tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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TEAM奈良漬セミナー

2008年03月13日 | 奈良にこだわる
「TEAM奈良漬セミナー」とは洒落たネーミングだが、県庁の職員さんたちが行っている自主的な勉強会の名前である。仕事が終わった後、有志が集まって庁外の人たちの話を聞くという趣旨だ。

第1回の講師は永田潤子さん(大阪市立大・大学院准教授)だった。26歳にして海上保安庁で最年少・女性初の巡視船船長になった人だ。
※永田さんのホームページ
http://junko-nagata.com/pro.html

その第2回セミナーが3/11(火)午後6時から「共済会館やまと」で行われたのだが、どういうわけか私を講師に招いて下さった。講演タイトルには「『奈良』を興す~奈良に根ざした熱い思い~」云々とある。ブログで書いていることや会社での仕事を通じて、奈良に寄せる思いや奈良の振興・活性化についての話を、とのご注文だったので、お引き受けした。

当日の会場には若手を中心に、県職員や、研修に来られている市町村職員の計30人近い方が集まっておられた。仕事を終えてお疲れのところ、たくさんの方に来ていただいて恐縮至極である。

60分の話と15分の質疑応答、ということだったので、まずはPowerPointを使ってお話をした。34枚のスライドを使い、「奈良のうまいもの」づくり委員をさせていただいていることやブログのPRに始まり、仕事で取り組んでいる地域密着活動のことや「こうすれば奈良が元気になる」という提案をさせていただいた。

締めの部分では「うまくいかないことを『県民性』のせいにしないように」「もっとPR上手になろう」「地元のことをよく知ろう」ということをお話しした。

質問もたくさんいただいた。「県のホームページに、不満な点はありますか?」「(若い人がもっと)地元に関心を持つような工夫はありますか?」「民間の方に提案をお持ちする際、どうすれば関心を持ってもらえますか?」などの質問で、熱心に仕事に取り組んでおられる様子がうかがえるものばかりだった(「県のHPは検索機能が不十分」とお答えしたが、3/1から改善されていたので、これは訂正)。

セミナーのあとは、大仏プリンで有名な「パスタ&スイーツ Season」で懇親会。セミナーの話の続きや、参加者の方との名刺交換もさせていただき、時間がたつのを忘れるほど楽しいひとときだった。なお次回の講師は地元紙の記者だそうだ。私の知人なので、ぜひ聞かせていただきたいと思っている(ご本人の許可があれば)。

当日は参加者にアンケートもされたそうで、感想の一部を聞かせてもらった。心配していたのだが、「民間と行政のスタンスの違いがよく分かった」「PRをもっと勉強しようと思った」「行政という枠組みを超えて、個人としても情報発信しなければいけないと感じた」「地元のことを案外知らないと気づかされた」など、好意的な声が多くてホッとした。

お世話いただいたTさん、Hさん、仲介の労をとっていただいたOさん、興味深いお話を聞かせていただいた県政アドバイザーのYさんOさん、そして拙い話に耳を傾けていただいた参加者の皆さん、有り難うございました。

※写真は当日のセミナー会場。中盤、プリントを配布している間に早業で撮ったもの。

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