【ブドウトリバ】
すっかり寒くなった庭に開き始めた白い小菊に、蛾らしきものが止まっていた。
足にはとげのようなものが付いている。意外と敏速で葉を揺らすと素早く飛んだ。
探したら、別の菊の花にも数匹止まっていた。あまり見なかった蛾だ。
調べると、ブドウトリバらしい。
ブドウトリバは名のごとく、幼虫はノブドウ、ヤブガラシなどのブドウ科の植物の葉や果実を食べる。
ブドウ園にも発生し、幼果を食べてしまう害虫として知られているらしい。
もう大分寒くなったが、成虫で越冬するという。
トリバガ(鳥羽蛾)科の仲間は56種が知られている。
飛行機のような形で止まっているが、後翅は前翅の下に隠されていて、トゲの出た後脚を後方に一直線に伸ばしていた。
それにしても変わっているが、足のトゲのような分岐も擬態なのだろうか。
この蛾もそうだが、夏には不思議なセグロベニトゲアシガや、クサカゲロウの幼虫にであった。
セグロベニトゲアシガはゴイシシジミの散乱を観察中にササ藪に初めて見つけた。
(参) 拙ブログ:「セグロベニトゲアシガ」(2010-08-11 )
【セグロベニトゲアシガ】
また、クサカゲロウの幼虫は、ある日、写真と共に恩師から尋ねられた虫だった。
「山椒に生みつけられたアゲハの卵に2本の牙を底部に差し込んで吸っている奇妙な虫は何だろうか。」と。
体長2~3mmで蓑虫のようにいろいろなものを背中に背負っているという。
足は6本、2本の牙の下に2本の口吻、牙のすぐ上に触角が生えている怪虫Xの写真を見たとき、ハンミョウを思い出した。
【クサカゲロウの幼虫】
これは何なのか、皆目分からずに「日本自然科学写真協会」の画像掲示板に尋ねてわかった。
見たこともないアゲハの天敵だったのだ。
世の中にはわからない虫など5万といる。まさに不思議の世界だ。
すっかり寒くなった庭に開き始めた白い小菊に、蛾らしきものが止まっていた。
足にはとげのようなものが付いている。意外と敏速で葉を揺らすと素早く飛んだ。
探したら、別の菊の花にも数匹止まっていた。あまり見なかった蛾だ。
調べると、ブドウトリバらしい。
ブドウトリバは名のごとく、幼虫はノブドウ、ヤブガラシなどのブドウ科の植物の葉や果実を食べる。
ブドウ園にも発生し、幼果を食べてしまう害虫として知られているらしい。
もう大分寒くなったが、成虫で越冬するという。
トリバガ(鳥羽蛾)科の仲間は56種が知られている。
飛行機のような形で止まっているが、後翅は前翅の下に隠されていて、トゲの出た後脚を後方に一直線に伸ばしていた。
それにしても変わっているが、足のトゲのような分岐も擬態なのだろうか。
この蛾もそうだが、夏には不思議なセグロベニトゲアシガや、クサカゲロウの幼虫にであった。
セグロベニトゲアシガはゴイシシジミの散乱を観察中にササ藪に初めて見つけた。
(参) 拙ブログ:「セグロベニトゲアシガ」(2010-08-11 )
【セグロベニトゲアシガ】
また、クサカゲロウの幼虫は、ある日、写真と共に恩師から尋ねられた虫だった。
「山椒に生みつけられたアゲハの卵に2本の牙を底部に差し込んで吸っている奇妙な虫は何だろうか。」と。
体長2~3mmで蓑虫のようにいろいろなものを背中に背負っているという。
足は6本、2本の牙の下に2本の口吻、牙のすぐ上に触角が生えている怪虫Xの写真を見たとき、ハンミョウを思い出した。
【クサカゲロウの幼虫】
これは何なのか、皆目分からずに「日本自然科学写真協会」の画像掲示板に尋ねてわかった。
見たこともないアゲハの天敵だったのだ。
世の中にはわからない虫など5万といる。まさに不思議の世界だ。