めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

寒露には

2007-10-08 | 二十四節気
ついこないだ秋分を迎えたばかりのような気がしますが、明日からは次の時節である「寒露」に入ります。

更に気温が下がり、“涼しさ”よりも“寒さ”を感じるように

今日は雨  まさに「一雨ごとに寒くなる」ですね。


この時期に見られる自然現象は、「雁の飛来」「菊の開花」等があります。もう1つ挙げられているのが「すずめが海に入りて貝となる」です。

?????ですね。これは、寒くなり雀等の鳥が姿を消す頃、海辺に沢山貝が見られ、その貝の模様がすずめにソックリだった事から「雀が貝に姿を変えたのだ」と昔の人が考えたようです。

この貝はアサリでしょうか? 春と秋が旬だと言いますからね。


秋全般を通してそうですが、気をつけたいのは“陰の消耗を防ぐ・陰を守る”と言う事です。“春夏は養陽、秋冬は養陰”と言いますけど、陰は補いにくいものなのです。

陽はパワー、エネルギーのような形の無いもの。でも陰は物質的な形のあるものなので補うには時間がかかるのです。だからできるだけ大事に

だから今の時期は陰を消耗しやすい辛味(発散作用がある)のものは控えるべきなのです。 唐辛子、生姜、葱、大蒜、、、等は摂り過ぎないように注意特に肌や咽の乾燥を感じる人は控えましょう

そして酸味(引きしめ作用がある)のものを多く取り入れると秋に旬を迎える果物には酸味のものが沢山あります。積極的に食べたいですね


古人は「秋の乾燥は胡麻で潤すとよい」とおっしゃっているそうです。

胡麻の他には米、もち米、蜂蜜、乳製品 が穏やかに潤す作用を持っているのでこの時期にオススメの食材



私は最近ウォーキングをすると下腹部の下垂感&痛みを感じるようになってしまいました

運動も大事ですが、自分の体と相談して適度な頻度&運動量を把握していないと体力増強どころか、逆に体に負担をかけて傷めてしまう事になるので気をつけないといけませんね。 

他人や平均値、標準値と比べるのではなく、自分の体に合った生活を心がけたいです







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