エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

新潟の自然科学館へ

2008-04-21 | 旅行

 孫たちとの約束で2年ぶりに新潟の自然科学館へ行った。目的は恐竜のショウとロボットのゴマちゃんだ。
 ロボットは模様替えされていて白くて愛らしいアザラシのゴマちゃんはいなかった。変わっていたのが学習型ロボット恐竜の「プレオ」とコミュニケーションロボットのネコ「ニャーミー」。武琉君、萌香ちゃんはそれぞれをかわいいと言って抱いて遊んだ。恐竜のショウは2年前と同じだったが、武琉君は事前に学習が進み、さらに充実した視聴となったようだ。

初めてプラネタリュウムを見せた。そろそろ天体にも関心を持たせたいと思っていた。
春の星座の紹介と月周回衛星「かぐや」の役割などを学んだ。5才半、4才には少し早いが40分の上映を飽きることなく見ることができた。

 約2時間の見学だった。二人とも飽きるどころかいろいろな展示に興味を示し、自主的に学んでいた。展示は「自然の科学」「生活の科学」「不思議の広場」「新潟県の移り変わり」の4分野に分けられ、パンフレットの施設紹介に「見て、触れて、操作して学びながら科学に対する興味が湧くように転じ設計された本格的な酸化体験型の総合科学館」とあるとおり、バランスが取れた素晴らしい教育施設だ。
 
 気になることがあった。自然科学のブナ林コーナーでのチョウの標本があまりに古く、自分の所蔵しているチョウを提供したいと思った。ミドリシジミ類やヒオドシチョウ、キマダラヒカゲやクロヒカゲなどが展示されていたが、いずれも色があせて実際とは全く違う。子どもたちにはきちんとした実物を見せなければならないのにとても残念に思えた。

 お昼は準備していった昼食を海岸の砂浜で取った。孫たちは食事もそこそこに、寄せ来る波と実に楽しく遊んだ。武琉君は波を避けようとして転んでズボンを濡らしてしまった。

帰路、新潟ふるさと村へ寄った。丁度、満開のチューリップ畑が壮観だった。多少冷たい風に当たりながら、震えながらソフトクリームを食べた。

いい天気に恵まれた日帰り小旅行は孫たちにとって素晴らしい体験となったに違いない。毎年一度は孫たちを連れて自然科学館の見学をしたいと思っている。