越えて古代の律令国家が形づくられました。現代の東アジア情勢と重ね合わせながら、先人の英知に思いを寄せつつ、日本の歩むべき道を一緒に考えてみましょう。
来年1月以降のラインナップも決まっている。来年はすべて第3日曜日だ。
1月17日(日)
郷愁と永遠の「大和路」
~写真家・入江泰吉の作品と生涯~
講師:池川愼一さん
大和の風景と寺社、仏像などを撮影してめざましい業績をあげた入江泰吉。郷土の懐かしい風物を記録にとどめるとともに、独自の視点から「大和路」のイメージを創造し、定着させました。奈良を愛した不世出の写真家の作品と生涯を振り返ります。
2月21日(日)
森鴎外の奈良時代
~帝室博物館総長と正倉院~
講師:石田一雄さん
森鴎外は晩年、帝室博物館(当時東京・京都・奈良の国立博物館は一つの組織)の総長として、毎年正倉院の開封時期に奈良を訪れていました。雨が降ると扉が閉じられるのでので、その間は精力的に周辺の寺社を巡っていました。そのとき詠んだ和歌「奈良五十首」を含め、当時の様子をご紹介します。
3月21日(日)
懐風藻(かいふうそう)から歴史を見る
~魅力満載、雄渾(ゆうこん)な韻文(いんぶん)の響き~
講師:徳南毅一(とくなんきいち)さん
懐風藻は万葉集に先立って編集された我が国初めての文学作品です。文字のなかった日本人は初めて漢詩で自己の思いを表現しました。懐風藻を通じて日本書紀に登場する歴史上の人物の生の声を聞くことができます。漢詩をやさしく解説し、古代の歴史ドラマをお話しします。
わずかワンコイン500円で聞ける歴史講座、たくさんのお申し込みをお待ちしています!
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