坂村真民の詩「一心」を思い出す。
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限りある命だから
蝉もこおろぎも
一心に
鳴いているのだ
あんなに
一心に
咲いているのだ
わたしも
一心に
生きねばならぬ
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今日もいのちの営みを見つめた。
チョウ、トンボ、虫たち、草花・・・みんな精一杯に生きている。
オオムラサキを心配して、例年何頭かに会える林を訪ねた。
大きなミズナラの根元にアオカナブンやルリタテハと一緒に食事中だった。なかなか羽を開いてくれなかったが、♂1頭の雄姿を記録に残した。
カブトムシは未だ来ていない、これから続々夏の虫たちが生まれてくるだろう。
季節は間違いなく巡ってきた。そして新しい世代のいのちが生まれている。
・キマワリ ・朽ち木にナガゴマフカミキリ ・クスベニカミキリ? ・シロコブゾウムシ
【トンボたち】
・オオシオカラトンボ ♂ ・オオシオカラトンボ ♀ ・アオイトトンボ
・ハラビロトンボ ♂成熟
・大分傷んだ春のトンボ ヨツボシトンボ ・ショウジョウトンボ ・キトンボ
・いつも目が覚める美しさ アマゴイルリトンボ
モートンイトトンボ 成熟♀ 未成熟♂
今日もいろいろなチョウに出会いました。
・羽化したばかりのミドリヒョウモン ・夏型になったベニシジミ シロツメクサにツバメシジミ♀
・ウラギンヒョウモンの交尾 オカトラノオにオオチャバネセセリ ・ウラギンスジヒョウモンも
・鮮やかなヒオドシチョウ ・ほぼ正常な斑紋のヒメシジミ♀ ・スジグロシロチョウ
・オモダカの白い花が開いた ・ノアザミも種を飛ばし始めた ・クララ ああ、オオルリシジミを思い出す
真民のもう一つの詩「二度とない人生だから」
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二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛を
そそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳を
かたむけてゆこう
二度とない人生だから
一匹のこおろぎでも
ふみころさないように
こころしてゆこう
どんなにか
よろこぶことだろう
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今日も、生きとし生けるものから大切なものを学ばせてもらった。