【ドウダンツツジに産卵するコツバメ】
鈴なりに花を付けたドウダンツツジについたカマキリの卵の様子を観察していた。
テントウムシが朝日に当たり、じっと気温の上がるのを待っている。その向こうに黒いものが動いていた。それは、開き始めた新芽にくるくる回るコツバメだった。新芽のまわりをゆっくり回ってお尻を付けて産卵していた。カメラを向けシャッターを切ると、次の瞬間、電光石火飛び立って消えてしまった。一瞬の出会いであった。
庭でこれまでも産卵するチョウを撮ってきた。ユキヤナギのホシミスジ、ユズのクロアゲハ、カタバミのヤマトシジミ、カネノナルキ?のスジグロシロチョウなどだった。
孵化からそれぞれの葉を食べ、何度かの脱皮っを繰り返し、やがて殻を破って広い空に羽ばたいていく。思えば、人間が社会へ出て行く過程と変わらないではないか。
蝶になる日まで毎日楽しく観察していく楽しみは、孫の成長を見守るこころと同じだ。
我が家で生まれ、慈しみの心で見つめる虫たちが愛おしい。

【ナミテントウの交尾】
鈴なりに花を付けたドウダンツツジについたカマキリの卵の様子を観察していた。
テントウムシが朝日に当たり、じっと気温の上がるのを待っている。その向こうに黒いものが動いていた。それは、開き始めた新芽にくるくる回るコツバメだった。新芽のまわりをゆっくり回ってお尻を付けて産卵していた。カメラを向けシャッターを切ると、次の瞬間、電光石火飛び立って消えてしまった。一瞬の出会いであった。
庭でこれまでも産卵するチョウを撮ってきた。ユキヤナギのホシミスジ、ユズのクロアゲハ、カタバミのヤマトシジミ、カネノナルキ?のスジグロシロチョウなどだった。
孵化からそれぞれの葉を食べ、何度かの脱皮っを繰り返し、やがて殻を破って広い空に羽ばたいていく。思えば、人間が社会へ出て行く過程と変わらないではないか。
蝶になる日まで毎日楽しく観察していく楽しみは、孫の成長を見守るこころと同じだ。
我が家で生まれ、慈しみの心で見つめる虫たちが愛おしい。

【ナミテントウの交尾】