めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

黒豆の枝豆で“黒(冬)”の準備?

2007-10-24 | 薬膳&食療(野菜)
昨日はウレシイ荷物が届きました

毎年この時期はコレを待っているのですが、今年はやや遅め。「まだかな~まだかな~」とソワソワ

「もう少し早くから出回っているけど十分熟した方が美味しいから遅くなりました」というメモが添えてあり、その心遣いにホロッとしつつ期待は更に高まります。

私はわざわざ取り寄せたりするのはあまり好まないのですが、コレだけは別!数年前に知人からオススメされてその美味しさに 

知人も毎年賞味しているそうで、ついでに我が家にも送ってくださいます。だから毎年感謝していただいているのです。

それにしても“ぷっくり”丸々と大きい!

金時豆よりもずっとずっと大きい!

大黒柱サマは出張からこの枝豆を楽しみに帰って来ました。夜10時を過ぎていたけど私も枝豆だけは食べずに待っていて、茹でたてを一緒にいただきました。

美味しい~

次から次へと争うように食べ、あっという間にザルは空に。


鮮度が命なので今日もう一度茹でて食べて、あとは何か工夫して美味しく食べれるようにしようと思っています 皮を剥くのが大変だけどご飯に炊き込んで“枝豆ご飯”にしても美味しいんです



黒豆といえば代表的な黒色食材。黒は冬の色。冬に食べたい食材には黒色のものが多いのです。大豆と枝豆が微妙に食性が異なるように、黒豆とその枝豆も少し食性は異なると思います。

でもマッタク違うわけではないので、今の秋から冬へ向かう時期に食べるにはちょうどいいかもしれませんね。

そんな黒豆、私が持っている食材辞典の記載によると

味は甘、性は平。煮汁を飲めば邪毒を消す事が出来る。浮腫みを解消し、胃の熱毒を消し、お血(血行が悪く正常に機能しなくなった血)を取り除く、五臓の内寒(体内で生じた寒)を散らす。

、、皮膚を潤し抗衰老効果がある。塩を入れて煮ると腎を補える。


となっています。塩は腎への“運びやさん”として働いてくれるので「抗衰老(つまりアンチエイジング)」効果を期待する人は甘く煮ないで薄い塩味で煮て食べると良いです。味付けを薄くしておけば煮汁も飲めて

  「腎」は人間の成長と老化に大きく関わる臓器です



黒豆も肌を補う効果があるようですが、若い枝豆はビタミン類が多く含まれているのでもっと肌に良いかもしれませんね

乾燥が気になるこの季節、旬を先取りするよりも潤い効果のある梨等の秋の果物を今のうちにしっかり食べておこうと思います。

辛味の食材(唐辛子、スパイス類、葱、生姜、ニンニク等)はもう少しの間ガマンガマン

私は美容にはあまり興味は無いのですが(色気より食い気)、“肌の問題は内部の問題が外へ表現されている”という事なので、肌の状態も時々チェックするようにしています。

つ・ま・りっ 健康に気をつけているだけで美容効果もあるのですよ~



コメント
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