梅雨らしい雨降りが続いた。
久々の晴れ間に、ヒメシロチョウの第2化を見に出かけた。
想像していたD地域ではまだ見られなかったが、G地点で2頭を確認できた。
相変わらず弱々しい彼女、じっくり食草ツルフジバカマを確かめて、葉裏に産卵した。
絶滅危惧Ⅰ類になってしまった貴重なチョウ、会津の里山に細々と棲息している。
あらためて、いつまでも生息できる環境を保全しなければならないと思った。
産卵中
D地点手前のミズナラの樹液にオオムラサキとルリタテハが来ていた。
クワガタ、カナブンが来ていたが、ひところの賑わいはない。カブトムシはまだ。
まだ陽が高いのに、ヒグラシの声がが静けさに響いた。G地点ではまだつぼみだった林の百合がもう開いていた。
・ノシメトンボが多い。ハラビロトンボも各成熟度合いの個体が見られた。
・ツバメシジミ♂
・スジグロチャバネセセリも出始めた。いまだにヘリグロとの区別が難しい。
・オニヤンマ ・メスグロヒョウモン♂ ・キイチゴに似たヒメコウゾの実
・結構見つかるヒグラシの抜け殻 ・オオシオカラトンボのブルーがきれいだ。
・トリアシショウマにオオウラギンスジヒョウモン
・ヤブカンゾウが盛りを迎えた。 ・ギンヤンマのホバリングをパチリ
マイコアカネも出始めた。
帰りにトンボ池を覗くと、なんと、ほぼ満杯状態に水が増えていた。
役所にお願いしたあと、地下水を注入したのか、数日の豪雨で満ちたかは分からないが、胸をなで下ろした。
しかし、夕方のせいかほとんどトンボを見なかった。また、日中訪ねてみたい。
また変わらぬコースでいつもの仲間と会った。
飽きることなくいつも同じいのちを見つめ、満足して帰る。
健康だからこそできる繰り返しの日々、これ以上の幸せはない。