昨日の午前中、前日から降り続いた雨が上がったので、近間の里山を巡った。
羽化したばかりのミヤマサナエが、秋風を思わせる風に揺れていた。
天気のせいもあってか、イトトンボは少なかったが、キイトトンボを初見した。
キイトトンボ
クロイトトンボが連結して産卵していた。
また、ショウジョウトンボは単独で産卵を繰り返していた。
♂
シオヤトンボが姿を消して、シオカラトンボが多くなった。
シオカラ♂
湿った農道には、オオチャバネセセリが飛び交い、コムラサキ、ウラギンスジヒョウモン、ルリシジミなどが吸水に来ていた。
様子をうかがうように,暗い金属色のエゾトンボが上空を舞っていた。
農道脇のきれいなノアザミの花には、キアゲハ、ウラギンヒョウモン、オオチャバネセセリが入れ替わり立ち替わり止まった。
曇天だが、モンシロチョウ、スジュグロシロチョウがヒメジョオンに集まっていた。
オオチャバネセセリ
ほかに、シータテハ、イチモンジチョウに出会った。
コムラサキは活発に飛び交い、ヤナギの葉に止まって産卵しているのが見えた。
じっと吸水するあの紫の発光麟が懐かしかった。角度を変え、美しく光る紫色を撮った。
突然、ミズイロオナガシジミが上から落ちてきた。
今シーズン初めて会ったチョウ、トンボ、続々夏のチョウガ出てきた。
今日も雨降りだが明日はいいようだ。 梅雨明けが待たれる。