エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

七夕 忙しい一日 (アキアカネが羽化、ミヤマクワガタを放す、夏のチョウやトンボ) 

2010-07-07 | Weblog
    

 夕方、孫たちの帰りを待って、みんなで七夕飾りをした。
 庭先の邪魔なところに生えてきたクロチクが、おあつらえ向きに伸びて葉を広げた。
 切らないで、そのままの竹を利用した。
雨が心配だが、風もないようだし葉が乾燥するよりいい。ササの葉さらさら、ちょうど軒端に揺れる。

今朝、飼っていたヤゴが羽化した。
 木の棒によじ登って翅が輝いていた。やはりアキアカネだった。
 孫たちは歓声を上げたが、一匹は不完全で、まだお腹の部分が抜けきらず、また翅が伸び切らず小さいままだった。
 萌ちゃんが幼稚園の帰りに小川で採ってきたのが6/19(拙ブログ2010.6.20)、約3週間飼っていたことになる。
冷蔵庫に入れて保管した餌のアカムシを毎日補充しながら観察した。
 数日前に羽化に備えて木の棒を入れた。昨日はかなり大きくなったと思いながらも、まだ先かと思っていた。
水の中のヤゴが脱皮していた。多分最後の脱皮だろう。

羽化したアキアカネ


 
 ヤゴと同じころ飼い始めたミヤマクワガタを、孫たちが学校に行っている間に山へ返しにい行った。
武琉くんも十分遊んでやったり、観察もできた。話し合って山に放すことにした。
 このミヤマクワガタは、里山の夜の明かりに飛んできていたのを拾ってきたものだ。
狭い入れ物では運動不足だしかわいそうだ。
 武琉君と登校前に記念撮影をした。



 梅雨のさ中だが、このところ毎日午前中はいい天気だ。
 クワガタを近くのさ富山のクヌギの木に放した。付近のトンボの写真を撮っていたら、いつの間にか飛んで行ったようだ。
ゼリーで飼っていたからか、驚くほど力強く元気だった。



 里山で、ヒメシロチョウとトラフシジミの夏型を見た。また、オオウラギンスジヒョウモンらしき個体に出会った。
残念なことに、ヒメシロチョウの食草のツルフジバカマが、花をつけることなく刈られていた。
ほとんど移動せず、わずかに棲息しているか弱いヒメシロチョウを心配している。

 ヒメシロチョウ夏型

 トラフシジミ夏型

 オオウラギンスジヒョウモン

 オオチャバネセセリに交じってイチモンジセセリも散見できた。

 オオチャバネセセリ

 イチモンジセセリ

ノシメトンボとキイトトンボ、ハグロトンボも今季初めてだった。

 ノシメトンボ

 キイトトンボ

ハグロトンボ

 今日、庭のナツツバキが一輪開いた。また、墨田の花火も上がり始めた。
 ナツツバキ

 墨田の花火

 昨日はやはり午後から雲がわき、夕方は数時間、ゲリラ豪雨に見舞われた。
 今日もまた、夕方から強い雨と雷がなった。
 あすは、ひさしぶりに梅雨の晴れ間が広がる予報だ。
今日出会った虫ったちも、じっと木陰で雨の上がるのを待っていることだる。
 


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