エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

高郷カイギュウミュージアム

2010-07-27 | 教育を考える
          (ステラーカイギュウ骨格模型  福島民報より) 

夏の朝はけだるい。でも身体を動かすと、かえってすがすがしいものだ。
 連日強い日差しを受けている庭の緑に、たっぷりの水をやる。
 孫の飼っているトンボのヤゴをお世話する。昨日5匹目のアキアカネが羽化した。
 ヤゴも最後の一匹になった。金魚も近ずくと餌をせがんで動きが変わる。
6時20分、孫とラジオ体操へと、分刻みの夏の変わらない日課だ。
今日も暑くなりそうだ。

  
 もうじき空へ

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 日曜日、高郷カイギュウミュージアムに行った。孫の化石の勉強だ。
  1000万年~900万年前、この高郷一帯は海で、貝やサメの歯の化石が古くから産出することは知られていた。統合で空き校舎になった小学校を活用して、最近、高郷町塩坪地区から出土するステラーカイギュウ、クジラ、貝化石などを展示する施設ができた。
 
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約1000年前の地層から貴重な化石が多く採掘されてきた喜福島県多方市高郷町に17日、「喜多方市カイギュウランドたかさと」がオープンする。市が旧高郷一小校舎を活用して整備した。同町で発見されたアイヅタカサトカイギュウや学術的に貴重なクジラの化石などを展示する。
 「カイギュウランドたかさと」は3区画に分かれている。
 1階の体験学習区画は、教室が化石展示室に生まれ変わった。古い海の時代から連続的に重なる喜多方市西部特有の地層や、約1000万年~約800万年前に「会津最後の海」が広がっていたことを物語る貝化石、国内で数例しか発掘されていないナガスクジラ、世界で1頭しか確認されていない県天然記念物アイヅタカサトカイギュウの頭骨などが並ぶ。石を自分で掘って化石を探せる体験コーナーもある。 (福島民報より)
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小学校4年のころ、ハンマーを打ち降ろして化石を探した思い出が残っている。
そのうち、孫にも同じような体験をさせてやりたいと思っている。
 帰りに「ふれあいランド高郷」でゆっくり温泉につかった。草むらに今年初めて
のジャノメチョウをみた。少し秋の気配を感じた。
こうして時が流れていく。

  ジャノメチョウ